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参考データ
 


後閑選手
第46回競輪祭優勝
後閑信一(群馬・65期)
 競輪祭、決勝戦。盟友・神山雄一郎マークの後閑信一はその位置を最後まで死守して悲願のGIタイトルを獲得してみせた。その後は多少精彩を欠いてしまっていた感は否めないが、10月の久留米GIIIで優勝を飾り、周囲の不安を一掃してみせた。今年のグランプリにはその神山、そして関東…いや、競輪界が誇るスーパールーキー・武田豊樹が参戦しており、上位独占へ向けまさに磐石の布陣といえる。神山との前後の並びこそ微妙だが、後閑は年末年始に勝負強さを発揮しているだけに、その動向から目が離せそうもない。
 
鈴木選手
第58回日本選手権競輪優勝
鈴木 誠(千葉・55期)
 鈴木誠はダービー決勝戦で先行した伏見俊昭マークから鋭い差し脚を発揮し、13年振りとなるタイトル獲得を達成した。今年のGI優出はその1回のみではあったが、05年の年間連対率37%(12月2日現在)と安定したマーク戦は多くの競輪ファンを唸らせてきた。ただ、グランプリには南関の先行選手が不在で、その位置取りが注目されそうだが、たとえラインの3番手を回ることになろうとも、冷静な状況判断の持ち主だけに、侮れない存在と言えよう。
 
 
伏見選手
第56回高松宮記念杯競輪優勝
村本大輔(静岡・77期)
 高松宮記念杯競輪で伏兵的な存在だった村本大輔は武田豊樹のパワー先行を直線で交わし、静岡県に念願の初のタイトルをもたらした。それからはGIII中心のあっせんになり、勝率は下降線を辿ってしまったものの、全日本選抜では優出を飾っており、調子的には問題なさそうだ。村本も鈴木同様、目標不在で位置取りに注目が集まるところだが、直線で見せるシャープな差し脚は魅力抜群で、グランプリでも「伏兵」の一発に大きな期待が掛かる。
 
小嶋選手
第14回寛仁親王牌優勝
小嶋敬二(石川・74期)
 寛仁親王牌での小嶋敬二の強さはまさに圧巻だった。赤板で別線勝負の金子貴志を突っ張って主導権を握り、他ラインの捲りを寄せつけず、直線ではマーク・山口富生の猛追を振り切って逃げ切り勝ち。以降のビッグレースでもコンスタントに優出、全日本選抜では果敢な先行勝負で番手の加藤慎平を初タイトルへと導いた。グランプリでは武田豊樹、伏見俊昭との3分戦が予想されるが、競輪界最高峰の主導権争いが覇権の行方を大きく左右することになりそうだ。
 
 
神山選手
第48回オールスター競輪優勝
神山雄一郎(栃木・61期)
 近年、自在戦に円熟味が増してきた神山雄一郎。オールスター決勝戦では目標不在のメンバー構成ながらも、先行する金子貴志の番手を巧みに捌いて同一タイトル5度の優勝という偉業を達成してみせた。神山はグランプリには12度も挑戦しているが、未だに栄冠を掴んだことがない。しかし、今年は相性抜群の平塚競輪場での開催に加え、武田豊樹という好目標との連係になり、これまで以上に必勝を期してくることは間違いない。
 
加藤選手
第21回全日本選抜競輪優勝
加藤慎平(岐阜・81期)
 年頭の競輪祭で準優勝と涙を飲んだ加藤慎平。しかし、今年最後のGI・全日本選抜で逃げる小嶋敬二の番手から抜け出し、80期以降としては初のタイトルホルダーに輝いた。昨年後半から自在型に転向し、メキメキと頭角を表した加藤だが、捌きも器用にこなし、捲りも打てる脚質は他メンバーには脅威に映るはず。しかも、グランプリでは全日本選抜に続き、小嶋との連係が濃厚で、ビッグタイトル連覇も十分射程圏内にあると言えよう。
 
 
佐藤選手
賞金獲得選出順位・第1位
佐藤慎太郎(福島・78期)
 今年の佐藤慎太郎はビッグ戦線で抜群の安定感を発揮、GII優勝が1回(ふるさとダービー武雄温泉)ながらも、1億円近い賞金を稼ぎだし3年連続3度目のグランプリ出場の切符を手にした。過去2回のグランプリでは、伏見俊昭と黄金の福島ラインを形成しながら2度とも失敗に終わっている。今回もその伏見との連係が有力で雪辱に懸ける思いは強いはず。信頼の厚い両者による連係だけに、上位独占は一考しておきたいところ。
 
伏見選手
賞金獲得選出順位・第2位
伏見俊昭(福島・75期)
 昨年8月にアテネオリンピックで銀メダルを獲得して以降、本業の競輪ではイマイチの成績が続いていた伏見俊昭。しかし、ダービー決勝で先行し2着に粘る健闘を見せてからは、GIII優勝3度と着実に賞金を上乗せしていき、グランプリ出場にこぎつけた。平塚競輪場でのグランプリ開催は01年以来だが、その時は初出場だった伏見が逃げ切り勝ちを収めている。全日本選抜では2連勝で準決勝に勝ち上がるなど好調気配を見せており、01年の再現も十分ある。
 
 
神山選手
賞金獲得選出順位・第3位
武田豊樹(茨城・88期)
 今年の競輪界を最も沸かせたと言っても過言ではない武田豊樹。その武田が賞金ランク第7位(12月6日現在)で滑り込み、デビュー3年目という早さでグランプリの出場権を手にした。しかも、今開催は今年のビッグ戦線で幾度となく連係しワンツー実績のある、神山雄一郎、後閑信一が後ろを固めそうで、マイペースで仕掛けることが出来れば01年の伏見同様、初出場・初優勝の快挙を達成してしまう可能性は高いだろう。
 
 
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