「自分の師匠（表大暁）が、自分の叔父で、叔父が走っている姿を見ていたので、自分もそうなりたいなと思ったのがきっかけです。それで、中学の時から自転車競技を始めたんですけど、その頃にちょうど富山でガールズケイリンがやっていて、それを見にいって、自分も選手として走りたいと思いました」

「デビュー戦を地元でむかえられたのは嬉しかったんですけど、お客さんもたくさんいて、手が震えました(笑)」

「はい。すっごい緊張しました(笑)」

「ルーキーシリーズの結果がひどくて、力を出し切れてなかったんで、（デビューしたら）出し切ろうと思って、積極的に自力でやっているんですけど、それが自分に合っているのかなって思います。地元デビューから全部決勝も、自分で動いて着を取っているので、今の感じでは調子は悪くないのかなと思います」

「大久保花梨さんとか自分よりも点数を持っていて、強い選手も多かったんですけど、初日、2日目としっかり自分で動けていたので、決勝も前々に攻めていこうと思っていたところに日野未来さんが来てくれたので、『これはチャンスかも』って思って。（前に出た後）自分の後ろから花梨さんが来ていて、直線が長くて、最後は焦ったんですけど、ちゃんと踏み切れたので嬉しかったです。というか自分でびっくりしました！」

「そうですね、嬉しいです」

「静岡で、自分よりも強い先行選手、加藤恵さんとかに突っ張られた時に、そういう時の展開だったりとかがまだまだかなと思うし、脚力もまだまだと思っています」

「打鐘から踏んでいく選手があんまりいないのでチャンスかなと思っているんですけど、皆で同じタイミングで踏んだ時にちょっと踏み負けちゃたり、タイミングが遅かったりする時があるので、そういうところを強化していきたいと思います」

「そうなんですよね。決勝ももう少し我慢できればよかったんですけど、浮いちゃうみたいな感じがあったので、そういうところでもちゃんと踏み切れるようになりたいので、もっと練習していかないといけないなって思います」

「そうですね。9月の地元で児玉碧衣さんと一緒なので、けっこう不安です（苦笑）。憧れの選手が児玉さんなので、少しでも近づけていけたらいいなという思いはあるので、頑張らなきゃですね」

「大きな目標はガールズグランプリに出て、優勝することが目標なので、それに向かって1場所、1場所しっかり考えて自分から積極的に動くことを毎開催ごと課題にしてやっています。
同期でも尾方真生ちゃんだけしか優勝してなかったので、自分が2番目に優勝できると思っていなかったので、びっくりしたんですけど、でも、同期に強い人がいると自分も頑張らなければなって思えるので、そういう風にガールズの大きいレースに出れるようになりたいです」

「基本は競輪場でやっているんですけど、それ以外に街道や、家でスライドボードをやっています」

「はい、高校時代から部活でやっていたので、自転車だけのトレーニングじゃなく色んなトレーニングを取り入れるようにしています」

「そうですね、師匠と一緒ですね。師匠がいない時は、同じ支部の先輩たちが一緒に練習してくれます。ガールズ選手がいないのは寂しいですけど、先輩たちが優しく教えてくれるのでありがたいです。アマチュアも高校の先輩とか後輩とかいるので、話したり練習したりしています」

「高校の3年間は、自分の中で基礎になっているので、つらい時に初心に戻ると言う風に言われているし、基礎は大事だと感じています」

「そうですかね。高校にも女子が入って、その子が私みたいになりたいって言ってくれているので、そういう風に目標にされている分、頑張らなきゃって思います」

「これからも積極的に動いて車券に貢献できるような選手になれるように頑張ります。応援よろしくお願いします！」