6Rは稲垣裕之の逃げを石橋慎太郎(写真)が中団キープから力強くまくり切った。 「稲垣さんを相手に先行勝負では厳しいですからね。今日はカマシかまくりを考えていました。中団を取るのに結構脚を使ったけど、思ったより車が出てくれました。脚の状態は問題ないけど、今回はぜんそくが少し心配です」 2着に流れ込んだ鈴木誠は「今日は前のお陰。最近は静岡の選手にお世話になりっぱなしですね」と上機嫌。
9Rは池尻浩一(写真)が北津留翼の先行をフルに生かして久々の1着。 「打ち合わせ通りの展開でした。4コーナー回ってすんなり番手という展開が今年に入ってほとんどなかったし、緊張しましたね。後ろの諸橋(愛)君が先に踏んだのを確認してから踏みましたが、北津留が3着に残ってよかった」 3着の北津留翼は「今日は落ち着いて走れたし、後ろのアシストのお陰です。直線はかなり長く感じたけど、勝ち上がれて嬉しいです。直前に風邪を引いて体調はあまり良くないけど、明日も精一杯頑張ります」 人気を集めた地元の岡部芳幸はまくり届かず5着で敗退。 「自分の脚は問題なかったけど、位置が悪すぎましたね。悔しいですが、仕方がありません。まだ、3日残っているので、やってきたことを出すだけです」と気持ちを切り替えていた。
11Rは佐藤友和(写真)が抜群の切れ味を発揮。三番手まくりの武田豊樹のラインを追って、直線大外を伸び切った。 「武田さんが三番手に入ったので、焦って踏んでも不発になるし、仕掛けるのを待ちました。届くとは思っていなかったけど、予想以上に車が伸びてくれました。前回の松山記念から硬いフレームに変えて感じがいいです」 2着の武田豊樹は「金子(貴志)君を突っ張ってもまくり頃になってしまうし、三番手に入って立て直しました。カントがある分、ちょっと重たく感じましたね。最後まで踏み切れなかったが、いいレースはできたと思うし、準決勝が決まったのは大きい」
最終12Rを制したのは海老根恵太(写真)。井上昌己の先行を中団から綺麗にまくり切った。 「中団取って、後は山崎(芳仁)君がどこから仕掛けて来るかだったんですが、来なかったし、いい展開になりました。(井上)昌己がタレてきていたので、そのままの勢いで仕掛けた感じです。まさかこのメンバーで1着が取れるとは思っていなかった」 九州ライン三番手からしぶとく伸びて3着に入った合志正臣は「今回はデキがいいと思っていたし、展開さえ向けばやれる手応えはあります。伸びは良かったし、明日からはもっと上向くと思います。明日も気持ちを切らさず走ります」。