『第34回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)』 決勝戦共同インタビュー

配信日:2月10日
2月11日(月) 12R(発走予定16時30分)
中川誠一郎(熊本・85期)
中川誠一郎選手
 (16年日本選手権以来のGI決勝だが)長かったですね。久々に(GI決勝に)乗れました。(準決勝は最終)ホームぐらいからは仕掛けるつもりはレース前からあったので。前が流していたので、しっかり動けたかなって感じですね。ちょっと2日間不完全燃焼だったので、準決勝はしっかり力を出せてよかったなという感じです。(決勝は)ちょっと考えたんですけど、自分でやろうかなと思います。九州1人なので、優勝したいなと思っています。頑張ります。
武田豊樹(茨城・88期)
武田豊樹選手
 (準決勝の平原康多は)すごいカマシでしたね。最後の最後まで自分も油断せずに走ったんですけど。自分の方はまあ、風を切ってないですから。(状態は)いいと思います。(3日間走ってみて)良くもないですけど、悪くもないです。最後の一走が決勝戦になったので集中力を高めて走るだけです。もちろん、吉澤君に。吉澤と一緒に走ります。最近は期待に応えられないレースばかりで、これは(決勝に乗れたのは)うれしいですね。励みになります。
香川雄介(香川・76期)
香川雄介選手
 (準決勝は)太田(竜馬)との連係を外さないことだけ考えていて。(逃げた南関勢と)あんだけ車間が空いているとは分かっていなかったです。(太田は)まくり不発だったので、(中部勢に)スイッチして。その前にあと2車か、何車いたかは自分では分かっていなかったです。あんまり体調は良くないんですけど、二次予選の4着も、(4着すら)ないところからの4着だったし、準決勝も繰り上がっていった感じ。ラッキー1本ですね。(決勝は)松浦君にしっかり付いて行って。連係を外さないことだけ。あと、小倉と松浦に迷惑をかけないことだけを心掛けて頑張ります。
小倉竜二(徳島・77期)
小倉竜二選手
 (GI決勝は11年高松宮記念杯以来)8年振りなんで、長かったですね。準決勝は中川君にイチかバチか賭けてたんですけど。(中川の)スパートが結構早めだったので、多分本人も6割ぐらいで行ってくれたから付いていけたと思いますね。(感触は)自分の中では、まあまあ良いほうだと思ってます。(決勝は)中四国で松浦君がいるので。香川さんも上がってきたので、ツキ一本で(笑)。その後ろを固めたいと思います。とりあえず中四国でまとまって、そこで優勝者が出るように。なんとか結束して頑張りたいです。
吉澤純平(茨城・101期)
吉澤純平選手
 (準決勝は)初手は作戦とは違ったんですけど、前々に踏んでっていうイメージだった。二次予選はいい感触が出たので、準決勝はそのまま(の感触)でした。(前回の落車で自転車のパーツを替えたが)初日に修正できたので、2日目以降はよかったと思う。(決勝は)武田さんの前でしっかり。(佐藤)慎太郎さんも付いてくれるので、しっかり精一杯自力を出して、ラインで決まるように頑張りたいです。
和田真久留(神奈川・99期)
和田真久留選手
 (初のGI決勝で)素直にうれしいですね。もうすべて山中(秀将)さんのおかげというところがありますね。作戦も全部お任せだったんですけども、車間だったリ、ああいう展開というのは、ちょっと頭になかったかなというのはあります。(3日間走ってみて)先行ができるような状態には身体の状態はきているので、どんな展開でも勝負できるような状態ではあります。(決勝は)単騎ということで、自分のスピードだったりを生かせる競走がしたいです。単騎も苦手ではないので、一発狙って優勝を目指したいです。
松浦悠士(広島・98期)
松浦悠士選手
 (初のGI決勝は)連日中四国で戦って、ラインで戦った結果で上がれたと思ってます。(準決勝は)ちょっとスタートの予測が違ったんで。本当は(原田)研太朗とカマシっていう話をしてたんですけど。レース展開はちょっと違ったんですけど、研太朗が仕掛けてくれたんで、僕は中村(浩士)さんに負けないようにやっていたら気付いたら内が空いてたっていう感じです。(3日間走ってみて)絶好調だと思います。(決勝は)中四国でまとまって、僕が先頭で自力を出していきたいと思います。しっかり力を出し切って、ラインから誰か優勝者が出ればいいと思っています。
吉田敏洋(愛知・85期)
吉田敏洋選手
 (準決勝は)結果的に浅井(康太)がああいう形で落車してしまったので、ちょっと残念でした。初日、2日目と同様に落ち着いて周りはよく見えて走れているかなと思います。(前回大宮記念の落車から)割と時間があったので、体のメンテナンスをまずしっかりしながら、練習を始めてからは結構いい感じで乗れているなって手応えはあったので。そこそこいい状態じゃないかなっていう風に今回は入れたと思います。(決勝は)単騎の選手が結構いるみたいですけど、僕も単騎で一発狙うつもりでね。積極的に走りたいと思います。
佐藤慎太郎(福島・78期)
佐藤慎太郎選手
 (準決勝は)僕は付いていっただけで、(決勝は)乗せてもらった感じですね。ありがたいです。(最後は)4コーナー立ち直りまで待ってって思っていたので、形としては良かったと思うんですけど、最後、僕が武田さんと平原君の間のコースを行く感じで行けば松浦のコースがなくて、平原君も一緒に乗れたのかなと思うと、悔しいですね、そこだけ。まあ、でもセオリーどおりの。4コーナーから外踏むというのは、レースとしては自分のレースはできたかなと思います。(体調は)3日目が一番良かったですね。(決勝は)何度も頑張って貰っている武田さんの後ろでチャンスを待ちます。2003年以来、2本目のタイトルを目指して全力で頑張ります。