『第36回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)』 スタールビー賞共同インタビュー

配信日:2月20日
2月21日(日) 12R(発走予定16時30分)
平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
 (初日特選は)もう(初手が)後ろになったらああなると思ってました。そういう車番だったし、あとは(吉田)拓矢がどういうふうに駆けるか。松井(宏佑)と力勝負という感じでしたね。松井が強かったです。(松井を)止めれる位置じゃないっていうのがあったんで、(吉田を)入れるべきか踏むべきか、すごく悩む場所でした。感じは悪くなかったんですけど、バンクコンディションは厳しかったと思います。(スタールビー賞は)諸橋さんと決めれるように自力で頑張ります。
清水裕友(山口・105期)
清水裕友選手
 (初日特選は)車番が悪かったので、とりあえず出てみて前が取れたら前で、ラッキーで中団が取れたら中団だなって思って、中団が取れそうだったんですけど、もう(橋本)強さんが前を確保していたので前受けからでいいかなって感じでした。道中はずっと余裕はありましたけど、バックで(佐藤)慎太郎さんを入れる判断だったりとか、その辺が正しかったことなのかは分からないところもありますね。(最後は)アタマまで届くとは思わなかったです。相当、頭を使いながら練習したので、こうやってGIで結果が出たことはうれしいですね。GIの1着自体が、去年(全日本選抜を)優勝してから取れてなかったので。初日1着なので、気分的には乗っていけるかなとは思います。(強風については)周りのスピードが落ちるから僕は好きですね。(スタールビー賞は)自分が(松浦の)前で走ります。
深谷知広(静岡・96期)
深谷知広選手
 (初日特選は)どこから先行するかっていう考えだけだったので、結果的に(山崎賢人に)出られてしまいましたけど、前々に攻めた結果だと思います。感触は悪くないので、あとは脚の回転と自分のスピードにちょっとギャップがあるので、ペース配分っていうのがまだつかめてないです。そこを修正しながら、他のところにもしっかり目を光らせて頑張らないといけないですね。(郡司との初連係は)来る前からイメージはしていたし、すごい楽しみにもしていたので。ちょっと中途半端な先行にはなってしまったんですけど、また頑張りたいです。(郡司や内藤とは)これから走る機会もどんどん増えてくると思うので、一戦、一戦いい走りができるように頑張りたいです。(南関の先頭で自力?)はい。
諸橋愛(新潟・79期)
諸橋愛選手
 (初日特選は)バックで吉田(拓矢)君を(平原が)入れようとする素振りを見せたんですけど、僕は後ろから行かれそうな雰囲気が見えてました。(平原が)反応してくれたんで良かったです。僕自身はいいと思います。(風は)強いほうが好きなんで。雨さえ降らなければ。(スタールビー賞は平原)康多と一緒だし、好きに走ってもらえれば。
郡司浩平(神奈川・99期)
郡司浩平選手
 (ホームバンクでのGI初日は)気持ち的にもかなり気合が入りましたし、その中でも自分の中では冷静に走れたつもりです。(深谷と鈴木裕の)3人で決まるようなレース運びができればよかったですけど、最後は清水君がいい勢いで来ていたので3人で決められるような感じではなかったので最低限というか。本当は1着を取らないといけないので悔しいですし、反省点はあります。早めに踏めば1着は取れたのかなと思いますけど、ラインでとか考えた時に、ギリギリまで待たなきゃいけないなとか、そこの駆け引きが難しいなと改めて感じました。(深谷との初連係は)楽しみな部分とドキドキする部分が両方あったんですけど、一走してみて伝わるものがあったので、明日(スタールビー賞)も信頼して付いていきたいと思います。(内藤も加わって)しっかりラインができるので結束力を見せらたらなと思います。
内藤秀久(神奈川・89期)
内藤秀久選手
 (初日特選は)新山(響平)君が先行選手なんで、そこをけん制しながらのレースを考えてました。岩本(俊介)君がもうちょっと早く行けるタイミングはあったと思うんですけど、ホームで引いて新山君に行かれた時点でけっこう脚を使ってたみたいです。だから最後、まくり追い込みというよりも差しのような仕掛けの感じになっちゃいましたよね。だから自分もヤバイ、届かないと思ったんですけど、最後は川崎の走り慣れてるコースっていうのもあって、(3着まで)届いて良かったです。地元だからこそ最後まで諦めずに踏んだっていう感覚はありました。全レースそうだと思うんですけど、今日(初日)は風が強かったんですよね。だからみんなフォームが崩れたとか、そういう話をしてたんで、もちろん自分もフォームを意識してたけど、そういう状況じゃなくて、気持ちの走りだったのかなと思います。3着か4着かで違うレースなんで、そこは大きいと思うんで、このチャンスをモノにしたいです。(スタールビー賞は)深谷君、郡司の後ですね。
松浦悠士(広島・98期)
松浦悠士選手
 (初日特選の初手は)前は嫌だなと思っていたので、まあ2番目がいいかなって感じで、レースが動いてから位置取りをしっかりしようと思っていました。坂口(晃輔)さんが時間差で来て、ちょっと挟まれる感じになったので、本当は新山(響平)君のところに追い上げたかったんですけど、岩本(俊介)さんが前で待っている状態で新山君のカマシだったら3番手は取れるかなと思ったので、結果的に良かったかなと思います。感触は昨日(前検日)がかなりよくて、今日(初日)は昨日ほどではなかったんですけど、昨日が自分の中では一番いいくらいの仕上がりだったので、今日は自信を持って仕掛けようって思っていたのでそれがよかったと思います。(強風は)パワーがある方ではないのでキツイですけど、今日はホームの突風でみんな5、6キロくらいスピードが落ちたんじゃないかっていうくらいだったので。新山君が前でそれを一番受けていたのでキツイだろうなと思って、(最終)2コーナーから仕掛けました。(状態を)前検日のデキくらいにはもっていきたいなと思っています。(スタールビー賞は)僕は清水君の番手で頑張ります。初日のレースで彼も前でやりたいだろうなっていうふうにレースを見て感じたし、僕も清水君がどのくらいのデキかっていうのも確認しておきたい部分もあるので。決勝戦の並びもありますし、明日(スタールビー賞を)しっかり走って。自分が前でも全然いい状態なので、その辺は明日のレースを終わってから確認したいですね。
山田英明(佐賀・89期)
山田英明選手
 (初日特選は)ちょっと風が強かったんで、みんなのスタートがどうなるか分からなかったし、とりあえず出てから考えようと思って走りました。平原君がどういうふうに走るか見てしまって、流れ込みみたいな感じになりました。風が強い中で位置取りもできたし、3着まで来れたんで、まあまあかなと思います。(スタールビー賞は)単騎で頑張ります。
小倉竜二(徳島・77期)
小倉竜二選手
 (初日特選は)体は思ったよりかは動けてたんですけど、バンクコンディションがキツいんで、どうなのかなって。みんなキツいのかなっていう感じで、自分はちょっと残り1周の時点ではしんどかったです。(最終4コーナーで守澤太志にからまれたが)あそこだけはしのいだというか、脚どうのこうのじゃなしに体重を預ける感じで押し込んだんですけど。(落車後で)若干、体が重い感じはしたんですけど、悪くはないですね。ダメージのほうはあったんですけど、何とか間に合ったっていう感じです。付いていくのはキツかったんですが、ちょっと離れたっていうのはありました。際どくて4着ぐらいまで沈みかけたんでそこら辺がまだちょっとダメなところですね。(スタールビー賞は中国2人の)前後はどうなっても中国勢の3番手で。