『第29回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)』
決勝戦共同インタビュー

配信日:2月11日
2月12日(水) 11R (発走予定16時25分)
平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手  3日間、自力で走って先行もできていますし、自信持って走れているかなと思います。(準決勝は)厳しい戦いだったんですけど、勝ち上がれて良かったです。3番手確保したんですけど、確保するまでというか、そこまでがすごく大変だったので、脚が溜まるところが正直なかったですね。稲垣(裕之)さんとちょっと引っかかってしまって、お互いスピードが死んでしまったんですけど。1つの目標であった決勝に乗れましたし、ここまできたら優勝目指して頑張りたいです。神山さんと連係して僕が前で頑張ります。
新田祐大(福島・90期)
新田祐大選手  初日は仕掛けるべきところで仕掛けて、先頭まで出ることはできなかったんですけど、稲垣(裕之)さんの番手にはまって2着ということで、着は2着でしたが、仕掛けるところは仕掛けられたというイメージでしたね。2日目は8着ということで着は良くないんですが、しっかり単騎というレースの中で単騎らしい位置取りや仕掛けどころで仕掛けるということはできていたので、その中で対戦相手が強くて、仕掛けたけど先頭まで出れなかったので、あとは失速して着は8着という形で、そういう形だったかなという風に思ってます。今日は4分戦ということで、仕掛けられる部分が来たらしっかり仕掛けようと思ってタイミングを計っていたんですが、何ていうんですかね、流れができなくて浅井さんも斬りにいかなかったですし、内側で川村(晃司)さんも詰まっているような状態で、どのタイミングで行こうかなって思っていたら残り1周手前ぐらいまでになってしまったので、あとは自分の力を出せないで終わるよりは、とりあえず出して、行けるところまで行くことがまずは重要かなと思って仕掛けたことが1着につながったと思います。今年初の1着でした。常に1着を狙って走ってはいるんですけど、やっぱり1着狙っているだけあって、1着取れそうなときに取れなかったりというレースが今年に入って何回かあったので、何でだろうと自分の中で歯がゆい部分があったんですが、それが今日は1着取れたので、自分のやっていたことが間違いではないのかなという感じでは思いました。まず今回は決勝に乗って優勝ということを目標に練習してきましたし、しっかりそこに向けての調整というのもしてきたので、それが結果としてしっかり付いてきたのかなと思います。(決勝は)僕は北日本の(齋藤)登志信さんと自分が前でしっかり頑張りたいと思います。登志信さんのレースを見ていて、初日とかもずっと外併走でそのままゴールしていくというようなすごい強いレースを見せてもらっているので、本当に安心して僕が力を出し切れば、必ずフォローもありますし、ワンツーでゴールラインを切れると思うので、しっかり力を出し惜しみせずに出して、ゴール前で勝負できたら最高だなと思います。
浅井康太(三重・90期)
浅井康太選手  (3走を振り返って)脚の方は順調かなと言うふうには思います。準決勝のレース内容的には自力と言う自力は出せてないですけどレースは見れてるのかなと思います。(今年初のレースですが)ここに向けてしっかり練習してきたので。感じも良かったので。昨日(2日目)は後手を踏んだ展開だったんですけど、まくりにしっかり付いていけたんで自信にもなってます。(決勝は単騎になりましたが)いつも一人みたいな感じなので、一人で頑張ります。去年は1回しか(G1の決勝に)乗ってないと思うんですけど、今年は本当にスタートから、毎年冬は調子が悪いんですけど、それを払拭できたかなと思います。(配分が止まる)3月のことは考えてなくて、ここに集中してきました。G1なので、ここで決められたら楽に1年間を過ごせると思いますが、この後も地元記念がありますし、気を抜かないように決勝もしっかり走って地元記念にもつなげたいです。
松岡健介(兵庫・87期)
松岡健介選手  初日は思いっ切り走れて、昨日はいい感じをつかめて、今日は番手で脚も溜まっていたんで、いい感じに仕上がっています。以前に(脇本の後ろは)ケガ明けで付いたことがあるんですけど、そのときよりも僕の脚も上がっているし、落ち着いて車間切りながら走れました。(初のG1優出は)デビューして11年になりますけど、ぴったりな11年間だったと思います。もちろん岸和田グランプリも恥ずかしながら意識してますし、とにかく1度勝負できる舞台に上がりたかった。一番上のG1でチャンスをもらえたので脇本君の番手を回らせてもらって3人で決まればいいと思います。
神山雄一郎(栃木・61期)
神山雄一郎選手  (ここまでを振り返って)まずまずかなと。準決勝は厳しい展開になりましたが、何とか自分は届きました。あんだけ伸びきれたので状態は初日、2日目よりは良かったと、日に日に良くなってると思います。決勝は平原康多の後ろに行くだけで。展開次第ですが平原がいいレースをしてくれると思うんで、勝機があれば頑張りたいです。
齋藤登志信(宮城・80期)
齋藤登志信選手  初日は4着でラッキーじゃないですけど、4着に入れたのは大きかったのもありますし、2日目はあの展開だったので、前が北日本勢じゃなく他のラインだったので、前に踏むという気持ちで走っていたと思います。それが今日の準決勝につながったと思いますけど、まぁ今はいろいろあって元気ない後輩たちがいるんで、新田君と一緒になったのがすごいうれしい反面、やっぱり自分の今の体力で厳しい反面もあるので、何か自分で考えないといけないなというのは正直ありました。まぁその中で実際、新田君強いので離れてからの自分のリカバリーがうまくいったのかなと。それだけです。最近は驚くことがいっぱいあって、騒がしいこともあるし、びっくりすることもあるし、自分の近所でロト7で8億円当たることもあるし、本当に近所なんでうらやましいんですけど(笑)。本当に驚かされて、自分が今回(決勝に)乗ったこともびっくりしているし、乗れたのは良かったと思います。(決勝は)新田君がいるんで、新田君が優勝できるように走ってくれればと思いますけど、その中で自分がやっぱり決勝に乗ったからには、離れようが付いていこうが優勝するチャンスはあるんで、これが1回でラッキーっていうんじゃなくて、2回、3回と欲ではないですけど、そういう気持ちになれるように、そういう走りをしたいと思います。騒がれている方にいい報告できるように一生懸命頑張ります。
村上博幸(京都・86期)
村上博幸選手  今回ギアを上げたんですけど、感触はいいと思います。(準決勝は)稲垣(裕之)さんの先行で、後ろでちょとタイミングは取りづらかったんですけど、最後は何とか突っ込めました。(G1優出の)オールスターは(昨年の)9月でしたかね。それから競輪の流れもギアも変わっているんで、フレームとか新しいことにチャレンジしての決勝なんで頑張りたいです。決勝はしっかり自分の力を出し切りたいと思います。(近畿の)3番手を回って、そこから頑張ります。
山賀雅仁(千葉・87期)
山賀雅仁選手  3日間、確定板に乗れているんで状態はいいのかなと思います。(準決勝は)新田(康仁)さんが付いてくれているんで、もうちょっと早いところで仕掛けどころとか振り返ってみるとあったなと思うんで、反省すべき点はいっぱいあると思います。デキがいいなと思って今回は来ていたので、あとは見ている人が本当にデキがいいか判断してもらうことだと思うんですけど、こことダービーに向けて(配分が)空いたときは計画的にトレーニングしようと思っていたので、誰もがしていることだと思うんですけど、それがしっかりはまってくれたなという感じですね。(G1の決勝は)初めてです。うれしいとは思うんですけど、まだ決勝に乗ったら、その先にもう一走しっかり勝ち切らないといけない場所でもあると思うんで、また気引き締めて明日走りたいと思います。(記念初優出で優勝は)あれは和田(健太郎)君に獲らせてもらったんで、また今回は違うと思います。(決勝は)自分の持ち味の自力で優勝できるように頑張りたいと思います。勝ち上がりを見てもらえれば、単騎になると思います。ライン戦なんで単騎は難しさもありますけど、それでも乗った以上はチャンスがあると思うんで、優勝したいと思います。
脇本雄太(福井・94期)
脇本雄太選手  初日は末脚を欠いて自分の調子を確かめられずにいたんですけど、2日目、準決と走ってどんどん調子は良くなってると思います。準決勝は気持ちの面で負けないようにと思ってたので、それが結果につながってよかったです。(準決勝は)かかりはともかく打鐘で切った時の並びを見てチャンスだなと思って勇気を持って行った結果です。去年1年間は準決勝止まりだったので、今年最初のG1で決勝にあがれてよかったです。(決勝は)自分のレースをして頑張りたいです。僕はもう自分のレースをするだけです。
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