四日市競輪場でナイター開催にて行なわれている大阪・関西万博協賛「ベイサイドナイトドリーム(GIII)」は、6月13日が大会2日目。メインの二次予選では地元の谷口遼平やシリーズリーダーと期待される纐纈洸翔が順当に白星を飾ったほか、原田研太朗、堀江省吾がそれぞれ圧巻のまくり、カマシを決めていた。予選2が行なわれたガールズケイリンは渡部遥、村田奈穂、畠山ひすいが勝利。畠山は連勝での勝ち上がりとなった。14日の3日目は、男女ともにファイナリストを決める準決が実施される。
GIII開催中は毎日、オリジナルクオカードなどが当たる三角くじを先着で配布、ヤクルトを先着プレゼント。山口幸二さん、村上義弘さんらによる「トークショー・レース展望」などが予定されています。さらに14日には「ニッチロー」ものまねステージ、ストリートバスケユニット「錬成」のアクロバットステージ、選手会三重支部ステージなども実施予定となっています。四日市競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<1R>

渡部遥選手
打鐘2センターで、4番手の東美月が内を進出。隊列が詰まって仕掛けやすくなったタイミングで、渡部遥(写真)が6番手からカマす。最終ホームで出切った渡部の後位は、内の元砂七夕美と、外の鈴木彩夏で並走になる。後ろの仕掛けはなく、ラスト一周は渡部ペース。元砂は、4コーナーまで内で被ってしまい仕掛けられず、渡部がそのまま逃げ切った。
「いけるところからって感じでした。スタートも思った位置が取れた。平子(結菜)さんが自力あるので、前から逃げられたらまくれる自信がなくて。平子さんが前を取った時点で、逃げを含めて考えていた。前が並走気味だったので、仕掛けやすかった。初日よりも風向きが良くてバックで流れる感じがあった。(後ろは)並走だろうなと思って走っていた。初日より軽かった。ペースだったので駆けやすかった」
元砂七夕美は、内で鈴木に踏み勝ったものの、並走が長引いて渡部をとらえるまではいかなかった。
「前々でいこうと思っていた。平子さんが初日に何もできていなかったので、前々に駆けるかなと思ったので2番手に入った。(メンバー的に)並走もあると思っていたから、どうしのぐか考えていた。渡部さんが(仕掛けて)くると思ってたし、平子さんも(展開によっては)仕掛けるかなって。鈴木さんとの並走もあると思っていた。脚に余裕があったから(並走せずに)下げれば良かったかも。変わらず良い状態をキープできている」
「いけるところからって感じでした。スタートも思った位置が取れた。平子(結菜)さんが自力あるので、前から逃げられたらまくれる自信がなくて。平子さんが前を取った時点で、逃げを含めて考えていた。前が並走気味だったので、仕掛けやすかった。初日よりも風向きが良くてバックで流れる感じがあった。(後ろは)並走だろうなと思って走っていた。初日より軽かった。ペースだったので駆けやすかった」
元砂七夕美は、内で鈴木に踏み勝ったものの、並走が長引いて渡部をとらえるまではいかなかった。
「前々でいこうと思っていた。平子さんが初日に何もできていなかったので、前々に駆けるかなと思ったので2番手に入った。(メンバー的に)並走もあると思っていたから、どうしのぐか考えていた。渡部さんが(仕掛けて)くると思ってたし、平子さんも(展開によっては)仕掛けるかなって。鈴木さんとの並走もあると思っていた。脚に余裕があったから(並走せずに)下げれば良かったかも。変わらず良い状態をキープできている」
<2R>

村田奈穂選手
赤板で、最後方から伊藤優里が動き出すと、4番手から河内桜雪も合わせるように上昇する。先頭の杉沢毛伊子は、河内を切らせずに突っ張って、打鐘で伊藤を送り出して2番手に入る。伊藤に続いた小林諒が仕掛けるが、ペースを上げて突っ張った伊藤の先行。6番手で前の様子をうかがった村田奈穂(写真)は、2コーナーから大きく外を回してまくり上げる。鋭く加速した村田は、3コーナーで伊藤をとらえて先頭へ。そのまま後ろを千切った村田が、初日5着から修正を果たして準決に勝ち進んだ。
「自力を出そうと思ってたので、スタートの場所から気にして、1番車を生かそうと考えていました。(伊藤が仕掛けてから)結構並走になったりしていたので、包まれる不安はありました。ちょうどいいタイミングで仕掛けられたと思います。でも、自分的には脚が重かったので、後ろに付かれていると思った。無我夢中で踏んでいました。準決に上がるには確定板入りは絶対だと思っていたので、必死でした」
村田にはまくられた伊藤優里だが、後続は合わせ切って2着に粘った。
「3番車だったので、もっとスタートをうまくできれば良かったんですけど、一番最悪でも昨日(初日)と一緒(の7番手)だと思って、落ち着いていきました。ペースはそんなに考えてなくて、自分なりのもつスピードでした。村田さんがまくってきたってことは、(河内)桜雪さんも来ると思って、これ以上いかれないように意識して踏みました。3月のここのGIIIの時よりも良い成績で来れているので、このまま行ける所まで行きたいです」
「自力を出そうと思ってたので、スタートの場所から気にして、1番車を生かそうと考えていました。(伊藤が仕掛けてから)結構並走になったりしていたので、包まれる不安はありました。ちょうどいいタイミングで仕掛けられたと思います。でも、自分的には脚が重かったので、後ろに付かれていると思った。無我夢中で踏んでいました。準決に上がるには確定板入りは絶対だと思っていたので、必死でした」
村田にはまくられた伊藤優里だが、後続は合わせ切って2着に粘った。
「3番車だったので、もっとスタートをうまくできれば良かったんですけど、一番最悪でも昨日(初日)と一緒(の7番手)だと思って、落ち着いていきました。ペースはそんなに考えてなくて、自分なりのもつスピードでした。村田さんがまくってきたってことは、(河内)桜雪さんも来ると思って、これ以上いかれないように意識して踏みました。3月のここのGIIIの時よりも良い成績で来れているので、このまま行ける所まで行きたいです」
<3R>

畠山ひすい選手
周回中に先頭の畠山ひすい(写真)を、4番手から動いた中野咲が打鐘過ぎに押さえる。その上を山本さくらが叩いて先行し、畠山は4番手のポジショニング。2番手の中野は、2コーナーから先まくりを打つが、畠山はその上をお構いなしにまくり上げる。中野をスピードの違いでねじ伏せた畠山は、3コーナーで先頭に立って、そのまま押し切った。
「前受けしたのが自力じゃなかったら、自分が前を取って突っ張ろうと思っていた。でも、中野さんの勢いが良くて出す感じになりました。(立て直してまくって)出切れたので良かったです。何とか走っている感じ。ちょっと脚が重いかなって感じ。しっかりと寝てリフレッシュしてケアもしたい。準決勝はみんな着にこだわってくると思う。考えて走りたい」
先まくりで2着の中野咲だが、レース後の口ぶりは重たい。
「あまり色々と考え過ぎないように走りました。レースに関しては、なにも言えることがないです。走れていないなと。状態も変わらず、良くも悪くもって感じです。何とも言えないですね、結果が付いてこないことには。反省して走るしかない。頑張りたい」
「前受けしたのが自力じゃなかったら、自分が前を取って突っ張ろうと思っていた。でも、中野さんの勢いが良くて出す感じになりました。(立て直してまくって)出切れたので良かったです。何とか走っている感じ。ちょっと脚が重いかなって感じ。しっかりと寝てリフレッシュしてケアもしたい。準決勝はみんな着にこだわってくると思う。考えて走りたい」
先まくりで2着の中野咲だが、レース後の口ぶりは重たい。
「あまり色々と考え過ぎないように走りました。レースに関しては、なにも言えることがないです。走れていないなと。状態も変わらず、良くも悪くもって感じです。何とも言えないですね、結果が付いてこないことには。反省して走るしかない。頑張りたい」
<7R>
7番手から動いた中西大は、3番手の小川丈太にフタをしてから、赤板1センターで前に出る。近畿勢に単騎の久保田泰弘が続き、4番手は、追い上げた小川と、内の山賀雅仁で併走になる。中団のもつれを確認した中西は、徐々に踏み上げて打鐘2センターから本格的にペースアップ。小川は、最終ホームで外併走からまくるが外に浮いて後退。久保田が2コーナーでまくりを放ち、山賀が追いかける。久保田が元砂勇雪のブロックを乗り越えたが、その真後ろから追い込んだ山賀が1着だった。
「スタートで中団を取れても、中西君が切ったところを叩くのは厳しいなと。切りにくるのが小川君なら突っ張ろうと思っていた。でも、中西君が小川君のことをフタしていてラッキーでした。理想通りになりました。結果良かったけど、久保田君が仕掛けてくれなかったら厳しかったと思う。展開が全て向いてくれた」
久保田泰弘は、初日に続いて単騎まくりで勝ち上がった。
「スタートは中西さんのラインからいこうかなと。(別線が仕掛けて)きそうだったので、いってしまった。(まくり切るのは)初日よりも手こずってしまった。絶好調ですね。奇跡だと思います」
「スタートで中団を取れても、中西君が切ったところを叩くのは厳しいなと。切りにくるのが小川君なら突っ張ろうと思っていた。でも、中西君が小川君のことをフタしていてラッキーでした。理想通りになりました。結果良かったけど、久保田君が仕掛けてくれなかったら厳しかったと思う。展開が全て向いてくれた」
久保田泰弘は、初日に続いて単騎まくりで勝ち上がった。
「スタートは中西さんのラインからいこうかなと。(別線が仕掛けて)きそうだったので、いってしまった。(まくり切るのは)初日よりも手こずってしまった。絶好調ですね。奇跡だと思います」
<8R>

河村雅章選手
後ろ攻めの鈴木薫が動き出すと、前受けの土生敦弘は早めに下げて関東勢を送り出す。鈴木の上を切った原大智を、上野雅彦が押さえる。原は遅れ気味の今野有樹に絡んで、3番手が併走。もつれた上を、土生がカマして打鐘3コーナーで主導権を握る。8番手となった鈴木は、最終ホームからの巻き返し。3番手を取った上野は、前と車間が空いて仕掛けられず、スピードに乗った鈴木が前団をのみ込んでいく。古賀勝大が反応できないほどのスピードでまくった鈴木を、河村雅章(写真)がピタリとマーク。ゴール前は際どい争いだったが、河村が差し切っていた。
「昨日(初日)があったんで、まず離れなくて良かった。昨日は、纐纈君がカマすと思ったら中団で止まったんで、そこでバックを踏んだのがきつかった。今日は(鈴木)薫君がカマしてくれたし、良かった。後方になっても、落ち着いてって思ってたんで、良かった。脚を使わないように付いていって、最後はギリギリでしたね。でも、体調とかは悪くないんで」
鈴木薫は、高回転のまくりで別線を蹴散らした。ここ最近とは、別人のようなスピードだった。
「原さんが、上野君のラインに絡んでいて、一本棒の時間が短かくて、そこは展開が向いたと思います。組み立てはその場、その場の空気で考えていたけど、8、9番手になったんで、早めに思い切って行きました。でも、自分でもびっくりするくらい車が伸びた。フォームを固めて、小さく乗ったら伸びました。この感覚を忘れないようにしたい」
「昨日(初日)があったんで、まず離れなくて良かった。昨日は、纐纈君がカマすと思ったら中団で止まったんで、そこでバックを踏んだのがきつかった。今日は(鈴木)薫君がカマしてくれたし、良かった。後方になっても、落ち着いてって思ってたんで、良かった。脚を使わないように付いていって、最後はギリギリでしたね。でも、体調とかは悪くないんで」
鈴木薫は、高回転のまくりで別線を蹴散らした。ここ最近とは、別人のようなスピードだった。
「原さんが、上野君のラインに絡んでいて、一本棒の時間が短かくて、そこは展開が向いたと思います。組み立てはその場、その場の空気で考えていたけど、8、9番手になったんで、早めに思い切って行きました。でも、自分でもびっくりするくらい車が伸びた。フォームを固めて、小さく乗ったら伸びました。この感覚を忘れないようにしたい」
<9R>

原田研太朗選手
赤板過ぎに瀬戸栄作が切ると、九州勢を受けた原田翔真は、3番手で波を作って後続をけん制する。2コーナーから野口裕史が仕掛けたと同時に、原田翔が打鐘でインを切る。叩いた南関勢を、原田研太朗(写真)がすかさず追走。最終ホームは、原田翔と併走になるが、外からキメた原田研が4番手を取り切る。原田研は、間髪入れずに2コーナーから一気にまくる。バックの追い風に乗った原田研が南関勢をまくり切り、後ろを5車身千切って快勝した。
「前を取った原田(翔)君がけん制して波を作っていたので、突っ張るだろうなと見ていた。理想は自分が原田(翔)君の動きをしたかった。単独で回ってしまったし、(原田翔が瀬戸を突っ張ったところで)無理にでも(先頭に)出ていれば、(湊聖二と)2人で勝ち上がれたかもしれない。1センター、2コーナーに向かって仕掛けた感じですね。バックが追い風で、前のレースでもタイムが出ていましたからね。簗田(一輝)君はヨコにもタテにも動けるから、どっちでも対応できるようにと思っていた。思ったよりも進んでくれた。(調子は)いつもよりかはって感じですね」
湊聖二は、原田に離れてしまう。逃げた野口を追い込んで、簗田一輝が2着に入った。
「スタートは、後ろ中団なら野口さんが駆けやすいかなと思って取った。余裕はあったけど、原田(研)さんを止められなかった。原田(研)さんはスピードが良くて止めるのは難しいけど、止められるようにならないといけない。連日、仕事できている感じがしない」
「前を取った原田(翔)君がけん制して波を作っていたので、突っ張るだろうなと見ていた。理想は自分が原田(翔)君の動きをしたかった。単独で回ってしまったし、(原田翔が瀬戸を突っ張ったところで)無理にでも(先頭に)出ていれば、(湊聖二と)2人で勝ち上がれたかもしれない。1センター、2コーナーに向かって仕掛けた感じですね。バックが追い風で、前のレースでもタイムが出ていましたからね。簗田(一輝)君はヨコにもタテにも動けるから、どっちでも対応できるようにと思っていた。思ったよりも進んでくれた。(調子は)いつもよりかはって感じですね」
湊聖二は、原田に離れてしまう。逃げた野口を追い込んで、簗田一輝が2着に入った。
「スタートは、後ろ中団なら野口さんが駆けやすいかなと思って取った。余裕はあったけど、原田(研)さんを止められなかった。原田(研)さんはスピードが良くて止めるのは難しいけど、止められるようにならないといけない。連日、仕事できている感じがしない」
<10R>

谷口遼平選手
後ろ攻めから動いた橋本宇宙が、中団の栗山和樹にフタをしたまま赤板を通過する。橋本が、2コーナーから踏んで先頭に立つと、栗山はすかさず巻き返す。橋本も打鐘から合わせてペースを上げるが、栗山は強引に踏み上げて、最終2コーナー過ぎに先頭へ。佐々木堅次がまくってくると、栗山マークの谷口遼平(写真)は、3コーナーで外に張る。ギリギリまで栗山をかばった谷口は、外に張りつつも前に踏んで、直線で抜け出した。
「(橋本が)やる気でしたね。(栗山は橋本の)その上を行ってくれたんで、むちゃくちゃ強かったです。自分は余裕があったし、佐々木君が来るだろうと思ったけど、下手だった。うまい人なら、飛ばすことができると思うんですけど、タテに踏む感じになってしまった。踏み過ぎても栗山君を沈めちゃうし、引きつけながらと思ったんですけど。余裕はあるんで、脚は悪くない。サドルを上げてみて良い感じなんですけど、もう少しいじります」
橋本が栗山に上を行かれて、被った嶋田誠也は2センターでようやく切り替える。内を進んで、直線で中のコースを踏んで2着。
「(橋本に)あれだけ突っ張ってもらったのに。本当ならハコをさばくなりできたと思う。(橋本が)突っ張り切るのか、出られちゃうのか、そこの見極めができなかった。もうワンテンポ早く中割りができれば、アタマまであったと思うし、そこも技術不足。しょっぱいレースで、前にも後ろにも申し訳ない」
「(橋本が)やる気でしたね。(栗山は橋本の)その上を行ってくれたんで、むちゃくちゃ強かったです。自分は余裕があったし、佐々木君が来るだろうと思ったけど、下手だった。うまい人なら、飛ばすことができると思うんですけど、タテに踏む感じになってしまった。踏み過ぎても栗山君を沈めちゃうし、引きつけながらと思ったんですけど。余裕はあるんで、脚は悪くない。サドルを上げてみて良い感じなんですけど、もう少しいじります」
橋本が栗山に上を行かれて、被った嶋田誠也は2センターでようやく切り替える。内を進んで、直線で中のコースを踏んで2着。
「(橋本に)あれだけ突っ張ってもらったのに。本当ならハコをさばくなりできたと思う。(橋本が)突っ張り切るのか、出られちゃうのか、そこの見極めができなかった。もうワンテンポ早く中割りができれば、アタマまであったと思うし、そこも技術不足。しょっぱいレースで、前にも後ろにも申し訳ない」
<11R>
赤板で切った林大悟を、脇本勇希が押さえに動く。林は、2コーナーでペースを上げてから、打鐘で脇本を出させる。出切った脇本が若干ペースを緩めるたところを、堀江省吾が勢いよくカマす。踏み出しで遅れた阿部大樹が車間が空きながら堀江を追い、その後ろの脇本も車間が空く。堀江が独走状態となり、脇本は最終3コーナーでようやく阿部に追いつく。阿部は乗り越えた脇本だったが、その前は遠く、堀江が圧巻の逃げ切りを決めた。
「スタートで前を取って、1つのラインを突っ張って、次に飛んできたラインを出させるつもりだった。思っていた展開と違って、脇本君も(打鐘前の)バックで1回止まって、そこで焦らずに流れでいった感じでした。無理やりいって脇本君に合わされるのが怖くて。(出切ってからは)棒状になって付いてきていると思っていた。初日は疲れていたけど、2日目は疲れが取れて踏めた。3日目、4日目はもっと踏めると思う。サドルの高さを変えたけど、3日目もこのままいく」
脇本勇希は、堀江をとらえられずに2着。
「自力選手が多くいたので、後ろ中団からスタートするのがベストだなと。切ったところを切って、そこで様子見かなと思っていた。林さんの所をすんなり切っていれば、テンポよく堀江さんもきたと思うけど、しっかりと切れなかった。(先頭に立って)距離が長いなとか考えているうちに堀江さんにいかれてしまった。何とか追いまくりみたいな感じでいけてよかった。しっかりと判断していれば、(堀江の)番手にはいれたかもしれない。もう少し自信を持っていきたい」
「スタートで前を取って、1つのラインを突っ張って、次に飛んできたラインを出させるつもりだった。思っていた展開と違って、脇本君も(打鐘前の)バックで1回止まって、そこで焦らずに流れでいった感じでした。無理やりいって脇本君に合わされるのが怖くて。(出切ってからは)棒状になって付いてきていると思っていた。初日は疲れていたけど、2日目は疲れが取れて踏めた。3日目、4日目はもっと踏めると思う。サドルの高さを変えたけど、3日目もこのままいく」
脇本勇希は、堀江をとらえられずに2着。
「自力選手が多くいたので、後ろ中団からスタートするのがベストだなと。切ったところを切って、そこで様子見かなと思っていた。林さんの所をすんなり切っていれば、テンポよく堀江さんもきたと思うけど、しっかりと切れなかった。(先頭に立って)距離が長いなとか考えているうちに堀江さんにいかれてしまった。何とか追いまくりみたいな感じでいけてよかった。しっかりと判断していれば、(堀江の)番手にはいれたかもしれない。もう少し自信を持っていきたい」
<12R>

纐纈洸翔選手
平尾一晃が赤板過ぎに切って、岡田亮太が2コーナーで叩く。埼京勢に続いた纐纈洸翔(写真)は、前を叩かずに4番手外で平尾と併走になる。岡田は後続を確認しつつ、打鐘3コーナーからペースアップ。纐纈は、平尾に踏み勝って4番手を確保すると、最終2コーナーからまくる。4コーナーで岡田をねじ伏せた纐纈が、そのまま押し切った。
「ジャンから思い切って行ければいいんですけど、2番(岡田)もずっと僕のことを見ていたし、緩められたままでカマすのもと思った。そしたら駆けていったんで、6番(平尾)のところで勝負しました。(平尾が)ずっと内にいてくれたし、当たってくる選手ではないので、助かった。本当は力勝負するのがいいんでしょうけど、置きに行っちゃいましたね。余裕はあったし、明日(3日目)も何も変えずにいきます」
前受けした和泉尚吾は、結果的に最終ホームで8番手。中部勢の仕掛けに乗ると、2センターから外を回して2着に強襲した。
「四分戦で、みんな動くと思ってたし、後ろ攻めから押さえても後方になるんで、前が取れたのは良かった。平尾さんが切って、岡田君がすかさず行くんで、僕は纐纈君を見ながらでした。2車でジャンで叩くのはないだろうなとは思ってたけど、どっちに転んでもいいように準備してました。纐纈君がまくってくれるんで、その勢いをもらってでしたけど、外を伸びて良かった」
「ジャンから思い切って行ければいいんですけど、2番(岡田)もずっと僕のことを見ていたし、緩められたままでカマすのもと思った。そしたら駆けていったんで、6番(平尾)のところで勝負しました。(平尾が)ずっと内にいてくれたし、当たってくる選手ではないので、助かった。本当は力勝負するのがいいんでしょうけど、置きに行っちゃいましたね。余裕はあったし、明日(3日目)も何も変えずにいきます」
前受けした和泉尚吾は、結果的に最終ホームで8番手。中部勢の仕掛けに乗ると、2センターから外を回して2着に強襲した。
「四分戦で、みんな動くと思ってたし、後ろ攻めから押さえても後方になるんで、前が取れたのは良かった。平尾さんが切って、岡田君がすかさず行くんで、僕は纐纈君を見ながらでした。2車でジャンで叩くのはないだろうなとは思ってたけど、どっちに転んでもいいように準備してました。纐纈君がまくってくれるんで、その勢いをもらってでしたけど、外を伸びて良かった」