第30回読売新聞社杯 全日本選抜競輪（ＧＩ）

優勝者コメント

　軽く動きはいいなと自分の中で思っていたんですけど、決勝に乗った時点でパーセーブだなと思ってました。（決勝の組み立ては）関東勢がどう出るかわからないんで、早めに後ろから押さえて、レースを自分でかき回して。後は単騎の人がいるんで粘ったり、何なりする可能性があるんで、もつれを狙っていた感じですね。浅井（康太）がいったんで、浅井のスピードを貰って後はどこまでいくかって感じでした。意外と最後の4コーナーから伸びたんで。（これでG1制覇は）9です。2年ぶりですね。（G1の決勝に乗れない日々が続いたが）そうですね。去年久々に（競輪祭で決勝に）乗りましたね。
　ギア対策で去年の11月ごろから練習をガラッと変えました。乗り込み中心であとはスピード練習も。フレームも全部変えて、まあ、今までのイメージを全部捨てた感じですね。（この優勝よりも）むしろ言えば、グランプリに出れるってのが先にゴール後に浮かびました。グランプリの歓声が忘れられないですね。（次のダービーを取るとグランドスラムですが）そうなりますかね。
　（今後のスケジュールは）ダービーまで1カ月あるんで、ちょっと練習して、もう一段階皮が剥けてくれれば、ダービーもおもしろいかなと思いますけどね。京王閣は記念とかも優勝してるし（イメージは）悪くないと思います。（グランプリに出れるのは）でかいですね。