『第17回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)』 決勝 共同インタビュー
配信日:7月7日
7月8日(火) 11R 決勝 (発走予定 16:30)
【1】手島 慶介(群馬・75期)
体調はいいですね。今までと違って、年齢的には衰えてきたんですけど、良い感じで走れていると思います。明日は悩みました。準決勝は平原の三番手だったんですけど、明日どうなるか分からないです。コメントしづらいんですけど、決勝戦ですからね。まずは平原の後ろからなんですけど、レースなのでどうなるか分からない。競輪道には反してしまうかもしれないんですけど、平原の番手に行っちゃうかも知れないし、平原が浮いちゃうようなら別のラインの番手に行っちゃうかもしれないです。地元だし、特別の決勝はあと何度乗れるか分からないですから。平原とは普段から仲が良いので本当にコメントしづらいですね。だからといって番手にこだわっても優勝は難しいと思うので、勝てる競走をしたいです。だからといって平原のところに追い上げたりということはしないと思いますけど。とにかく明日は(タイトルを)獲りたいです。
【2】渡部 哲男(愛媛・84期)
久しぶりの決勝ですね。展開上、自力を出せていないのは気になりますけど、それでも結果を残せているので悪くはないと思います。ドームは軽いので好きなんですけど、そういう前向きな気持ちが良い結果に繋がっているのかなと思います。脚は悪くないと思います。明日は一人になりそうなので気楽に走りたい。北日本をすんなり並ばせても面白くないし、その辺はよく考えて走りたいと思います。流れに応じて何でもしていきます。
【3】山崎 芳仁(福島・88期)
初日は失敗しましたが、二日目、三日目と力を出し切れているので満足しています。333バンクは苦手ですけど、力を出し切れているおかげで何とか残れています。明日は新田君の番手で頑張りたいと思います。付くのは初めてですね。飛び付かれる可能性もあるけど、死守していきたい。今まで何度も攻め込まれているし、対処していかないと。競られるのは覚悟の上、しょうがないですね。
【4】成田 和也(福島・88期)
初日は良くて、二日目は少し重かったんですけど、今日は良い状態で臨めました。今日は山崎君がリラックスして走っていたので、後ろでそれを見ながら僕もリラックスできました。明日は福島の4番手です。自分も動けるんですけど、他の3人にはお世話になってますし、しっかり固めます。自力を考えるのは最悪の場合だけです。
【5】平原 康多(埼玉・87期)
二日間、レースに参加できてなかったのでどうなるかと思ったんですけど、その反省を生かして今日は走れました。まくりでも早めに行こうと思っていましたが、ライン三人で決まって良かったですね。脚は日に日に良くなっていると思います。昨日も(福島勢の結束に)やられちゃったので、決勝も同じじゃつまらないし、明日は勝つ競走をしたいとおもいます。自力を基本に勝てるように頑張ります。
【6】小橋 正義(新潟・59期)
連日難しいメンバーでしたが、目標がないときはそれなりに何とかできるようにとやってきたことが、体調とうまくかみ合って今回はこういう形で決勝に乗れたんだと思います。新田康仁くんに踏み勝ってるし、車は出ていると思います。親王牌は相性が良いですが、殿下の大会なんで、どうにかお会いしたいという気持ちで走っているのが良い結果に繋がっているんでしょう。明日もまた難しいんですが、関東四番手じゃ自分は面白くないし、こういう舞台で何かできたらと思っています。悔いが残らないように走りたい。二次予選、準決勝と自分なりに体が動いているので、明日もそういう展開になれば面白い。道中の位置はスタートしてみてから決めようと思ってます。一度くらいチャンスはあると思うので、それを見逃さないように。最終的に勝てる位置にいられればいいですね。
【7】岡部 芳幸(福島・66期)
僕は何も言ってないので、新田(祐大)君がうまく立ち回ってくれた。連日、目標がいてのレースなんですけど、以前に比べればソツなくって言うか集中して走れてると思います。(連勝で勝ち上がってるし)調子は悪くないですね。明日、僕は三番手で、山崎君の後ろで頑張ります。(G1の決勝は)久しぶりですね、お待たせしました。去年も北日本は4人で、僕は4番手を回りましたね。明日は新田も頑張ると言ってくれたし、これからは山崎が核となって並ばなきゃいけないと思うので、明日はその後ろを死守して、その上で4コーナーから考えます。
【8】飯嶋 則之(栃木・81期)
今回はあまり千切れることもなく、レースになっているので状態はまずまずだと思います。今日の準決勝で自分の気持ちを前面に出して番手を主張したので、それで良い流れになったと思っています。正直、最終ホームぐらいからきつかったんですけど、番手を主張した以上は絶対に離れないという気持ちで頑張りました。実際は少し離れちゃったんですけど、気力で頑張りました。明日は準決勝と同じく平原君の番手を主張して頑張らせてもらおうと思っています。
【9】新田 祐大(福島・90期)
初めてのG1決勝ですが、ここまで来られるとは思ってませんでした。初日は特選だったので、これで途中で帰郷させられることなく4日間走れると思っていたんです。初日に勝ち上がって準決勝に行けることが決まった時に、あとは自分の力を出し切ることだけを考えれば運も付いてくるかなとおもったら、ここまで来られた感じです。駆けた場所は昨日と今日で違うんですが、脚の感触は悪くないと思います。明日は福島4人ですが、僕は一番前で頑張ります。山崎さん、岡部さん、成田さんが力を出し切れるように。皆さんからも、僕が力を出し切ってくれれば結果は付いてくると言われました。敵も強いですけど、力を出し切れれば運も付いてくる。できれば優勝も狙いたいですね。常に先行基本で考えているんですけど、自分も名前を売るチャンスだと思っているので、とにかく出し切りたいと思います。
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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