『東日本大震災被災地支援 日韓対抗戦競輪2012(FI)レポート』 2日目編

配信日:3月29日
本日の日韓対抗戦競輪は結果だけを見ると日本が圧勝した形ですが、一緒に走った日本選手達は口々に、韓国の選手は強いと言っています。
日本の競輪のスタイルでは無い韓国の競輪とは違うようで、戸惑いもありますが初日よりは数段上の走り方をしてきているので、慣れたら相当強そうです。
特に村上義弘選手は本当に強いと言っています。「GIの特選クラスの脚力はある。日本の競輪に慣れたら凄い事になるだろう」と言っていました。
これは相当だと思います。本当に明日気合いを入れて、油断しないで良いレースをしてほしいですね。

7レース最終4コーナー
7レース最終4コーナー
1着三宅伸、2着市田佳寿浩、3着香川雄介
8レース最終4コーナー
8レース最終4コーナー
1着稲垣裕之、2着伊藤健詞、3着松岡貴久
9レース最終4コーナー
9レース最終4コーナー
1着神山拓弥、2着小嶋敬二、3着十文字貴信
10レース最終4コーナー
10レース最終4コーナー
1着村上義弘、2着渡邉晴智、3着佐藤慎太郎
<7R>
三宅伸選手
三宅伸選手
キム・チボム選手
キム・チボム選手
 1着の三宅伸
「市田は追い上げかと思ったら、そのまま行ってくれたんで、びっくりしました。差せると思ってなかったんですけどね。でも、どうせ決勝に乗れるならGIの決勝に乗りたい(笑)。たまには恵まれますね(笑)」
3着の香川雄介
「ポイントで乗れないので、しょうがないですね」
4着のキム・チボム
「落車に巻き込まれないでよかったです。落車があったせいで、思い通りではなかったけど、最終日も最善をつくします」
6着のイ・スウォン
「思い通りのレースは出来なかったですね。思っていたよりも早く2番(市田)がきたので、それに惑わされてしまいました」

<8R>
稲垣裕之選手
稲垣裕之選手
イ・ミョンヒョン選手
イ・ミョンヒョン選手
1着の稲垣裕之
「打鐘で、鈴木(謙太郎)君もけっこうかかっていたのに、それでも来られましたね。ヨコに並ばれるまでわかんなかったです。でも、その後は上手く対応が出来たと思います。昨日の反省を活かせましたね」
2着の伊藤健詞
「確定板に乗れて、ここに参加したかいがありますね! 苦しいレースにはなるとは思っていたので、それように準備はしてきているので、そこは大丈夫です」
5着のイ・ウクトン
「ラインに慣れていない分、上手くいかないですね」
6着のイ・ミョンヒョン
「脚の方は問題ないです。決勝戦に乗れたので、積極的なレースをしたいと思いますので、最善をつくしたいと思います」
7着のヤン・ヒチョン
「初日よりも二日目の方が日本選手の走りもわかってきました。前のレースで落車があったので、それが心配でした。自分も落車して5ヶ月しか経ってないので心配でしたね」
   

<9R>
神山拓弥選手
神山拓弥選手
小嶋敬二選手
小嶋敬二選手
1着の神山拓弥
「前が離れているのはわかったけど、小嶋さんですからね! やっぱり小嶋さんはすごかったですね。指の怪我をして、これだけ強いんだから、してなかったら差せなかったかもしれないですね。韓国勢は昨日から作戦を立てていたみたいで、けっこうヨコもすごかったし、昨日1日でこの進歩はすごいですよね。自分は1着に入らないと勝ちあがれないと思ったので、1着に入ることができてよかったです」
2着の小嶋敬二
「団体追い抜きに個人追い抜きで対抗はきついです」
3着の十文字貴信
「小嶋さんが行くとしたら最終ホームだと思っていたので、そこだけ離れないように集中していました。韓国の選手は、昨日は慣れないライン戦でつっかかったりしていたけど、今日はスムーズに走っていたし、日本も相当頑張らないといけないですね」
4着の五十嵐力
「なかなか出来ない経験ができたけど、苦しかったですね」
6着のペ・ミング
「小さい頃から日本の競輪に憧れていて、神山(雄一郎)に憧れていました。初の日韓競輪に出られて光栄です。残念な面もあるけど、最後になるかもしれないし、明日も最善をつくしたいと思います」
7着のイ・ヨンヒ
「初日よりも動きがわかってきました。韓国にはラインがないので、難しいですけど、最終日は3着までに入れるように頑張りたいと思います」

<10R>
村上義弘選手
村上義弘選手
キム・ヨンソプ選手
キム・ヨンソプ選手
1着の村上義弘
「個々の力で行ったら韓国勢は力ありますよね。やっぱり体つきをみても強いのはわかりますし、脚力的にはGIの特選クラスと同じですね。来る前はなめていたわけではないけど、FIクラスぐらいなのかなと思っていたけど、一緒に走ってみて、その強さを実感して、今回は本当にいい経験になりました。同じ東アジアにこれだけのと思うと、考え方を変えなきゃいけないなと思います。特に自分は国際経験がないので、そう思いましたね。競輪はケイリンと違うと思ってきたけど、同じになっていかなきゃいけないのかなと思いました。長い競輪の中でゆがんできたのかなと思いますね。明日は、意地ではなく、でも、自分たちも誇りをもって走らなきゃいけないと思うので頑張ります。若返りたいですね(笑)」
2着の渡邉晴智
「この歴史に残るレースの確定板に乗れてよかった。やっぱり村上は強いです! 今回、唯一のSSで、ぜひ完全優勝を決めてほしいですね」
4着のキム・ヨンソプ
「韓国にラインがないので、慣れてない難しいですね。やはりタイミング的に日本は慣れている分、そこは勝てないと思う。決勝は、今までちょっと結果を出せていないのですけど、決勝は勝ちたいです」
7着の柴田竜史
「コーナーでちょっと振って、村上さんの行くタイミングを作れればと思っていました」
8着のパク・ビョンハ
「初めての日韓競輪なので、来た時の気持ちを忘れずに最終日も頑張りたいと思います」
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