『第33回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)』 決勝戦共同インタビュー

配信日:2月11日
2月12日(月) 12R(発走予定16時30分)
新田祐大(福島・90期)
新田祐大選手
 2日目はちょっと天候に恵まれなかったんで、みんな一緒なんですけど、自分が対応しきれなくて大きな着をとってしまったかなと思います。(準決勝は)仕掛けようとしてはいたんですけど、前のタイミングと僕のタイミングが少し合わなかったので、そこをタイミングをずらした結果ああいう形になってしまって。後ろの(佐藤)慎太郎さんと(坂本)亮馬も、多分あそこのタイミングで踏み込んでいたんで、ああいうみんなが意思疎通できない感じになってしまったように見えたと思うんですけど。でも、先頭の僕が思いっきり行けばよかったところだと思うんですけど、それができなかったんで。結果自分は1着に届くことができたんですけど、その道中で慎太郎さん、亮馬と、かなり苦しい展開にさせてしまったというか。それがラインでワンツースリー決められなかった敗因になったかなと思います。(近畿の)番手まくりはあんまり考えてなかったんですけど、問題は今日(3日目)の風の具合が…、まあ天候ですよね。天候に左右されるなと思っていて。11レースと10レースと9レースもそうでしたけど、思っていたような展開になってなかったんで、ちょっとそこでも戸惑いがありましたね。ここに来るまでに3レース走ったんですけど、体の感じは問題なく大丈夫かなと。ただ、競輪らしいレースができてないところ。そして、あとは勝ち上がりの段階で先輩達にすごく迷惑をかけてしまっている内容になってるんで、準決勝もそうでしたけどラインで全く決まってないんで、その悔しさを決勝でですね、晴らしたいと思います。(決勝戦は)僕は1人で頑張ります。
吉澤純平(茨城・101期)
吉澤純平選手
 (ここまでを振り返って)しっかり自力出せて勝ててるんで、まあいいと思いますね。(初日特選はまくりになったが)脚は使ってるんで、(位置を)取ってる感触もいいんで、上向いてるって感じはあります。(内容には納得?)内容っていうか、自分で動いて行ったって形ですね。そこは展開上そうなったって感じですね。(準決勝は後ろがモツれた)何もわからなかったんで。音はガシャって音がしたんで、ほぼモツれたっていうか古性(優作)か坂口(晃輔)が後ろだったんで、諸橋(愛)さんからまれたかなって感覚はちょっとあったんですけど。たぶんからまれたら古性が入ってるなっていうのはあったんで、そうなったら原田(研太朗)君とか山崎(芳仁)さんも最後まくり追い込みで飲み込まれる可能性もけっこうあるんで、最後まで必死に踏んだって感じですね。バックの向かい風乗り越えたら、ホームちょっと軽くなるので、バック乗り越えればって感じでした。(初めてのGI決勝だが)全日本選抜に向けてしっかり自分なりに準備して、決勝に乗りたいっていう気持ちで去年ぐらいからそういう目標できたんでそれはよかったです。決勝に向けてというより、初めてなんで乗りたいって気持ちで乗るっていう目標が達成できたことがよかったですね。(デビューからここまで長かったか?)5年半があっという間に過ぎた感じなんで、GIに出だしてまだ2年ちょっとぐらいしかないんで、段階踏んで来たっていう感じはあるんで、やっとという気持ちはそんなにないです。(決勝戦は)平原さんの前でしっかり力を出したい。
古性優作(大阪・100期)
古性優作選手
 (ここまで3走して)前回(松阪記念)よりかは強くなってるんかなと思います。(GIの決勝は一昨年10月の寬仁親王牌以来だが)一昨年感じたことをしっかり去年1年間、ここ最近でしっかり意識してきた結果がついてきたんかなと思います。(そのときより)力は上がってると思います。(準決勝の最終ホームは)勝負どころやったんで、とりあえず(吉澤純平を)出させないように全開では踏んだんですけど出られてしまったんで、もう番手勝負行くしかないなと。はい。(決勝戦は)しっかり、近畿の先輩方に任せていただいたんで、自分が一番前で頑張りたいと思います。
椎木尾拓哉(和歌山・93期)
椎木尾拓哉選手
 (感触は)日に日に良くなってきてると思います。今回はちょっと(決勝戦に)乗れる感じではなかったんで、乗れて少しびっくりしてる感じはあるんですけど。(1月和歌山記念で落車した)その感じを引きずっていたんで、乗れてよかったなと思います。昨日(2日目)、山田(久徳)君が頑張ってくれて、1着を取れたことで流れが変わってきたかなと思います。(準決勝は)いい勝負ができたと思います。(決勝戦は)近畿4番手です。
平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
 (ここまで3走して)感触は悪くないですけど、何とか勝ち上がれたっていう感じですね。(準決勝は後方に置かれたが)全く作戦どおりにいかなかったです。組み立てが上手くいかなかったですね。ずっと焦ってました。(直線のコース取り)全然ああいうことは滅多にしないので、本当に落車覚悟で入って行った感じですね。吉澤純平君がいるんで、しっかり任せて。大宮(記念決勝)のときに上手くいかなかったので、その分も決めれるようにしたいなと思います。
山田英明(佐賀・89期)
山田英明選手
 (3回目のGI決勝だが)予定どおりじゃないけど、常に決勝には乗りたいなって気持ちで走ってます。(ここまで3走して)自分なりに組み立てて、仕掛けて、結果出てるんで、いい形じゃないかなと思ってます。(準決勝は)平原(康多)君の後ろじゃ勝負にならないんで、そこで(位置が)かみ合っても、そこが自分の勝負どころやなって組み立てたんで。(脚の感じは)コンディションがバラバラなんで何とも言えないんですけど、自転車も進んでるし悪くないと思います。ゆっくりして明日に備えるだけですね。  (決勝戦は)単騎でやらせてもらうんですけれども、みんなすごい選手ばかりなんで、そのなかで自分がどういうレースをできるかっていうのを自分なりに考えてやっていきたいと思ってます。自力とういか…。いつも自力なんですけど、何でもというか流れに応じて。
村上博幸(京都・86期)
村上博幸選手
 初日はちょっと重たかったんですけど、感じは悪くないと思います。(準決勝は)ハウスもしたんで、ちょっと無駄脚を2回くらい使ってしまったんですけど、そこから思っている以上に伸びたと思います。(GIの決勝は2016年の全日本選抜以来だが)GIIとか(の決勝戦に)乗ったりしてるんで、あんまりそんな長かったなという感じはないですけど。(兄弟連係だが)全力でやるだけなんで。(決勝戦は)僕は兄(義弘)の後ろでしっかり頑張ります。
原田研太朗(徳島・98期)
原田研太朗選手
 調子自体はそこまで。ちょっと体疲れてるわりに、着がいいかなって感じです。(GI決勝は昨年8月平オールスター以来)平のときも決勝戦単騎だったんで、その反省を今回生かせれたらいいかなと思います。(準決勝は落車もあり)まあ、喜べるアレでもないですし、反省点も多いレースだったんですけど、しっかりそのなかでも対処できて3着に入れたのは大きいかなと思います。(3着争いは)届くっていう気持ちもありますし、自分が外踏んだら岩津(裕介)さんが後ろついてチャンス生まれるかなっていうのもあって必死でそこだけ踏みました。けっこう今日は風が強かったなと思います。(決勝戦は)ヒデ(山田英明)さんと話して、お互い力出せるような感じで走りたいと思います。
村上義弘(京都・73期)
村上義弘選手
 毎日体の感じが違う感じはしますけど、今日(準決勝)は(山田)久徳が思い切って行ってくれたおかげでなんとかここまで来れたと思います。(体の感じは毎日)バラバラな感じです。(よくなったり悪くなったり?)そうですね。(GIの決勝戦は昨年の高松宮記念杯以来だが、怪我もあってあまりGIに)出てないんでちょっと何とも言えないです。(兄弟連係だが)とにかく一戦一戦しっかり頑張りたいと思います。(決勝戦は)僕は(古性)優作の後ろで頑張りたいです。