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松浦悠士(広島・98期)
3人接戦の中から松浦が優勝を掴んだ!!
第75回日本選手権競輪(GI)を松浦悠士選手が優勝を果たしました。GIの最高峰・ダービーを獲りたい選手は多い、しかも、昨年の静岡ダービーが開催されなかったこともあり、今年のダービーにかける気持ちはさらに高まっていたようでした。激戦を勝ち抜いてきた9名、松浦選手、清水裕友選手の中国・黄金コンビ、新星・眞杉匠選手が先頭をした平原康多選手、武藤龍生選手の関東ライン、全日本選抜を優勝した好調の郡司浩平選手に佐藤慎太郎選手がつけ、単騎の浅井康太選手と松岡健介選手による熱い決勝戦。最後は3名が横一線でゴールを駆け抜けるデッドヒートになりました。そんな熾烈な戦いを勝ち抜いた松浦選手、レース後は爽やかな笑顔で「もっと中国四国を盛り上げていきたい」と強い気持ちを語ってくれました。
裕友と一緒に走って、それで優勝できたことが嬉しいです!!
-優勝した気持ちは?
「(清水)裕友と一緒に走って、それで優勝できたので、それが嬉しいです」
-ダービーは2年振りの開催でしたが、どうでしたか?
「1年あいた分、ここにかける想いは強かったです」
-やはりこのダービーに向けて戦っていた気持ちも強かったと思いますが、どうでしたか?
「そうですね、自分で言っていましたが、プレッシャーもかなりかかってきたので、あんまり言わないようにしようかなとも思いました(苦笑)」
-レースを振り返ってどうでしたか?
「自分たちが後ろで関東が前だと厳しいと思ったので、まずは前が取れて、最悪なレース展開は避けれたかなと思います。それからは郡司(浩平)君が眞杉(匠)君をフタしているのが見えたので、あとは裕友が打鐘から駆けるかなという雰囲気だったし、しっかり追走できてよかったです」
-清水選手が仕掛けたあとは、後ろの様子は見てましたか?
「最終ホームの音が聞こえた時に、郡司君が内側にちらっと見えたので、3番手を取りにきたのはしっかりわかったので、あとは後ろを確認しつつでした。早めに来てくれたらなと思ったんですけど、最後まで(脚を)ためれたので、なんとか押し切って優勝できてよかったです」
-ゴール線は3人横一線でしたが、優勝は確信できましたか?
「いや、決定が出るまでわからなかったですね。裕友はゴールしたあとに『優勝している』って言ってくれたんですけど、でも、本当にどうかなっていう感じでした」
-決定したあとは?
「本当に嬉しかったです」
-今年もGIを取ってグランプリの権利を手にしましたが、どうですか?
「自分だけじゃなく、仲間を1人でも多くあげないといけないので、そういうところも今後は目標にして戦っていきたいです」
-これからはどんな走りを見せてくれますか?
「今回はちょっと連日、後ろから抜かれているような感じがあったので、もっともっと自力をつけていかなきゃいけないので、もっともっと自力で動いていきたいなと思います」
-ファンにメッセージをどうぞ。
「裕友とのレースで優勝できたことは本当に嬉しいし、また、今後も僕たちのレースを応援してもらえたら嬉しいです! これからも応援よろしくお願いします!!」
松浦悠士 (まつうら・ゆうじ)
1990年11月21日生まれ。身長168cm 体重73kg
Qダービーの勝因は?
「裕友が頑張ってくれたことにつきます!グランプリも裕友と一緒に走りたいし、もっと中四国の皆と一緒に走りたいし、もっともっと中国四国を盛り上げていきたいです」