「娘がデビューできるまで続けたい」
インターハイ出場の夢を叶えたのは自転車だった。
「競技をやっていた兄の影響もあったのですが、
1年生の時から自転車部の先輩に何度も誘われて、
もしかしたらインターハイも夢じゃないと思ったんです」
8回目の受験で競輪学校入学。選手への切符を手にした。
「入学後よく怪我をしたなぁ。
15年できたら、20年できたらと思いながらここまできた。
頑張ったと思います。S級に一度上がれたので満足です」
今、高校2年の娘が父の背中を追っている。
「デビューできるまで、できるだけ長く続けていたいです」