『第2回ウィナーズカップ(GII)レポート』 最終日編

配信日:3月21日

 松山競輪場を舞台に開催されている「第2回ウィナーズカップ(GII)」は3月21日に最終日を迎えた。激戦の決勝はまくった平原康多を追った武田豊樹が、直線で差し切って勝利。一昨年9月の岐阜記念以来、一年半ぶりにGレースを優勝した。なお、ガールズケイリンコレクションは小林優香が優勝した。

早朝予想会(伊藤豊明氏&佐々木昭彦氏)
早朝予想会(伊藤豊明氏&佐々木昭彦氏)
地元選手による瀬戸風カフェ
地元選手による瀬戸風カフェ
仮面ライダービルドショー
仮面ライダービルドショー
錦野旦ライブステージ
錦野旦ライブステージ
ガールズケイリンコレクション7選手 特別紹介
ガールズケイリンコレクション7選手 特別紹介
決勝戦出場9選手 特別紹介
決勝戦出場9選手 特別紹介

ウィナーズカップ決勝戦 レース経過

 別線の動向をうかがいながら平原康多が誘導を追いかけて、平原-武田豊樹が前で構える。原田研太朗-渡部哲男-香川雄介-橋本強、単騎の浅井康太、三谷竜生-村上義弘で隊列は落ち着く。
 青板の3コーナーから上昇を始めた三谷が、赤板で誘導を降ろして先頭に立つ。近畿コンビに浅井が続いて3番手。4車の四国ラインは原田が2コーナーで押さえて先行態勢を取るが、三谷が番手で粘って打鐘を迎える。主導権の原田の後ろが三谷-村上(イン)と渡部-香川の併走で橋本。浅井がインを突いて橋本と併走になると、後方でタイミングを取っていた平原が最終ホーム手前から踏み込む。番手の競りの決着はつかず原田も合わせてペースを上げるが、平原がとらえて、離れ気味で武田が続く。原田が3番手から関東勢を追いかけて、後位は三谷が取り切る。最後方まで下げた浅井のまくりは不発。
 直線、ロングまくりの平原にようやく追いついた武田が、そのまま交わして久々のV。2着に平原。3番手から詰めた原田だったが3着まで。





ガールズケイリンコレクション2018 松山ステージ レース経過

 石井寛子がスタートを制して、高木真備、児玉碧衣、小林優香、奥井迪、鈴木美教、尾崎睦で周回を重ねる。
 青板の3コーナーから尾崎が上昇を開始。5番手から動いた奥井も合わせるが尾崎が制して誘導後位に収まる。その上を奥井が押さえに行くが、尾崎が突っ張り打鐘からペースを上げる。2番手に奥井が立て直し、石井と3番手併走の高木が2センターから踏み込む。
 最終回、2番手から再度踏んだ奥井を高木が叩くも、高木に乗った児玉がそこを一気。児玉がスピードに乗せて飛び付いた高木をちぎる。6番手に置かれた小林は、1センターから反撃に出て前団に襲い掛かる。バックで2番手の高木に迫るが、高木も合わせて踏み込む。
 直線、V争いは逃げ切り図る児玉に高木、小林の3車の勝負に絞られる。ゴール前で小林がもうひと伸びして児玉、高木をとらえた。2着に児玉が粘り、僅差の3着に高木。





<1R>

小倉竜二選手
小倉竜二選手
 前受けから後方に下げた山岸佳太だったが、打鐘で一気の巻き返し。最終1センターで竹内翼から主導権を奪い返した。すると、目標の余力を見極めた小倉竜二(写真)が、五十嵐力を捌いて山岸の番手を奪取。まくってきた山本伸一を阻むと、直線で抜け出した。
 「誰かが切った上をいって、(竹内が)駆けられると思ってました。ただ、出切ってからもう少し立ち上がってくれたらコーナーで仕事ができたと思う。竹内君も、もう少し出切られないように考えないと。自分は切り替えて追い込めているけど、もう少し伸びが欲しい。ヨコの動きは悪くないけど、タテがちょっとね。湊(聖二)君にも迫られてますから」
 湊聖二は捌かれた五十嵐との併走を凌いで小倉に続く。最後は直線で迫るも、交わせずの2着。
 「(小倉は)あれだけ仕事をしたら最後一杯になりますよね。オグも頑張ってくれましたけど、一番は竹内君ですからね。しっかりとレースを作ってくれた。四国のトップバッターだったので(決勝に向けて)いい流れを作れたと思います」
 援軍を失った山岸佳太は、直線で失速して4着に終わった。
 「しっかりと行くべきところで仕掛けられたので。切り替えられているのは分からなかったですけど、最後まで踏み切れたので。やっぱりこのクラスは緩めたら巻き返されるし、自分も緩んだら仕掛けないと。緩めずにしっかりと一周半を踏み切れるようにダービーに向けてまた練習します」

<2R>

近藤隆司選手
近藤隆司選手
 才迫開が赤板の2コーナーで前に出る。その上を小松崎大地が叩いて主導権を握った。前受けから後方に下げた近藤隆司(写真)だったが、最終ホームからスパート。大外を一気にまくって、別線を力でねじ伏せた。
 「才迫君が小松崎さんを突っ張ってくれたらチャンスがあると思っていたんですけど。ホームで才迫君が3番手に入って。そこで、みんなバックを踏んだので仕掛けました。(最終)バックではみんなぐちゃぐちゃになっていましたね。(踏み込んだ感触は)軽いって感じはなかったです」
 2コーナーからまくった才迫開が大槻寛徳のブロックを受けると、番手の山下一輝は自力に転じる。3着に入線したが、判断ミスを悔やんだ。
 「大槻さんのブロックが開に綺麗に入ったので。止まったと思って踏んでしまいました。(ブロックを受けても才迫の車は進んでいたので)判断を間違えました。本当だったら信用して付いていかないといけないレースでしたね。出切ってからは開が見えていたので、締められなかったです。確定板に入れたのは、開のおかげ」

<3R>

堤洋選手
堤洋選手
 中団の元砂勇雪にフタをして片折亮太が打鐘から駆けようとするが、前受けの小嶋敬二も突っ張る構え。一度は3番手に入りかけた片折が4コーナーから再度踏み込むと、小嶋とモガき合いに。元砂の仕掛けに合わせて踏んだ山形一気は1センターから内に進路を変えて先頭に。外を追い上げてドッキングした堤洋(写真)が直線抜け出した。
 「元砂に出られたらないし、山ちゃん(山形)は出て行くと思ってた。でも内に行ったんで、これ付いて行ったら失格だと。外から追い上げて、見たら藤田(勝也)も来てたんで振って。山ちゃんはレースが上手い」
 3着の山形一気はトリッキーな動きで別線を翻ろうした。
 「小嶋さんも突っ張ると思ったし、あれじゃ元砂の出番。構えとかないとと思ってた。もうワンテンポ遅かったら元砂に行かれてましたね。(1コーナーの)上りで2つ波があってキツイと思って内に行った。最終日が一番軽かったですね」

<4R>

宿口陽一選手
宿口陽一選手
 今シリーズが2度目のGII挑戦となった宿口陽一(写真)が最終日にビッグ初勝利を挙げた。後ろ攻めからレースを動かしたが、打鐘では8番手に置かれる展開に。それでも中井太祐、高橋和也の踏み合いをバックまくりで制した。
 「昨日と同じミスをして結局8番手になってしまったけど中井君が仕掛けてくれたので。うまく反応できましたね。めっちゃ嬉しいですよ。ゴールして半周くらいはずっとニヤついていました(笑)」
 宿口マークの河村雅章を張った東口善朋が2着に入線したが、その表情は浮かない。
 「もう少し車が伸びてくれればいいんですけどね。今シリーズは可もなく不可もなくって感じでイマイチでした。初日は前がダメだったあとのリカバリーができなかったし、3日目も対応できなかった。その辺がまだまだでした」
 河村雅章は外に浮きそうになりながらも3着を確保した。
 「もったいないですね。外に差し込みながら回りたかったけど遅れてしまって。スライドする感じで(東口に)来られたので対応できなかった」

<5R>

工藤文彦選手
工藤文彦選手
 前受けの稲毛健太は、後ろから押さえに来た阿部拓真を突っ張って出させない。北勢に続いた単騎の工藤文彦(写真)は、この様子を見るや車を最後方に下げる。態勢を立て直すと、先に仕掛けた金子幸央を目掛けて踏み込む。力強く前団に迫って、ゴール寸前でまくり切った。
 「阿部君がいい位置を取ると思ったので、その後ろから組み立てようと。でも、突っ張られたので、脚を溜めて一発でいこうと思って下げました。金子君がいい目標になりましたね。まあ、まくれたのはみんな脚を使っていたので。レース内容はないですよ」
 突っ張られた阿部が番手勝負に出て椎木尾拓哉ともつれると、4番手にいた金子幸央は最終ホームからスパートする。抵抗する稲毛を直線半ばでまくり切ったが、最後は工藤に屈して2着。
 「もつれてラッキーと思いましたね。でも、車が全然出なくて苦しかったです。あの展開なら、1着を取りたかったですね。ただ、今シリーズは2連対が取れて。去年(のウィナーズカップ)は特選から一般戦まで落ちたけど、今年は最後に選抜を走れているので一歩一歩これているのかなと思います」

<6R>

吉田敏洋選手
吉田敏洋選手
 竹内雄作に十分フタをして清水裕友が打鐘で先頭に立つが、すかさず竹内が叩き返して主導権を握る。8番手になった山中秀将はホームから早めに巻き返すと3コーナーで竹内を飲み込む、この動きに乗った木暮安由のまくりを田中晴基がけん制すると、空いたコースを吉田敏洋(写真)が突き抜けた。
 「あれ(山中のまくり)はもう無理だ。2人だしね。雄作も決して調子が悪いわけじゃないけど、今はちょっと頭打ちに来てる。もうひとつ、ふたつ上がってもらわないといけない存在だし、僕もそういうのを教えていかないといけない立場だから。今回は準決勝が残念だけど、トータルで見たら戦える状態だったと思う」
 田中のけん制を耐えた木暮安由が2着に食い込んだ。
 「俺の見せ場がなかったですね。最後も吉田さんを差せたかなと思ったら差せなかった。今回は初日でダメだったけど、残り3日間は自分に課題を与えて走れたし、収穫あった開催かなと思う」
 ホームから早めの仕掛けに出た山中秀将は「竹内君は後半になるほどかかるタイプだし、前半で行って勝負になるかだと思ってた。3着とはいえ、いいレースだったと思う」とレースを振り返った。

<7R>

竹内智彦選手
竹内智彦選手
 岩本俊介、坂本健太郎が動くと、5番手の取鳥雄吾は後ろの渡邉一成を警戒しながら、打鐘で先頭に立つ。すかさずカマしてきた渡邉を合わせたが、黒田淳が離れて番手には渡邉が。岩本のまくりに合わせて渡邉が踏み込むと、竹内智彦(写真)が中割り鋭く突き抜けた。
 「2人とも平面ダッシュが凄くてヤバかったですよ。でも(黒田が)離れたので落ち着いて迎え入れることができました。でもまさか1着を取れるとは思っていませんでした。半年ぶりくらいの1着ですね」
 2着に突っ込んだのは坂本健太郎を追走から大外を踏み込んだ中川誠一郎だ。
 「今日は全て任せていたので。雨走路は嫌いではないですし、車の伸びも徐々によくなってきている。でももう自分で展開を作れるような脚はないし、得意パターンというかチャンスが来たときにしっかりと1着を取れるように準備をしておきたい」
 S班の渡邉一成は伸びきれず3着。悔しそうにレースを振り返る。
 「(取鳥は)僕だけ見る感じてしたね。うまかったです。出切れると思って踏んだけど、そのままコーナーに入ってしまって負けたって思ったら後ろが空いてたので入りました。番手に入ったあと余裕はありましたけど、取鳥君も踏み直していましたし、最後も久々に内、外行かれる感じで体が固まった。(2日目に)ギアを換えてから違和感(スカスカするような感じ)はしなかったですね。でもやっぱり海外遠征中はレースを見ていなかったですし、若い子がどんなレースをするのかわからなかった。(ダービーに向けて)もう一度練習してしっかりと作り直します」
 着外に沈んだ取鳥雄吾だが大いに見せ場を作り場内を沸かせた。
 「3着に残りたかったですけど、もう一杯でした。先行するのは自分だけだと思っていたし、渡邉さんがきたけどここで引いたら意味がないと。もう行ってやれって感じで踏みました。番手に入られてしまったけど、緩めたら来られてしまうので。(結果的に離れた)黒田さんがしっかりついてきていると思って駆けたら少し踏み過ぎました。でも収穫はあったので。また頑張ります」


<8R>

太田竜馬選手
太田竜馬選手
 後ろ攻めの太田竜馬(写真)が、赤板過ぎで前に出る。その上を川村晃司が叩いて主導権を握った。後方に置かれた新山響平が打鐘の4コーナーで巻き返すも、稲川翔のブロックを受けて不発に。すると、中団にいた太田がインを進出。川村を追って、バックから追いつきざまに仕掛けて白星を手にした。
 「駆けようと思っていたんですけど、川村さんのスピードが違ったので引こうと。そのあとは、外は無理なのでコースを見ながら考えて走っていました。今シリーズを走って、ちょっとずつレースに慣れてきたかなと思いました」
 小川真太郎は太田を追えずに連係を外してしまう。それでも、2コーナーから自力に転じて2着に入った。
 「難しいですね。2着ですけど、連結を外したのでダメ。抜けなくても、外さないで付いていこうと思っていたし、それが一番大事なことなので。今後は番手も増えてくるかもしれないし、回った時に自力型が安心してくれるようにならないと」

<9R>

児玉碧衣選手
児玉碧衣選手
 ガールズコレクションを制したのは小林優香。奥井迪、高木真備が踏み合う最終ホームで一気のカマシを見せた児玉碧衣を、1センターからのまくりでゴール前に逆転した。
 「考えていたよりも展開が早かった。いい緊張感で走れました。正直、今までのギアより軽くてスカスカするけど、勝てたのは回転練習をしてきた成果だと思う。最後の直線だけはイメージどおりでした。このあとは伊豆に戻って明日から練習。目標はワールドカップでつねに表彰台にあがることです」
 児玉碧衣(写真)はあと一歩のところまで小林を追い込んだ。
 「一瞬、夢見ました。もしや?って。落ち着いて仕掛けるところから仕掛けられました。あとはゴールまでしっかり踏み続けるのが課題。あと、もうひと踏ん張りのところをしっかりさせたい」
 カマした児玉を口が空きながらも懸命に追いかけた高木真備が3着に。
 「前を取れたら取るし、取れなかったら後ろから。前が取れてラッキーでしたね。先行も考えて叩きに行ったけど、その上を行かれてるし力不足です。最後も(児玉を)抜けなかったし」

<10R>

柴崎淳選手
柴崎淳選手
 井上昌己が切ったうえを横山尚則が打鐘から叩いて主導権を握る。6番手の飯野祐太が2コーナーから仕掛けると、合わせるように吉澤純平が番手まくり。これで短くなった隊列をバックから深谷知広がもう然とまくると、続いた柴崎淳(写真)がゴール前で鋭くとらえた。
 「今日は全てを任せていたので。深谷が勝てるように走ってくれればチャンスはあると思ってました。付いていても余裕があったし最後も楽に抜け出せました。2日目が悔やまれますけど、切り替えは早いほうなんで忘れてまた頑張ります」
 まくって2着の深谷知広はシリーズの評価も含めて冷静に自己分析する。
 「井上さんが切らない方がありがたいくらいでした。そうすれば(横山が)脚を使って駆ける形になるので。飯野さんが先に仕掛けて結果的に恵まれる感じでしたね。感覚的にはまだまだですけど、結果だけなら今の状態でやった方かなと。でも求められているモノはもっと上だと思いますし、自分もしっかりそこに上がっていければ」
 番手まくりを放った吉澤純平だったが中部コンビに飲み込まれて3着に。
 「飯野さんの勢いがそこまでじゃなくて迷いながら出ていく感じになってしまった。深谷君はまったく見えていませんでしたね。番手から出る時もスピードにうまく乗せられずに失敗しました」

<11R>

新田祐大選手
新田祐大選手
 新田祐大(写真)が人気に応えて白星締め。脇本雄太が打鐘の2センターで吉田拓矢を叩くと、新田は中近勢に続いて3番手を確保。最終2コーナーから一気にまくって逃げる脇本を直線入り口でとらえた。
 「連日、同じような展開で後方に置かれていて。(佐藤)慎太郎さんとも連日一緒ですしね。最終日は積極的にいこうと考えていました」
 佐藤慎太郎は、ゴール前で新田に迫るも2着。しかしながら、連日と同様に新田の仕掛けに付け切る好マークを見せた。
 「抜けるかと思った。まあ、付いていけて勝負できたっていうのはよかったと思う。やっぱり、お客さんも新田のヒモ探しじゃなくて、番手が付いていってどっちが優勝するんだっていうのが見たいだろうし。練習してきた成果が出ましたね」

<12R>

平原康多選手
平原康多選手

渡部哲男選手
渡部哲男選手
 打鐘前で先行態勢に入った原田研太朗の番手で三谷竜生が粘ると、番手戦の決着がつく前に最終ホームから平原康多がまくって出る。平原が2コーナーで前団を飲み込むと、離れながらも続いた武田豊樹がゴール前で逆転。一昨年9月の岐阜記念以来となる優勝を飾った。
 「離れてね。課題の残るレース。でも平原君の頑張りもあってワンツー決まりました。平原君とはいいときも悪いときも一緒に。(ワンツーは)ずっと決まってなかったので、すごく嬉しい。松山は(2009年9月に)オールスターを獲ってる競輪場だから声援が懐かしく感じた。ダービーは自分の不甲斐ないレース(1月和歌山記念決勝の失格)で出られないので、高松宮記念杯に向けて体作りをしたい」
 2着に敗れた平原康多(写真)だが武田の優勝、そして決勝戦のレース内容には満足げだ。
 「もう少し待ってもよかったけど、自分のレースをして終わりたかったので。無理やりホームで、力任せで行きました。僕の優勝じゃないけど、ラインで決まった。武田さんが勝ったので、1着と同じくらい嬉しい終わりかたですね」
 3着の原田研太朗だが、ラインで決められなかったレースを悔やんだ。
 「(三谷の飛びつきは)全然、頭に入ってなかった。一番嫌な展開になったんで…。自分も色んな展開に対応していかないと。後ろに3人いてくれたのに、自分の仕事ができず申し訳ない」
 地元ファンの期待を集めた渡部哲男(写真)は三谷に飛ばされ7着に敗れた。
 「(三谷は)たぶん粘る気だったと思う。自分の弱いところを突かれた感じもあったんでね。ホームで勝ちそうな雰囲気はあったけど、(外に関東勢が来て)アンコになったところでひるんだ。そこが敗因ですね」
 三谷竜生は番手に飛びついた経緯をこう説明する。
 「飛びつきはそこまで考えてなかったです。あの位置であのペースだったので、引いたときに(平原に)行かれたら勝負権がなくなるので。しょうがないですよね。引き出す感じになってしまって…。また次頑張ります」

次回のグレードレースは、3月23~25日まで小松島競輪「国際自転車トラック競技支援競輪(GIII)」となります。
3月12日時点の出場予定選手データを分析した「国際自転車トラック競技支援競輪(GIII)」の主力メンバー及び狙い目選手を紹介する「プロスポーツ号外版」は以下をクリックしてください。

プロスポーツ号外版(表)は"こちら"
プロスポーツ号外版(裏)は"こちら"