寺崎浩平(福井・117期)
目の覚めるような勝利を挙げた選手にインタビューする俺TUEEEE!インタビューです。
TUEEEEって何よ?という方は「強い」ってことです!
知ってる方は、そちらの趣味がある方ですね!競輪界も数多くのそちら系の方がいます!
勇者でも魔王でもありませんが、競輪選手は強いんです!
その第1弾は寺崎浩平選手です!
18連勝でS級特進!魔王級の強さです。
いきなりハードルが高いって?そんなことはありません!
競輪選手は強いんです!
久々に出ましたね。96期の深谷知広以来の18連勝でS級特別昇級達成です。
デビューから負けなしでS級特進。
18連勝目の決勝は、最終バック前9番手から一気捲り。強かったですね。
S級での活躍が楽しみです!
その18連勝達成した寺崎浩平選手にインタビューしました。
2020年3月25日名古屋競輪場にて
この強さを見てください!
残り1周で一番後ろ。
大外を豪快に一気に捲って!
後ろを千切って
ゴール!
寺崎浩平S級特進インタビュー
-まずは今日のレースを振り返ってどうでした?
「今日は初めての単騎でしたし、中部のラインが4車という厚みがあって捲りに行くときのブロックや2段駆けが怖かったんですけど、9番手になったのでしっかり捲りに行くだけだと思ってましたし、出だしで行けるという感触はありました。
(レースは)前が魚屋さんだったと思うんですけど、それに乗っていくか、そのままかというのはありましたが、誰も動かなければしっかり待っていようと思っていました。若手の先行がいたのでどちらかは先行したいだろうなというのはあったので、落ち着いて後ろで待っていました。
ここだけは本当に落とせない競走でした。昨日(準決勝)で調子が良いと実感できていたので、落ち着いて9番手になっても、自信はありました」
-緊張はしました?
「今までで一番緊張はしました。でも、今後も大きな舞台が続いていくと思うので、ここで躓きたくないという思いもあったので、頑張りました。最低限18連勝はデビュー前から目標に掲げていたので、まずは有言実行できたので本当に良かったと思います」
-S級では?
「S級では捲り主体というのは正直通用しないと思っているので、自分の有利な位置を確保したうえで捲りだったり、先行だったりというのも戦術の幅として広げていかなくてはいけないので、どちらもできて一流だと思っているので、織り交ぜて行きたいと思います。
元々の脚は中距離なので捲りだけではないぞというところも見せていけたらいいと思います。
S級はワンランク、ツーランク上がると思うので自分の持ち味を生かせるようにしたいと思います」
-今後の目標は?
「まずはFI戦でしっかり優勝することと、地元記念(福井)が見えてくるのでそこでしっかり優勝できればいいと、思っています」
-18連勝を振り返るとどうでした?
「デビューが1月で、凄く寒くて、12月はそこまで練習できていなかったのでデビュー戦は苦しんだんですけど、その後は伊豆に拠点を置いてしっかり練習できたので、一戦一戦色々な思いで挑むことができました」
-同じ早期デビューした菊池君とはどのような話をしています?
「彼とは、ナショナルBチームで一緒なのでいつも話しています。前回の負けは、やはりレース経験のなさがあったと思います。レースを経験すれば彼も強いので特進してくると思います。そのほか彼とは、レースのこととか色々情報交換とかしています」
-伊豆に拠点を置いているということはナショナルチームのメンバーだと思いますがそこでの目標は?
「今はナショナルBチームでパリオリンピックを目指しています。Bチームの中でタイムが出ているので(750mやバイク誘導では1番時計)、早くAに上がりたいです。Bチームの強い先輩方に色々教えてもらっているので心強いです」
-ファンの方々にメッセージをお願いします。
「無事に18連勝で特進することができました。これからがまた新たなスタートだと思っているので、応援よろしくお願いします」
S級でも魔王級の強さを発揮できると思います。絶対注目してください!