月刊競輪WEB|KEIRIN.JP
郡司浩平(神奈川・99期)
郡司が地元でGIを優勝!
昨年11月の競輪祭でGI初優勝をした郡司浩平選手が、2本目のGI制覇を地元・川崎競輪場で果たしました。深谷知広選手が静岡に移籍して初めてのGIで注目されましたが、郡司選手と連日連携し、しっかり結果を残して、今後の南関の勢いの凄さを感じられた4日間でした。それでは郡司選手の喜びの声をご覧ください。
これからも全力を出し切って走っていきたいと思います!
-率直な今の気持ちは?
「嬉しい気持ちとホッとした気持ちと両方ですね」
-嬉しさというのはどんなところですか?
「ホームバンクのGIで、しっかりと長い間かけて準備してきたことが報われたのが一番嬉しいですね」
-レースを振り返ってください。スタートを取りにいくような動きもありましたが?
「僕も一応スタート出てと思って、あとは和田(健太郎)さんが1番車だったので任せていたんですけど、他のラインのスタートが早かったので後ろからの形になったんですけど、それでも、深谷(知広)さんいつも通りの走りをしてくれればいいなと僕自身は思ってました」
-どういう風に組み立ては考えてましたか?
「後ろ攻めになってからは、勝負所で深谷さんが動いて、あとは援護できるところは援護してと思っていたので、僕はついていくことに集中していました」
-狙われる位置だったと思いますが、その辺のことは考えていましたか?
「そうですね、すんなりといいますか、他のラインも前々に踏んでくるとは思っていたので、まずはしっかり(深谷さんに)ついていって、レースの流れにそって、その位置で勝負しようと思っていました」
-深谷選手の先行のスピードなどはいかがでしたか?
「本当に早い段階から踏んでいってくれたので、僕の中では安心してついていけました。あとは誰が仕掛けてくるかだけだったので、そこだけ注意して僕もレースを運べましたね」
-残り1周で他のラインの仕掛けもありましたが、どう見てましたか?
「残り1周になる前までは誰も来れないスピードだったので僕もついていくことに集中していたんですけど、かなり風が強かったので、残り半周からは深谷さんもちょっと失速していた感じだったので、優勝するためには前に踏まなきゃと思ったので、そこは自分の判断で前に踏ませてもらいました」
-そこからゴールまではどうでしたか?
「平原(康多)さんも横に来ていましたし、ちょっと焦るような感じで踏んでしまったんですけど、自分の中では思っていた以上に最後まで踏み切れたなとは思います」
-結果を聞いてどうでしたか?
「結果を聞くまでドキドキしていたんですけど、結果を聞いてホッとしました」
-深谷選手の南関地区移籍は大きかったですか?
「4日間の深谷さんのレースを見てもらえればわかりますけど、戦力的には大きく変わりましたし、今後自分を含めて南関として盛りあげていきたいですね」
-グランプリ出場権を獲得しましたがどうですか?
「1年が始まったばかりですけど、年末までまだまだあるので、そこに向けてしっかり自分の脚力的にもピークをむかえられるように一戦一戦しっかり走っていきたいなと思います」
-ファンにメッセージをどうぞ。
「今回は無観客ということで声援がなかったことは寂しかったんですけど、自分の中ではお客さんがいるつもりでしっかり全力を出し切って優勝することができました。これからも応援よろしくお願いします!」
郡司浩平 (ぐんじ・こうへい)
1990年9月4日生まれ。身長167cm 体重80kg
Q今後はどういった競走をしていきたいですか?
「今回の全日本選抜では番手をまわる競走が多かったんですけど、前でもしっかり自分の持ち味を出せればいいなと思っているので、これからも一走一走集中していきたいなと思います」