「日本一になりたかったので、負けられない戦いでした。2連覇よりも勝てたことがうれしい。今年は日本選手権以降調子を落とし、ファンの皆さんに迷惑を掛けるレースが多かったのですが、競輪はオフシーズンがないので、どこかで必ず『しゃがむ』時期が必要になります。(調子の)悪い時期も悪いなりに成績を残し、(来年は)ファンの信頼を裏切らないで1年間と通して成績を安定させたいと思っています」 |
「小嶋君が絶対に仕掛けてくれると思っていました。最終4コーナーでは『サラ脚』で回ってこれました。あとはコース取りだけだったのですが、外には絶対に行かないと考えていました。内に行こうと思っていましたが、前のレースで有賀君が最内を通って失格していたので、真ん中を選びました」 |
「今の賞金体系はGIで頑張らないと、積み上げられません。僕がダメだったら、村上君に勝ってもらって2億を超えて欲しいと思っていました。本当だったら、小嶋君に勝ってもらいたいと言うのが筋ですが、競輪は自分の働いている場所なので世間からも評価されたいと思っています」 |
「正直着たくはありませんでしたが、史上最強の6番車を証明し、競輪の歴史に名を残せたと思いますが(笑)」 |
「来年はオリンピックがあるので、ナショナル・チームで、『世界』と戦うことになるでしょう。今年中盤のままの成績では中途半端なので、今日勝てなかったらナショナル・チームを辞退しようと思っていました。そういう意味で走る前は緊張していました。競輪で日本一にならなければ、ケイリンで世界とは戦えないと思っています。世界に近づくことが、来年の目標になるでしょう。来年もご声援をお願いします」 |