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石井寛子(東京・104期)
石井寛子が久々のビッグレース優勝!
ガールズケイリンフェスティバルの決勝戦、3番手から鋭く伸びた石井寛子選手が優勝を飾りました。2019年のガールズドリームレース以来のビッグレース優勝となりました。今年は大きい舞台を1回も走ってないのに現在は賞金ランキング1位にいる石井選手、そこからも彼女のすごさがわかります。2021年後半戦も彼女の活躍から目が離せなそうです!
これからも一戦一戦、1着を目指して頑張ります!
-優勝を果たした心境は?
「今年の目標がガールズケイリンフェスティバルの決勝に乗ること、そして優勝だったので、それを達成できてよかったです!2021年の一番目の大きいレースが今回だったので、本当に嬉しいですね」
-レースを振り返ってどうですか?
「やっぱりいつも通り前の方からレースを進めたことが大きかったです」
-そこに尾方真生選手があがってきました。
「といっても、このメンバーでは前の方は不利なので、走りながらどうしようかと思っていた時に尾方真生ちゃんが迷っていて、前に来てくれて、2番手からになったので、いい展開になるなってその時点で予想できました」
-最終ホーム辺りで佐藤水菜選手が仕掛けてきたのはどうでしたか?
「そこの辺りで落車もあったし、接触も少ししていて、ちょっとパニックであまり周りは見えてなかったんです。3番手になってからは今年やってきたこと、教わったこと、イメトレ、実戦で走ってきたことなど全て出してベストなタイミングで踏み込めたと思います」
-いい伸びに見えましたが、ご本人の手応えは?
「踏んだ瞬間は先頭まで遠く感じたんですが、ゴールした瞬間は抜けたかなって。それよりも落車があったパニックの方が大きかったです」
-今回はお客様の前での大舞台でしたが、どうでしたか?
「不調の時も私を信じて名前を呼んでくれて、今回もたくさん名前を呼んでいてくれたので、すごく嬉しかったです」
-ガールズグランプリを目指すうえでも、優勝で賞金を上積みできましたね。
「今年の目標が9回目のグランプリが目標なので、この優勝はとても大きいです」
-2021年の後半戦が始まっていきましたが、どういう風に戦っていきますか?
「一戦一戦また1着を取り続けて、積み重ねていって、そのうえで色々と教わりながら、技術を身につけたいと思います」
-ファンにメッセージをどうぞ。
「ずっと応援していただきありがとうございます!とても力になりました!!不調な時も常に応援してくれるから、練習でもレースでもそれが力になりました。ありがとうございます!!これからも一戦一戦、1着を目指して頑張りたいと思います!」
石井寛子(いしい・ひろこ)
1986年1月9日生まれ。身長160.2cm 体重59.5kg
Q.久々のビッグレース優勝の感想は?
「長かったですね…。でも、地道に練習してきてよかったと思います。昨年はボロボロでしたけど、それがあったからこそ今年があるので、昨年も大事な1年だったと思います」