REPORT

『全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪』

　スーパープロピストレーサー賞　共同インタビュー

配信日：5月14日

5月15日（土）　11R　（発走予定16時30分）

【1】伏見俊昭(福島・75期)
	今日は武田さんが頑張ってくれたんで、理想はワン・ツー・スリーだったんですけど、小嶋さんが止まらなかったんでちょっと残念でした。まさか誰も来ないと思ったんですけど、ちょっと3コーナーで油断してたのが悪かったと思います。気付いたのが遅かったんで。ラインで決めるのが理想だったんだけど、分からないうちにゴールしてました。明日は岩津君も（平原の番手を）主張してきたし。前のレースで2人乗ってたんで、（自分が）自力になるかなと多少は考えてました。僕が平原君を主張しちゃうと岡部さんが4番手になってしまうんで。共同の初日に3人で連係して決まってることもあるんで、（自力で）しっかりと。2人の了解を得て僕が前で頑張らせてもらうことになりました。前回は4分戦だったし、3分戦で僕が前で戦うのは久しぶりなんですけど、しっかりと自力屋の気持ちを込めてレースを組み立てていきたいと思います。
【2】村上博幸(京都・86期)
	流れの中で反応できて、タイムが良かったんで脚的には良いと思います。うまく脚も溜められたので。今日は自分でもビックリするくらい車が出ました。明日は市田さんに「前を回れ」って言われたんで、小嶋さんの番手でしっかりと頑張りたいと思います。
【3】平原康多(埼玉・87期)
	展開がああいう展開（中団がもつれる）だったんで自転車の感覚はいまいち分からなかったんですけど、前回に比べたら脚の引き方が良い感じになって最後に伸びました。先行はできなかったけど凌げてるんで納得はしています。明日は付いてもらえるなら（岩津と）同期ですし、一生懸命頑張ります。行けるところから自力で行きます。
【4】小倉竜二(徳島・77期)
	脚にはきてたんですけど、3コーナーで下ってコースを探してから突っ込んだんですけど、踏んだって感覚はないんですけど、コース取りが良かったかなと。あそこから外は行けないんで。とりあえず中に入ってからコースを探しました。（調子は）悪くはないと思うんですけどね。明日は岩津の後ろで。岩津が平原に行くんで、その3番手で。（2人が）同期ですし、（目標が）居なければ岩津も動けますし、2人になったときも岩津に任せると思いますんで。どっちにしても岩津の後ろですね。
【5】小嶋敬二(石川・74期)
	山賀君が（ラインの）前だったんで、海老根君が前になったときと競走が違うんで、山賀君だと（ギアが）4倍だし先行も視野に入れてるかなと思ってました。スタートで山賀君が僕の後ろになったんで、下手に山賀君に行かせて僕が動くよりは、僕が先に動いて山賀君なり武田君なりを使って組み立てられたらいいなと思ったんで、スタートを（山口）幸二さんが取ってくれたんで、その辺でレースで良い所が取れたし、落ち着いて仕掛けることができました。行けると思ったんですけど、武田君をまくったときにかなり外を走って、伏見君（のブロック）がきたんで結構遠回りになって伏見君に当たったときに止まって、いつもだったら転ぶというかバランスを崩すけど、今日はスピードが良かったんで行けました。まだ、腰とか膝とか痛いんですけど、F1以外では今年初めてこういう舞台で決勝というか上に乗れたんで、良いメンバーなんで良い経験を積めるように明日は頑張りたいと思います。平原君の動きとかあると思うんで、チャンスはないと思うんで（笑）、伏見君のまくりも強いですし。その中でうまく仕掛けられたらいいと思います。
【6】岩津裕介(岡山・87期)
	今日は村上（博幸）さんに付いていっただけなんですけど。（感じは）思わしくないですね。思ったよりはしっかり付いていけたんで、レースになってよかったです。明日は平原君（の番手）に行かせてもらいます。小倉さんに「前を回ってください」と言ったら回ってくれなかったんで（笑）。迷惑をかけないように頑張ります。
【7】成田和也(福島・88期)
	周回中は結構楽に感じたんですけど、いざ自分で踏んでみたら結構スカスカした部分もありました。山崎君が仕掛けてくれたんでそのスピードを借りて、そこから踏みました。もう少し行ければなという感じです。明日は岡部さんが回っていいと言うんで伏見さんの番手に行きます。
【8】岡部芳幸(福島・66期)
	前回よりは感じが良いと思います。（佐藤）友和が頑張ってくれたんで2着になることができました。（短い）2日制だっていう気持ちで参加してるのもあるんですけど、やっぱり前回よりも感触と脚の状態は良いと思います。明日は伏見が福島の1番前で自力で頑張るみたいなんで、僕は3番手を固めます。
【9】市田佳寿浩(福井・76期)
	今日は全部、村上の兄貴（義弘）に任せてやった結果で、最後はコースがなかったんでしょうがないかなと思って割り切って（内を）行ったんですけど。全部（村上に）やってもらった感じですね。（踏んだ感触は）こんなもんかなと思います。とにかく村上さんに付いていくのに必死で、そんな感覚とかは今思い出さないとという感じです。明日は強いダービー王（村上博幸）にしっかりマークしたいと思います。今までは（自分が）前で頑張るって作戦をずっと考えてたんですけど、ものすごい（博幸は）強いし、これからはそういう並びになっていくと思うので。博幸がどういう選択をしようが自分は後ろに行こうと思ってます。博幸のできるレースに付いていこうと思います。