「アイツがやるなら俺もやろう」
陸上競技で大学に進学するつもりだった。
「当時競輪は、平均年収が1000万以上で、
60歳近い選手も沢山いると聞き興味を持ちました」
同じ競技で競った石丸寛之選手が、
競輪を目指すという情報を得た。
「アイツがやるなら俺もやろうと」
だが、落車や怪我、2回の腰の手術と茨の道が待っていた。
「腰部脊柱管狭窄症の手術の時は、
復帰後の体力の戻りが悪く、さすがにしんどかった。
でも、レースも競輪も楽しい。色々な練習法を用いて、
若い選手に負けないようにしていきたいと思います」