『第24回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)』
決勝戦共同インタビュー

配信日:7月19日
7月20日(月) 11R (発走予定16時25分)
武田豊樹(茨城・88期)
武田豊樹選手  (準決は)僕が3番手でミスしましたね。踏み遅れると、三谷君もそこに入ろうとするじゃないですか。それでああいう形になりましたよね。たぶん三谷君も叩きに行きたかったんじゃないですか。高橋君は三谷君のことを動かして、僕を後方にさせるって読んでいたもんですから。ちょっとミスをしましたね。(三谷は)空いてたんで僕のところで勝負と思ったんじゃないですか。内がすごく重たかったですね、ちょっと引っ掛かって。エネルギー使ったし、タイヤにエアーが入ってなかったんじゃないかっていうくらい重たかったですね。でも、そうなったら諸橋君がいたんですけど、ああなったら外踏めないですから。中川君がもう来てましたから。僕ももう外を踏むところがないですし、自分は自分で最後まであきらめない走りをするしかなかったです。ギリギリ何とか決勝かなと思っています。(3日間の感触は)着はイマイチなんですけど、イマイチっていうより着は悪いんですけど。最後まであきらめないっていう気持ちで走れてますし。自分の今持っている脚力は使っていますね。でも、スピードだったり、そういうのはちょっと出せてないですよね。出す展開になってない。平原君がいたらまた準決で分かれて、誰かを倒してると思うんですけど。今回は怪我で欠場っていうことなんですけど、自分としては自力選手としては決勝に乗りたい気持ちが強かったですね。
 自分としては北っていうよりも、脇本君のその…。2回一緒に走っているんですけど今回は。ちょっと宮杯の時とは違うなっていう雰囲気はありますよね。やっぱり一年間を通して先行で走る気持ちの強い選手ですから。自分も気持ち入れて、明日一走を走りたいですね。もう若い選手が勝ち上がりましたから、何とかもうここは神山さんに託して。何かね、神山さんからも力をもらって。自分も集中できるかどうかわからないですけど、精いっぱい神山さんの前で集中して自分らしい走りがしたいなと思うんですけど。(今年は)ひとつ宮杯を優勝してますから、でも気持ち的にも油断はしてなかったですし。その結果決勝に乗れたと思うので、もう一度気持ちを引き締めて自分がやっぱり勝ちたいという気持ちで発走に臨みたいですね。
脇本雄太(福井・94期)
脇本雄太選手  (3日間を振り返って)力は出し切れているかなとは思っています。今日の朝の時にセッティングをいじって、これでいいかなっていうセッティングが出たんで。今日はそれで挑んで1着が取れたんで、だいぶセッティングの方は良くなったと思います。(感触は)日に日に良くなっています。
 僕はもういつも通りのレースをするだけだと思っています。金子さんと話して、頑張ってくれという話だったので。金子さんとも今年のダービーで1回連係していたんで、しっかりと頑張っていきたいと思います。
渡邉一成(福島・88期)
渡邉一成選手  (3日間を振り返って)明日もなんですけど、4日間番手っていうのは自分でもビックリしています。初めてです。明日も新田君の後ろをしっかり固めて、北日本でいいレースをしたいです。今日(早坂)秀悟君の番手から発進したんですけど、準決っていうこともあってちょっと緊張もあり。(今シリーズ)初めての自力を出すっていう場面だったので、ペダリングが少し崩れてて。ゴール後の疲労がすごく。何て言うんですかね、自力で1周半くらい駆けた時並みにきつかったです。けど、もう明日は最後の決勝なんで伸び伸びと思い切り踏みたいと思います。(新田は)連日まくってますし、彼が勝てるように走ってくれればチャンスはあると思います。
菊地圭尚(北海道・89期)
菊地圭尚選手  (準決は高橋)陽介君のおかげですね。正直、踏み出しがちょっと重い感じはしたんですけど、最後は気持ちで何とか最後まであきらめずに頑張りました。後ろがもつれた感じが聞こえたんで、最後まで必死に頑張りました。(G1の決勝では)去年本当に何もできずに終わってしまって、今回何としても決勝に乗って勝負したいと思って来たんで頑張りたいです。
 最近は後輩たちがもうみんな自分の前で頑張ってくれるんで、話し合った結果4番手を固めることにしました。
金子貴志(愛知・75期)
金子貴志選手  (準決は)厳しいレースだったんですけど、(中川)誠一郎がホームで行ったのが見えたんで。しっかりと追いかけて、行けるところまで行こうって思っていました。(感触は)最初のスピードの乗りはちょっと悪かったんですけど、バックでまたスピードが加速したんでチャンスあるかなって思いました。何か吸い込まれましたね。ここ(寬仁親王牌)がキッカケで成績も上がっているんで、集中して頑張ろうと思っていました。(深谷知広と浅井康太の敗退は)残念でした。
 脇本君に行かせてもらいます。(連係は今年のダービー、昨年の)取手記念でも一緒でした。(脇本は)すごく調子もいいと思うので、しっかり付いていきたいと思います。
伏見俊昭(福島・75期)
伏見俊昭選手  (3日間を振り返って)初日から流れがいい感じで、脚の状態もそんなに悪くないんで決勝に乗れて本当にうれしいですね。(早坂)秀悟君が頑張ってくれて、(渡邉)一成君が前に踏んでくれたんで何とか2着で決勝に乗れました。
 (北日本の)4人で話して、新田君、一成君、僕、(菊地)圭尚君で4人で並びますので。頑張ります。
神山雄一郎(栃木・61期)
神山雄一郎選手  (落車明けで)初日もあんまり良くなかったんですけど、2日目の方がまだ良くて。何とか準決は思いのほかいい状態で走れたと思います。今日は本当に良かったと思います。雨谷と木暮と勝負権のある走りをしてくれたんで、応えられたと思います。
 僕はもう武田君の後ろをきっちり追走するだけです。
園田匠(福岡・87期)
園田匠選手  (3日間を振り返って)2日目の走りが決勝につながったと思います。(前回のG1の決勝が)もう忘れられてた感じだったので、久しぶりに決勝に乗れてよかったです。突っ込めるとこ、突っ込めているので(感触は問題ない)。
 自分は脇本君の3番手しっかり追走して、チャンス狙いたいと思います。自分が単騎で動いても北日本が4車いますし、難しいところがあるので。それだったら金子さんと脇本君は調子良さそうなので、べつに9番手に置かれてもチャンスはあると思うので。
新田祐大(福島・90期)
新田祐大選手  (3日間を振り返って)初日から3日目まで道中先頭になることがなかったので、ちょっと自分らしさが出せるレースができなかった開催でしたね、今のところは。体調面では自分の思ったところで踏み込んだ瞬間に自転車が進んでいるので、反応がいいのとあとは力的にも最後まで踏み切れているので。もうちょっといいタイミングで踏めれば、もうちょっと面白いレースが組み立てられるんじゃないかというのはあります。
 (北日本ラインの)先頭で頑張ります。脇本君だけじゃなくて、武田さんもいるので、面白いレースになるようにしっかりと組み立てて頑張りたいと思います。
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