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寺崎浩平(福井・117期・S級2班)
S級に特進してすぐに小田原FI、佐世保FI、名古屋FIと立て続けに優勝を果たした寺崎浩平選手。7月のサマーナイトフェスティバル(GII)の出場も決まり、これでデビューから最速ビッグレース出場記録達成になりました。彼にとって、S級デビュー戦となった小田原FIでの憧れの村上義弘選手との連携は印象にとても強かったそうです。困難を乗り越え、さらに強くなっていく寺崎選手からさらに目が離せそうにありません!
S級のデビュー戦が村上義弘さんと一緒で本当によかったです!
-小田原FIの後、村上義弘選手が寺崎浩平選手を『脇本(雄太)並のスピード!』と絶賛していました。
「スピードはお墨付きをいただいたので、あとはもっと戦法の幅を広げたいです!」
-戦法はどんなところを広げていきたいですか?
「そうですね、基本的に前受けという形が多いんですけど、位置を気にした走りというのも覚えていかなければいけないなということを感じました」
-いつもはどういう風に考えて走っていますか?
「取った位置でしっかり走るということを考えています。スピードがあれば、最悪は後手を踏んでもなんとかなるので、捲りになっても届くとは思うし、自信をもっていきたいです」
-村上選手の前で走ったのは緊張しましたか?
「すごく緊張しました~(笑)。いつかは村上さんと一緒に走りたいとは思っていたんですけど、それがS級のデビュー戦で一緒に走れるとは思っていなかったので、びっくりというか感慨深いものはありましたね。逆に、最初にあの体験をできたので、もうそんなには緊張しないんじゃないかなって思います。村上さんと一緒に走れたことはとても貴重な経験でした」
-もうなんでもこいって感じ?
「はい。S級のデビュー戦が村上さんと一緒で本当によかったです!」
-目標の選手は?
「尊敬しているのは脇本選手ですね。けど、走りでいうと新田(祐大)さんの捲りも力強くてすごいなと思うので、どちらもできるようにしていきたいです」
-ナショナルチームでは一緒に練習したりもするんですか?
「いえ、新田さんや脇本さんはAチームなので、一緒にもがくということはないですけど、一緒の場所で練習しているので、もがいている姿を間近で見ていて、カーボンで走っていると、新田さんや深谷(知広)さんはすごく力強いですね。脇本さんは力みがないのにすごく進んでいくって感じです」
-ファンにメッセージをどうぞ。
「勝ちを意識しながらも、近畿の選手としての立ち位置を考えて、頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
寺崎浩平(てらさき・こうへい)
1994年1月4日生まれ。身長171cm 体重73kg
同県の野原雅也選手は気になりますか?
「やはり同い年ですし、僕はすごく意識していますね」
野原選手も「寺崎、早く強くなってくれ」と同級生と一緒に走れることを楽しみにしているようです。