『第25回読売新聞社杯全日本選抜競輪』 決勝共同インタビュー
 
配信日:8月3日

8月4日(火) 11R (発走予定 16:25)


 【1】伏見俊昭(福島・75期)
伏見俊昭選手
 (準決勝は)ちょっとスタートを失敗してしまったんですけど、山崎(芳仁)君が後ろから上手く先行してくれたんで、ワンツーが決まって良かったですね。村上(義弘)さんをけん制しようと思ったけど、外を走っていたし、村上さんが頑張っているから慎平は内に斬り込んでこないと思ったんですけどね。危なかったですけど、まあワンツーが決まっているんで。状態は変わらずにいいと思います。三日間ともいい走りができています。(決勝は)山崎君と連係です。しっかりと付いていきます。決勝も自然体で頑張ります。
 【2】石丸寛之(岡山・76期)
石丸寛之選手
 (準決勝は)自分が決勝に乗るにはあれしかなかったっていうぐらい考えた通りになりました。後ろの九州の先輩が上手く前を取ってくれたので、全てそこにあります。二日目は一人で本当に何やっているんだっていう感じだったんですけど、初日も今日も連日、タイムが出ているんで、自分に向いているバンクだと思います。(決勝は)後ろに加倉さんが付いてくれるみたいだし、今日みたいな感じも十分にあると思うので、もっと4コーナー先頭で回って来れれば理想なんですけど、そのときは粘り込んで表彰台には上がりたいですね。(全日本は)季節は変わりましたけど、夏の方が好きだし、相性のいい大会だと思う。
 【3】平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
 (準決勝は)後ろが競りだったんですけど、自分の競走で勝ち上がれたんで、いいと思います。前検日はオーバーワークで疲れがピークみたいな感じだったんですけど、1日づつ走っていってる内にかなり感じが良くなっているので大丈夫だと思います。今回は回転練習ばっかりだったので、初日、二日目と85のギアで重く感じました。(3・71のギアが)一番いいと思います。(決勝は)後ろに兵藤さんがいるので、しっかり2人で決まるように、自分が前で頑張りたいと思います。優勝目指して頑張ります。
 【4】村上博幸(京都・86期)
村上博幸選手
 (準決勝は)市田さんと2人で、アクシデントはあったんですけど、何とか乗り切れました。脚は軽かったです。バンクも軽く感じているし、周りの動きも見えているんで、調子はいいと思います。(決勝は)今日もお世話になった市田さんにいきます。ここはGIIIで初めて優勝した場所なんで、明日はGI優勝目指して頑張ります。
 【5】山崎芳仁(福島・88期)
山崎芳仁選手
 (準決勝は)後ろ攻めからだったんで、(村上義弘に)フタをして先行態勢に入ろうと思いました。しっかり踏めているし、悪くないと思います。初日みたいにスカスカはしないので、踏み応えがあります。しっかり引っかかっていると思います。(決勝は)伏見さんと2車になりますけど、伏見さんが人気になると思うので、しっかり頑張ります(笑)。
 【6】加倉正義(福岡・68期)
加倉正義選手
 (準決勝は)作戦面では全て井上(昌己)君に任せていて、彼がいいレースをしてくれたし、僕は僕なりに最終バック手前で(井上を)迎え入れるという仕事ができた。打鐘で1回叩いてくれて勇気が伝わってきたんで良かったです。(今開催は)初日で失敗していたんですけど、調子自体は初日を走った時点でいいな、と感じていた。今日がタマタマ決勝に乗ったからかもしれないですけど、今日が一番良かったです。まさか準決勝でこんなレースができるとは思わなかったですね。(決勝は)西で石丸君一本です。明日も迷うところも何にもないんで、気楽に走れると思います。あとは1つでもいい着を取りたいと思います。
 【7】海老根恵太(千葉・86期)
海老根恵太選手
 (準決勝は)車番も悪かったんで、スタートもたぶん後ろになっちゃうとなと思いました。それで早めに押さえて、(佐藤)友和だけ斬れば八番手にはならないかなと思って斬ったんですけど、まあ友和が行くのもちょっと予想していたんですけど、ちょっとスピードが違いすぎて切り替えられなかったです。ただ、付いていって気が付いたら前の方にいた感じですね。(落車があって)ハンドルを切ったら後輪が飛んじゃって、自分で転んじゃったかなと思ったぐらい飛んじゃったんですけど、何とか持ちこたえられました。初日、二日目は雨でちょっと重かったんですけど、今日は軽く感じました。とにかく雨が嫌いなので、乾いているバンクで良かったと思います。初日に1周駆けられたので、それが二日目、三日目と生きたかのかなと思います。決勝に乗れてホッとしています。(決勝は)先手か切れ目にいきたいと思います。一人なんで気楽に走ります。前回、GIを優勝させてもらっているんで、恥ずかしくない競走で頑張りたいと思います。
 【8】市田佳寿浩(福井・76期)
市田佳寿浩選手
 (準決勝は)レースの流れは上手いこと組み立てられたかなと思います。(踏み出してからは)とにかく一生懸命だったので、(感触が)どうだったかというのは、あまり覚えてないです。ただ、そこまでの持っていき方は冷静に判断して、残り1周でしっかり位置を取って走れましたね。今日が一番肝心なレースになったと思うんですけど、こういう大舞台でしっかりとした脚を出せているので、しっかり戻ってきているという実感が沸いてます。自分の中では久しぶりに(準決勝に)乗ってきたという感覚はいい意味でないので、楽しくというか、今日もすごく挑戦したレースだったし、いい動きができたと思います。明日また久しぶりに決勝なんですけど、やれると思います。(作戦は)だいたい決めているんですけど、(村上)博幸にお願いしてまた(自分で)やりたいということを伝えて、快くやってください、と言われたんで、自分が前で戦います。自分がやってきたレースをしっかりと組み立ててやるだけなんで、とにかく前々に攻めていきます。戻ってきたので、やるだけだなと思っています。
 【9】兵藤一也(群馬・82期)
兵藤一也選手
 (準決勝は)競りだったんですけど、平原の後ろを取り切ることだけを考えて、気合入れて走りました。サマーナイトの前にかなり練習できて、だいぶ感じが良かったんで、今回は何とかなると自信を持って参加しました。(決勝は)平原がいるんで、平原の後ろで頑張ります。優勝できるように頑張ります。
 
 
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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