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郡司浩平(神奈川・99期)
郡司浩平がGI初優勝!!
11月18日から23日に小倉競輪場で行われた第62回朝日新聞社杯競輪祭、郡司浩平選手がGI初優勝を果たしました。地元・平塚グランプリでは万全を期して臨みたいと話す郡司選手、どんなレースを見せてくれるか期待が高まります!
ずっと目標だった平塚グランプリ、思う存分に自分の力を発揮したいです!

-GI初優勝の感想は?
「そこを目指してやっているので本当に嬉しい気持ちが大きいです」
-今回はラインの力も大きかったと思います。
「(松井)宏佑も頼もしいですし、和田(健太郎)さんとも何度も連携していて、信頼している選手が前後にいたので、それがすごく力になりました」
-レースを振り返って、初手は後方からになりましたね。
「枠番も外でしたし、スタートは皆も出ていたので、ある程度は後ろからになるなと想定していたので、あとは宏佑がどこから仕掛けるかということに集中していました」
-松井選手は早い段階から車間を切っていましたね。
「そうですね、前も踏み合いになっていたので、宏佑も出切るのにハイスピードになるなっていう感じだったんですけど、誰も来られないスピードで打鐘から仕掛けてくれたので、信頼してついていきました」
-後ろの様子は気になりました?
「いえ、出切ってから、すぐに誰かが来るっていうスピードではなかったので、まずは僕はしっかりついていきました。あとは余裕が出て、後ろから仕掛けてくるだろうなっていう頃に後ろを覗いながら、僕が仕掛けるタイミングや牽制するタイミングだったりを見ていました」

-出ていく時は、後ろから来る気配も感じたと思いますがどうでしたか?
「正直、後ろがどうだったとか、平原(康多)さんがいたのは僕自身に余裕がなくて把握できてなかったんですけど、仕掛けてからはもう無我夢中っていう感じでした」
-残り半周はどんな気持ちでしたか?
「他のラインの仕掛けも早かったし、僕も早めに仕掛ける形になったので、最後までもつかなと思ったんですけど、いつも通りの練習の力を出せれば押し切れるなって思ったので、それができてよかったです」
-優勝の実感はどこでしたか?
「ゴールした瞬間はわかってなくて、なんで平原さんが横にいたんだろうってよく理解できてなかったんですけど、お客さんの声援で確信できました」
-力強いガッツポーズも出ていましたね。
「すごい声援をいただいて、そこで優勝したんだって実感しました」
-GI覇者として、地元のグランプリに出場されますが、お気持ちは?
「まずは出ることに目標を置いていたので、GIを優勝して確実に出れたことが本当に嬉しいです」
-グランプリの意気込みを教えてください。
「出るだけでなくて、しっかり優勝するつもりで約1ヵ月を悔いなく過ごして、ずっと3年前から目標にしていた舞台を迎えたいですね。
 平塚グランプリは、力いっぱい、思う存分に自分の力を発揮したいので、そのためには体調を整えて、当日はいい状態で臨みたいと思います」
郡司浩平 (ぐんじ・こうへい)
1990年9月4日生まれ。身長167cm 体重80kg
Q.初めてGIIを優勝した時も父(郡司盛夫・引退)にメッセージをもらいましたが、今、お父さんになんて言いたいですか?
「あの時になんて言ったか忘れましたが、『お父さん、やったよ!』ですね(照笑)」