『東日本大震災被災地支援 第11回東西王座戦(GII)レポート』 初日編

配信日:2月3日
第11回東西王座戦(GII)がスタートしました!
全国的に非常に冷え込んでいますが、高知バンクは熱いですよ!
お客様も燃え上がっています!
その歓声に応えたかのように、選手たちは、良い競走をしています!
明日は予選2が行われます。ポイント制で勝ち上がるために本日6着の選手達は、1着を取らないと決勝に進出するには相当厳しくなりそうです。
それぞれの着位を目指して選手達は頑張ります!そう初日1着でも安心はしていられないのです。

ポイント表
 第1走 序列順位(東王座)のポイント表は こちら
 第1走 序列順位(西王座)のポイント表は こちら

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選手宣誓は地元地区を代表して小倉竜二選手
選手宣誓は地元地区を代表して小倉竜二選手
7レース
7レース
後方から捲った1番浅井康太が1着。写真は最終ホーム。
10レース
10レース
9番武田豊樹の先行を捲りで仕留めた6番山賀雅仁。
<1R>
近藤隆司選手
近藤隆司選手
 打鐘2センターから近藤隆司(写真)が上昇し、先行態勢に。最終2コーナーで井上嵩が捲っていくと、その後ろが離れた。井上の後ろは車間が空いたが、近藤がじわじわと差を詰め、ゴール前で交わして1着。
「ホームで井上君が来たら突っ張ろうと思ったんですけど、ホームで来なかったんでペースで駆けようと思っていました。そうしたら井上君がすごいスピードで捲って来ましたね。でも、その後はきつかったけど、井上君がいい目標になったんで、行くことが出来ました。前回のいわき平記念の2日目から先行しているんですけど、7着1着1着だったんで、それも自信になっていますね。変に捲りに行くよりも、先行で行っている方がいいみたいです」

<2R>
荒澤貴史選手
荒澤貴史選手
 吉川起也が先行、荒澤貴史(写真)が中団を取るが、捲ってくる篠原龍馬が外にかぶった。篠原の番手の山本宏明を小橋明紀が捌く。最終3コーナーから荒澤が捲り追い込んで1着。
「捲ってきていたラインにかぶっちゃったんですけど、それを小橋さんが捌いてくれたのが大きかったですね。結果、一番いいところで行くことが出来ました。篠原(龍馬)の内に行くか、外に行くか悩んだけど、前の観音寺はこの展開で失敗したし、今日は内に行って正解でした」
 荒澤の番手の小橋明紀は3着に入った。
「8番(山本)をどかしてから、どうしようかっていう展開になったんで、その8番を捌けたのでよかったです。寒いのは寒いけど、でも、いつもはもっと寒いところでやっているので、それは大丈夫ですね」

<3R>
宿口陽一選手
宿口陽一選手
 最終ホーム前から利根正明が先行。中団を取った宿口陽一(写真)が捲り追い込んで1着を取った。
「茂木(和臣)さんを連れてこれなかったんで、それが残念です。2コーナーで行けると思ったんですけど、体調が万全じゃないから自信がなかったですね。体調は、終わるとかなり苦しいけど、走っている時は全然問題ないんで。準決勝が重要なので頑張ります」
 先行して3着に残った利根正明
「バンクはかかるんだけど、軽くはないんですよね。早駆けした分、最後はきつかったです。掲示板を見たら3着まで入っていたんで、よっしゃーって思いました(笑)」

<4R>
竹内公亮選手
竹内公亮選手
 坂本貴史の後ろは十文字貴信と渡邉晴智の競り。これは渡邉が取り切った。稲毛健太が最終ホームからカマシて先行したが、捲ってくる坂本貴を坂上忠克が牽制。直線で伸びた竹内公亮(写真)が1着。
「稲毛君が行ってくれて、坂上さんが仕事してくれたおかげで、僕にもチャンスが生まれました。前回から4回転にギアを変えたんですけど、道中が楽だし、出だしだけが課題なんで、それさえ気をつけていれば、いいですね。このメンバーで1着を取れたのは大きいですね」
 坂上忠克は3着に。
「仕事して、前を抜いて1着に入らなきゃいけないレースでしたね。反省。でも、少しずつ良くはなってきている手応えは感じるので、明日は爆発したいですね」

<5R>
木暮安由選手
木暮安由選手
 打鐘で高橋和也が前に出るが、それを叩いて根田空史が先行。高橋が巻き返すが番手が離れてしまった。最終2コーナーから佐々木則幸が捲るが、それに合わせて木暮安由(写真)が捲り発進。木暮が圧勝。
「展開が向きましたね。その中でも自転車がスッと出て行く感覚があったし、いつも交わされている慎太郎さんの追い込みを凌げたので、調子はいいと思います。明日も2車になるみたいですけど、展開や流れをしっかりと見極めて勝負していきたいと思います」
 2着は木暮マークの佐藤慎太郎
「(木暮を)抜ける感じはしなかったけど、離れる様な感じもなかったですね。前回は4回転で今回は3・92にした中でちょっと物足りない部分はあったけど、その辺は良し悪しなのかもしれないですね。今回はこのギア(3・92)で回転練習のつもりで頑張ります」

<6R>
小林大介選手
小林大介選手
 小林大介(写真)が打鐘前に前に出ると、ペースは一気に落ちた。最終2コーナーから岡田征陽が仕掛け最終バックを取る。岡田の番手の朝倉佳弘は芦澤大輔が捌いて、番手に小林ははまる。最後は小林が前を交わして1着。
「友和が来たとしても3番手になるので、落ち着いて駆けていました。とりあえず1着が取れてよかったです。」
 2着の岡田征陽
「今日のスローペースの中で十分待ちましたし、あれ以上は待てないですよね。ただ、ちょっと踏んだ感じがフワフワしていたので、その辺は明日に向けて修正していかないといけないかなと。それでも、状態的に悪くはないと思いますし、この2着は本当に大きいですね」
 3着に入った芦澤大輔
「久々のレースで、不安だったけど、身体が動いてくれたんでよかったです」

<7R>
浅井康太選手
浅井康太選手
 打鐘から脇本雄太が前に出ていくが、最終ホームから一気に三宅達也がカマすと、脇本が3番手から捲っていくが、行き切れず不発。最終3コーナーで6番手から浅井康太(写真)が捲って1着。
「バランスを戻してきたらよくなりました。今日はレース前にほぐし過ぎて、これは下手したらやばいかと思ったんですけど、1着を取れたんでよかったです」
 2着に入った柏野智典
「浅井君の捲りは見えたんですけど、ちょっとスピードが違い過ぎましたね。でも、僕はいつも初日に失敗することが多いんですけど、今日は楽に付いていけたし、余裕もあったので感じはいいですね。この2着で優出の可能性もだいぶ出てきたと思うので、明日も気を引き締めて頑張ります」
 三宅達也は6着に。
「とりあえず行けるタイミングだったし、藤木(裕)が内にいたから、まずは行けるところまで自分で仕掛けてみてから考えようと思ったら、ワッキーが引いてくれたので、とりあえず踏んでしまおうと思いました。それにしても500バンクの1周先行はさすがに長いですね(笑)。これが、もし400バンクだったらワンツーが決まっていたのかもしれないですよね」

<8R>
渡邉一成選手
渡邉一成選手
 打鐘から池田勇人が前に出るが、しかし、最終ホームで早坂秀悟が一気にカマし先行。鈴木裕が捲っていくが、合わせて渡邉一成(写真)が番手から発進し、渡邉が1着。
「秀悟のおかげですね。後ろに2人いるし、番手から行かせてもらいました。最近は番手につく機会が増えているけどまだまだですね(苦笑)」
 2着は伏見俊昭
「とりあえず3番手を死守してのワンツーなので、まずは良かったです。一成を抜けなかったといっても、内に行く訳にはいかないですからね。前の選手が頑張ってくれているのに、やっぱり内にはいけないですよ」
 鈴木の番手から松坂洋平が3着に入った。
「脚の感じは悪くなかったし、余裕はありました。とりあえず、何とか3着までにはと思ってたんですけど、やっぱり誰かの後ろを走るっていうのは難しいですね」

<9R>
村上義弘選手
村上義弘選手
 松川高大を叩いて水谷好宏が先行。後方から金子貴志が捲っていったが、それに合わせて松川が捲る。村上義弘(写真)が松川に合わせて踏んでいき、1着を取った。
「水谷が頑張ってくれました。バックで後ろを見た時は、金子が捲って来る方が怖いかなと思ったんですけど、松川君が後ろから詰めてくるスピードが尋常じゃなかったですね。やばいかとも思ったけど、水谷の頑張りもあったし、自分の力以上のものを出せました。お客さんの声援に応えられたんでよかったです」
 松川高大は2着。
「1回、村上さんの前に半車くらいは出たと思うんですけど、まさか、そこからもう1回踏み直して抜き返されるとは…。さすがに強いですね。あのまま自分が捲り切っていればカッコ良かったのかもしれないけど、抜き返されたことでちょっと力が抜けてしまいました(苦笑)。今日のレースではデキに関してはまだ何とも言えないですかね」

<10R>
山賀雅仁選手
山賀雅仁選手
 武田豊樹が岡村潤を突っ張って先行。8番手から捲った山賀雅仁(写真)は神山雄一郎に牽制されるも、それを避けて捲り切り、山賀が1着強襲。
「運と流れがよかっただけです。いつもは長期欠場明けではやってこなかったような準備もしてきたので、落ち着いてレースが出来ました。でも、1着は取れたけど、対戦してみて、武田さんの強さというのがよくわかりました。あれで突っ張ったりとか、それが出来るのが強い。武田さんの気持ちの強さが対戦してよくわかりました」
 山賀マークの中村浩士が2着。
「3ヶ月のブランク明けとは思えないほど、落ちついてレースをしてくれました。やっぱり一発を持っていますね。山賀は。山賀の得意なパターンになってよかったです」

<11R>
深谷知広選手
深谷知広選手
 一旦、8番手に引いた深谷知広(写真)が最終ホームから一気にカマすと、山田英明がすかさず捲っていくが、行き切れず後退。そのまま深谷が押し切って1着。
「ワンツーを決められたんでよかったです。脚は、きついのはきついですけど、でも、踏めているので大丈夫だと思います。3.86のギアはいい感じですね。もう一枚上げてもいいかもしれないけど、それはもう少し暖かくなったら試したいと思います」
 2着の山内卓也
「最後は深谷を絶対に抜いてやる! って思って抜きにいったんですけど、思いっきり踏み直されましたね(笑)。やっぱり強いですね、深谷は(苦笑)」
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