REPORT

『東日本大震災被災地支援競輪　第20回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)』
決勝共同インタビュー

配信日：7月2日

7月3日（日）　11R　（発走予定16時25分）

【1】佐藤友和（岩手・88期）
	「調子は良い状態で入ってきたんですけど、初日は番手の仕事を失敗して着が悪かったので、今日は番手の仕事を失敗した反省点で、しっかり１着が獲れたので状態が上がってきて良かったです。５月くらいの段階であと２カ月だなと自分の中で見えた部分があったので、その通りにしっかり体も出来上がって順調に来ていますね。明日は（渡邉）一成君が頑張りたいというので、先輩の成田（和也）さんとも相談して番手を回らせてもらうことになりました。連係は何度かあります。（競りになっても）それは仕方ないし、これからのためにも勉強したいと思います」
【2】神山雄一郎（栃木・61期）
	「調子は問題ないです。準決勝は（渡邉）一成のスピードが良かったし、なんとか３着に流れ込めたのは武田（豊樹）のおかげです。脚の感触はバッチリです。明日は一成君の後ろにいきます。先行、先行で並ばれると太刀打ちできないし、そこしかないと判断しました」
【3】山口幸二（岐阜・62期）
	「今回は恵まれました。初日、２日目は３番手４番手だったし、参考にならないので、勝負は今日だと思っていました。やっぱり番手だと集中力が違いますね。今日は深谷（知広）の後ろで高松宮記念杯と一宮記念と２回失敗しているので、本当に引退覚悟で（笑）、それくらいの覚悟で走りました。これで付ききれなかったら自分は限界かなと思って追い込んで走ったので、良かったです。昨日から、久しぶりに疲れました…。（発走の）１時間くらい前に集中すれば良いかなというタイプなんですけど、さすがに今日はプレッシャーが凄かったです。明日は浅井（康太）の後ろで頑張ります。目立ってもらえる走りをしてもらえば、僕にもチャンスがあるし。（グランプリは）ここ２年ずっと緊張しましたからね、はやめに楽になりたいです（苦笑）。競りは僕の所かなと思ったけど、（渡邉）一成の後ろが並走なんですね。こういうのは運も大事なので、頑張ります」
【4】浅井康太（三重・90期）
	「しっかり仕掛ける所で仕掛けられているので脚は大丈夫です。ＧＩ決勝は競輪祭（09年11月）以来ですね。（渡邉）一成さんも仕上がっている感じではあるので、どうなるか分からないですけど、仕掛ける所で仕掛けて、とりあえず１着を目指してやるだけです。（２分戦で）たぶんお互いが牽制しあう展開になると思うし、仕掛ける所でしっかり仕掛けていこうと思っているので。（中部）４車でどうなるか分からないですけど、自分は自分のレースをしっかりしようと思います」
【5】渡邉一成（福島・88期）
	「３走とも違う内容のレースで、自分の調子もしっかり確認できるレースだったと思います。今日はすごく良かったし、持ち味が出せたと思います。昨日はちょっと普通のレース形態と違ってましたけど、踏み切れていたし、そのイメージを持って今日に挑めば良い勝負が出来るかなと思っていました。僕が一番前で、（佐藤）友和さん、成田（和也）さんで88期３人でしっかりと結束して頑張りたいと思います。（佐藤との連係で）記憶にあるのは、昨年の寛仁親王牌の準決勝ですね。その後もたぶん連係はあるとは思います。前回の全プロの時（スーパープロピストレーサー賞）に同じ２分戦で浅井（康太）がトリッキーな動きのレースをしていたので、自分の力を信じて持ち味を活かして頑張りたいと思います」
【6】坂上樹大（石川・80期）
	「調子は悪くないんですけど、自分の仕事が出来ていないのはあります。調子自体はそんなに悪くないのに、今日は３番手の仕事が出来なくて…。弥彦は記念の決勝にも乗っているし、ＦＩでも優勝させてもらっているので、相性は悪くないと思います。ＧＩ決勝は２回目です。明日は中部の４番手をしっかり付いていきたいと思います」
【7】成田和也（福島・88期）
	「初日から自分でも体が動けているのかなと思います。準決勝は（渡邉）一成が良いスピードだったし、最後は差し切れているので状態は問題ないと思います。（佐藤）友和がどうするのかなという感じでしたけど、僕はいつも通り、北の３番手にいきます。しっかり付いていきます」
【8】山内卓也（愛知・77期）
	「体調は良いと思います。ちょっと初日は小嶋（敬二）さんに離れちゃったんですけど、その後は自分なりには走れたと思います。明日は中部の３番手です」
【9】大塚健一郎（大分・82期）
	「ギアを試していたのもあったし、そんなに良くはないと思うんですけど、牽制してくれて隙がうまれたのでチャンスが出来ました。（坂本）亮馬に任せていたので、前々いってくれると思ったし、全面的に信頼していました。（深谷知広と新田祐大が）けっこう早めに踏み合ってましたしね。明日は格上の神山（雄一郎）さんにお任せして、頑張ります。神山さんがどう走るか分からないですけど、神山さんの後ろから頑張ります」