『第24回読売新聞社杯全日本選抜競輪』 決勝共同インタビュー
 
配信日:12月8日

12月9日(火) 11R (発走予定:16:20)


 【1】山崎芳仁(福島・88期)
山崎芳仁選手
 準決勝は作戦通りだったんですけど、慎平さんがジャンで追い上げてくるとは思わなかった。そこだけです。ずっと踏みっ放しだったからキツかったですね。でも、連日踏んだ感じは良いんで大丈夫だと思います。明日は僕が前で頑張ります。今まで友和と前後は微妙だったんですけど、今年に限っては僕の後ろに付いてたんで、今年一杯は(佐藤が)番手に行きますって話になったんで。踏んだ感じが良いんで、展開さえ向けば(優勝できる)って感じです。
 【2】加藤慎平(岐阜・81期)
加藤慎平選手
 (準決勝は山崎と荒井の)どっちの先行もあると思ってたんで最初は中団で、そこからは身体の動きを見てからと思っていました。フッと頭の中をよぎったのは山崎を先行させようと思いました。荒井も準決勝でそこまでは踏み込まないと思ったんで、伏見さんには申し訳ないですけどハコ勝負させてもらいました。意外と冷静に走れましたね。去年のダービー以降に2回骨折して、我慢して我慢してここまできた。明日は優勝を狙うというよりも、来年は戦えるというか、脚が戻ってG1の上位で戦える確信があるので、来年はこのまま行けば戦えるでしょうし、明日は荒井がいるので後ろでチャンスを待ちたいですね。北の後ろに行けばもっとチャンスがあると思うけど、俺は荒井に世話になっているので。永井と決勝に乗ることを目標にやってきたんですけど、(加藤だけが決勝に乗っても)喜んでくれたんで大事に走りたいと思います。
 【3】兵藤一也(群馬・82期)
兵藤一也選手
 目立たないように決勝に乗ったんですけど、感触はここの所ずっと良いし、引き続き良いですね。明日は先手(を取ること)を条件に北から。後手は踏まないと思うんで。誰かが粘ったりすることもあると思うんで、あまり(北と)仲間みたいな感じで言ってしまうと(切り替えたりすると)裏切りみたいになってしまうんで『から』付きということで。ゴチャ付くようだったら追い上げも当然考えなければいけないですし。GPに出るには優勝しかないのでね。その辺はシビアにいきます。
 【4】三宅伸(岡山・64期)
三宅伸選手
 3走全て番手だったので。調子自体は普通ですね。G1の決勝は6,7年ぶりくらいですね。マル(石丸)がここ一番のレースで一発必ず攻める所があるのでしっかりと付いていきたい。スピードが乗っちゃうと差せないくらいなので心強い。マルちゃんはちょっと今回は動きが悪いので、明日はしっかりと動かします。
 【5】佐藤友和(岩手・88期)
佐藤友和選手
 初日から脚の感触は良かったんですけど、昨日だけレースの内容が良くなかった。それ以外は問題ないですね。今日は番手回りで武田さんにからまれたりしたけど、そこを凌いで最後は余裕を持って抜けたんで良かったかなと思います。今年の流れとして、全部山崎さんが前で俺が後ろなんで、今回もそうしますかと話し合いました。今年、それで(東王座、共同通信社杯と)全部獲らせてもらっているんで、流れに逆らわずにいこうかなと。賞金争いは全く気にしていないし、一番上(優勝)しか見ていないです。
 【6】海老根恵太(千葉・86期)
海老根恵太選手
 久々にG1の決勝に乗れて、すごく嬉しいですね。初日は引いて巻き返すか、突っ張ろうと思った。二日目は平原(康多)が人気になっていたので気楽に走れたし、平原がいるけど何とかしようと思った。(中団に)入ってからも落ち着いて踏めました。準決勝は中団から行こうと思ってたんですけど、(渡邉)一成が(中団内で)粘ったんで押し込めたつもりだったけど、(内が)空いていて前までいけたんで、番手までいきました。(初手で)前を取って、永井が一成を蓋していて、ジャン過ぎくらいに来たら粘ろうと思ってたんですけど、基本は中団だったので(粘ることは)全く考えていなかった。初日は突っ張って先行して粘れているし、決勝にも乗れているので調子は良いと思います。明日はいつも通り自力で頑張るだけです。細切れでチャンスはあると思う。
 【7】荒井崇博(佐賀・82期)
荒井崇博選手
 準決勝は先行しようと考えていた。今日は作戦ミスというか、山崎が五番手にいるとは思わなかったし予想外だったので、それを除けば連日組み立ては良いと思います。(調子に関しては)やれるかなと思いますけど。(明日は加藤に前を)任せてもらった以上は先行、まくりで一発やりたいと思います。
 【8】石丸寛之(岡山・76期)
石丸寛之選手
(G1初優参を決めて)本当に嬉しいですね。初日はちょっと自分でも無理して突っ込んで頑張った感じなんですけど、二日目は自分らしく持ち味を出せたし、力を出し切れた。今日も展開が向いた感じですね。昨日はちょっと踏みすぎてキツかったんですけど、今日は大分脚を溜められた。ここ何年かずっと三宅さんと頑張ってきたんで(一緒に決勝に乗れて)嬉しいですね。明日は好きな細切れになるので、自分の持ち味を出せると思います。行ける所から思い切って踏んで行く感じですね。
 【9】渡邉晴智(静岡・73期)
渡邉晴智選手
 落車後にしては良い感じです。日に日に(良くなっている)というか、変わらずという感じですね。(準決勝で)全て海老根に任せた結果、決勝に乗れました。見ての感じの通り、自転車が進んでなかったです。また明日も海老根に全て任せるだけです。
 
 
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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