地元・平塚バンクで松井のハイスピード炸裂!
北日本の小原佑太選手と高橋晋也選手のカマシが決まり、後方を離すようなレース展開になりましたが、それをグイグイと後方から捲っていったのが松井宏佑選手でした。思い通りのレースができたと、インタビューで話してくれました。
2021年もまたそのスピードで競輪界を沸かせてくれる存在になってくれるでしょう。
競輪界のトップを走れるように頑張っていきたいです!
-優勝おめでとうございます。今の気持ちは?
「素直に嬉しいですね、嬉しいです!!」
-やはり地元の平塚でというのはありますか。
「やはり地元で走るということで、優勝しなきゃいけないと思っていたし、オッズも自分が一番人気だったのは見ていたので、期待に応えたいなって気持ちで臨み、優勝できてよかったと思います」
-レースを振り返って、初手は前からになりましたね。
「せっかく1番車なので、自分の一番得意パターンの前を取って、引いて、好きなところから行こうと思っていました」
-仕掛けのポイントは?
「とりあえず遅くなり過ぎないようにと思ってました。昨年はめちゃくちゃ遅くなってしまったので、2コーナーくらいから行こうと思っていて、仕掛けるタイミングはバッチリだったと思います」
-ゴールまではいかがでしたか?
「2センターくらいで北日本の小原(佑太)と高橋(晋也)君がいい感じで駆けていたし、高橋君は僕の方を見ていたのでヤバいかなと思っていたんですけど、乗り越えられました。ゴール勝負で、宮本(隼輔)も外から来ていたし、ちょっと微妙な差だったんですけど、勝ったのはわかったんで、すぐにガッツポーズをしちゃいました」
-大きな声とパフォーマンスでしたね。
「メチャクチャ嬉しかったので、熱くなってしまいました(笑)」
-発走機の時に横を見ていましたね。
「前を取りたかったので、しっかり出られるように皆を見ていました」
-2020年を振り返ってどうでしたか?
「特別競輪でも準決勝まで行けていたんですけど、なかなか決勝まで行けなかったので、最後のGIの競輪祭で決勝まで行けて、1つ殻を破れたかなと思います。ヤンググランプリも優勝できたので、2020年はよかったですね!」
-2021年の抱負は?
「競輪祭では決勝までいって、(郡司)浩平さんの前で頑張ったんですけど、9着だったので。浩平さんとまた決勝に乗ることがあったら、しっかり自分も優勝争いができるようにレース運びをしていきたいですね。S級S班になれるように頑張って、グランプリで浩平さんの前で走れるように頑張りたいです」
-ファンの皆さんにメッセージをどうぞ。
「ファンの皆さんの声援もあって、頑張ることができました。2021年はさらに活躍して、競輪界のトップを走れるように、競輪界を引っ張っていけるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!」
PROFILE
松井宏佑 (まつい・こうゆう)
1992年9月24日生まれ。身長165.9cm 体重74.5㎏
Q.ナショナルチームの目標は?
「パリ五輪が目標なので、それを目標に頑張っていくだけです」