『第18回寛仁親王牌（GI）』 ローズカップ 共同インタビュー
配信日：7月4日
7月5日（日） 12R （発走予定16時25分）
【1】武田豊樹（茨城・88期）
今日はああいう展開になったので、気持ちよく番手まくりにいきました。神山さんと（ワン・ツーを）決めるレースができました。なかなか番手まくりも決まり辛いですしね、でもまあ脚は楽だったですね。平原君と前受けして押さえに来ない展開になって、突っ張って駆けた感じだったので（平原は）苦しそうでした。小林君が前で頑張るって言ったんですけど、明日は自分が前で走りたいので僕が前で走ります。
【2】伏見俊昭（福島・75期）
今日は前に任せてたんで三番手だったんですけど、ああいう展開になるとは思わなかったですね。山崎（芳仁）を付けているので、新田は行くのかなと思っていたんですけど。まあ、これで東王座から数えて4度目、スカしてますから（笑）。僕は4着で（ローズカップに）乗れたけど、山崎君は漏れてしまったので可愛そうですね。武田さんも構えてたし、これはちょっと厳しいなと。山崎君も車間を空けていれば面白かったかなと思ったんですけど、新田が止まったらすかさず（まくる）って感じが良かったと思うけど、山崎君もピッタリ新田に付いてたんで、これはスピードが合って行けないと思って、僕はバックで切り替える感じで行ったんですけど。ちょっと危ないシーンがあって伸びを欠きました。最低5着ってのがあったので、山崎も5着以内に入っていれば、今夜は新田も寝られると思うんですけど。僕だったら寝られないですね（笑）。明日は（新田が）行ってくれると思いますけど、永井とかがいますんでね。2車だしそこは良く考えていきます。
【3】永井清史（岐阜・88期）
来る前から調子が良かったので、今日は落ち着いて駆けられました。（後ろが）併走していて、中川（誠一郎）さんも内にいたんで落ち着いていけました。周回中から軽くて感じは良かったです。四日間、先行するつもりできたのでワン・ツーが決まって良かったです。明日は2車になるし、皆強いので負けないように頑張りたいと思います。
【4】金子貴志（愛知・75期）
今日は併走になってしまったけど、永井のダッシュに離れないように集中していました。最初、ホームでは誰か粘るなと思っていたけど、あんなに早く粘ってくるとは予想していなかった。3車併走になったのが返って良かったんだと思います。緊張しました。踏んだ感じは軽かったですね。明日も永井に任せます。
【5】神山雄一郎（栃木・61期）
今日走ってみて、（調子は）あと一歩という感じでした。踏み応えが今ひとつでした。今日は恵まれて上にあがれたんでツイてたなと。あれ（武田の番手まくり）を抜くのは大変ですけど、もう少し踏み応えがあればいいなと。少しずつ戻していければと思います。明日は武田の後ろで、（小林）大介が三番手を固める並びになりました。
【6】小林大介（群馬・79期）
今日は前に松田（優一）がいたんで、追い込みだったんで、突っ込めるとこがあったら突っ込もうという気持ちでいました。上がりタイム（11.0）が良かったんで（調子は）良いと思います。G1の準決勝は久しぶりなので、（今日の1着は）大きいですね。明日は武田さん、神山さんの三番手で。
【7】渡邉晴智（静岡・73期）
不利な位置だったけど、よく5着まできたなという感じですね。追走だけで脚が一杯でしたし、最後は惰性だけでした。海老根も（ローズカップに）乗れたし、この着はかなりデカいですね。明日も海老根君へ。石橋の親父のためにも頑張りたいですね。
【8】新田祐大（福島・90期）
今日は北津留（翼）君をけん制する感じで後ろから押さえてという組み立てだったんですけど、ちょっと早めくらいに押さえる感じでいたんですけど、もしかしたら（北津留が）下がるかもと思っていたけど、それ以前に平原（康多）さんが駆けてしまっていたのが予想外でした。ホームでまくりに行ったつもりだったんですけど、武田さんの番手まくりもあって全然車が出なくて不発に終わってしまいました。結果は3着に入ったんですけど、全然自分の役目を果たせなかったし、山崎さんもローズカップに乗れなかったので反省しています。明日は伏見さんに貢献できるように、力を出し切りたいと思います。
【9】海老根恵太（千葉・86期）
今日は4分戦だったので（作戦を）色々と考えたんですけど、ちょっと分からなくなってしまって、成田に前を取ってもらって中団まで引いて行けるところまで行こうと思ってました。引き切るのに時間がかかって、外を持ち出すのが大変でした。石丸（寛之）さんのラインを追いかける形で踏んでたんですけど、無理矢理追いかけた感じで2着に入れたので（調子は）悪くないと思います。明日は晴智さんが付いてくれると思うので、いつも通り行けるところから仕掛けたいと思います。
情報提供：日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影：日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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