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5月29日から31日に行われた今開催は117期選手、118期選手ともに注目選手が多く出場し、激戦の様相を見せた。
特に117期は、卒業記念レースチャンピオンの青柳靖起、在校成績2位の山口拳矢など在所成績トップが多く出場し、期待通りの成績を上げ決勝に進出となった。
118期は卒業記念レースチャンピオンの尾方真生が出場し圧倒的なパワーを炸裂し連勝で決勝に進出となった。また特徴のある選手が多く、決勝に進出した廣木まこ、布居光は在校時にあまり目立たなかったが勝負強さが際立った。
◆最終日 11レース118期・決勝
周回は増田夕華、岡本二奈、西島叶子、中村美那、尾方真生、廣木まこ、布居光。残り2周から中村が上昇。打鐘で増田と中村で主導権争いとなり増田が主導権を取る。しかし後方待機の尾方が最終2コーナーから仕掛け、一気に前団を飲み込み先頭へ出ると、そのまま後続をちぎってゴールし優勝。2着は離れながらも追走した廣木、3着に増田の後ろから切り替えた岡本が入線となった。

発走機

スタート


周回

打鐘


最終ホーム

最終バック


ゴール
◆最終日 12レース・117期決勝
周回は山口拳矢、青柳靖起、阿部将大、松岡辰泰、松本秀之介、土生敦弘、渡邉雅也。残り2周前から松岡-松本が上昇し先頭へ。打鐘で、後方にいた渡邉が空いた内を上がって4番手で青柳と並走となった。最後尾の土生が踏んで残り1周で先頭に躍り出ると、これを追走したのが青柳-阿部。しかし、青柳の後ろで阿部と松岡で競りとなって、前団が短くなったところで引いて6番手にいた山口が一気にスパート。あっという間に前団を飲み込み先頭に立つとそのまま押し切って1着入線し優勝。2着は土生の後ろから追い込んだ青柳、3着は青柳追走の阿部が入った。

発走機

スタート


残り2周

打鐘


最終ホーム

最終バック


ゴール
118期 優勝の尾方真生

「緊張はあまりしなかったのです。リラックスして、前をしっかり見て走ることができたので良かったです。(次は本番のデビュー戦)強い先輩方がたくさんいらっしゃるので、地元に帰ってしっかり練習したいと思います。3日間応援ありがとうございました。7月のデビュー戦に向けてしっかり頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」
117期 優勝の山口拳矢

「ラインの切れ目にいたかったんですけど、青柳君が1番だったので中団をとるのは難しいなと思ったので、後ろよりは前にいて、好きなところに飛びついたほうが良いかなと思いました。松岡君が切りに来ると思ったのでそこは予想通りだったんですけど、みんながあんなに最終ホームで行くとは思っていなかったので、ちょっと焦ったんですけど、前が団子になってるのが分かったので、落ち着いて仕掛けられました。(捲っていくスピードは)練習ぐらい出たので悪くないと思います。次の競輪ルーキーシリーズ伊東では先行だったり捲りだったり自在に動いて完全優勝を目指して頑張ります。7月からはライン戦が始まるのでそこも意識しつつ優勝できるように頑張ります」