配信 2004年5月8日



若生武則の『全プロ自転車競技大会記念競輪』レポート
(ワールドグランプリ編)


今日の佐藤慎太郎の伸び脚は素晴しかったですね。世界の強豪を相手に優勝は見事でした。
コンニチハ、けいりんマガジンの若生です。
村上とダイカの先行争いは、手に汗を握ってしまいましたね。どちらが主導権を取るのか、ニッポンの先行ナンバーワンと世界のケイリンチャンピオンの意地と意地のぶつかり合いはワクワクしましたね。


→ワールドグランプリダイジェスト
→ダッグアウトから



■ワールドグランプリダイジェスト


青板過ぎ1コーナー
伏見、佐藤、村上、松岡、吉岡、小倉、ダイカ、フレンチ、ブランで周回。青板でダイカが上昇し、赤板で伏見と併走し、打鐘前から先行態勢に入るが、村上も意地を見せ先行争いに。最終2コーナーで両者力尽き、マークが先行。吉岡も捲って出るが不発に終わる。ブランは最終4コーナー前から踏み込むが、直線外を伸びた佐藤が1着。2着にブラン。3着は小倉。



赤板

赤板過ぎ1コーナー

打鐘過ぎ2センター

最終1センター

最終2センター

ゴール

表彰


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■タッグアウトから

<1R>
 

先行した志智俊夫
「くぅ~、3着にまで残りたかった! 今日は、低レベルな中での先行(笑)」



<2R>

最終4コーナーで落車こらえた小川将人
「あぶなかった。もう大量落車かもって思ったけど、よう堪えた。
まだ、ツキあります」




<4R>
  先行して1着の井上昌己
「今日はたまたまです。でも、前のレースで稲垣(裕之)さんががんばってましたね。
(明日の全プロで)スプリント(にエントリーしたの)は、なんとなく。1kmは疲れるから(笑)。走らなきゃいけない時以外は走りたくないですね(笑)」


<5R>
  隙ついて先行し、1着の金子貴志
「最近、一レース一レースが冷静に走れるようになりましたね。
(同じナショナルチームの矢口啓一郎との対戦は)レース前に気持ちで殺してますからね(笑)」


<6R>
 

捲って1着の横田努
「(最終ホーム、4番手とったのは)身体が反応しました。調子が良くなってきてるんですかね。それに、最近捲り出してないし」では、また捲りがガンガン出すんですか?と聞くと「いや、それはないです。メンバーと展開によってですね」



<7R>
  加藤慎平の捲り追走し、
さらに追い込んで1着だった石丸寛之

石丸は加藤に向かい「いいところで行ってくれたわ(笑)」
加藤は「脚がなさすぎですよ。先行やめようかな・・・・・・」

(写真:石丸選手)


<8R>
  直線鋭く伸びて岡部芳幸
「もう内行くしかないよね。佐々木(則幸)君も一発もらってから、もうちょっと粘るかなと思ったけど、あっさり踏むのやめたし、あんまり調子良くないのかな。でも、(佐々木)龍也さんに悪いことしたね。自分しかこれないとこ来て、今日は龍也さんがついてくれたおかげです」


<9R>
  外国勢の二段駆けを捲った小嶋敬二
「(打鐘のロス・エドガーは)イン切りとは思わなかった。しかも、イン切ったヤツ千切れとるしー! なんやそれーって(笑)。ロス・エドガーが(弱くて)かわいそうだったけど、しゃない(笑)。でも、あれでいっぱい。それで、フォルデが思いっきり斜めに踏んだでしょ。もうきっつい~」


<10R>
  外国勢の4番手についた新藤敦
「外人さん力強いからね、きっつかった(笑)。あの展開は読めてたから。山田(裕仁)さん来るのかって思ったけど、あそこについて抜かれるわけにはいかないって思って、精一杯いきました(笑)。でも、つけるとこまちがえてなかったね」


<11R>
  先行したジョビー・ダイカ
「ちょっと早かったですね」村上義弘を先行させて番手にはまるという策は考えましたかと聞かれ「ノー、それをやるとダメです」
2着のパペル・ブランは、「(前を援護するのに)力を使いすぎまて、最後に捲られてしまいました。でも、2位をとったのは嬉しいです」



さて明日は、全プロ競技大会が四日市競輪場で行われます。素晴しい自転車競技の世界を楽しむことが出来るので是非見に来てくださいね。


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