◎初日
■男子エリートチームスプリント
予選はドリームシーカーレーシングチーム(長迫吉拓・深谷知広・中野慎詞)が58秒926で333.33mバンクの日本新記録をマーク。
ドリームシーカーとチーム・ケイドリームス1の対戦となった1-2位決定戦。ドリームシーカーは1走を長迫から新田祐大に代えて臨んだが、3走の中野が機材トラブルに見舞われ、途中棄権。優勝はチーム・ケイドリームス1となった。3位にJPCA、7位にはCS slinger(新村穣・朝倉智仁・小畑勝広)が入った。
結果
1位 チーム・ケイドリームス1(荒川仁・寺崎浩平・山崎賢人) 59.930 ※大会新記録
2位 Dream Seeker Racing Team(新田祐大・深谷知広・中野慎詞) DNF
3位 JPCA(新山響平・小原佑太・松井宏佑) 1:00.576 ※大会新記録
予選で日本新記録を出したドリームシーカーレーシングチーム
1-2位決定戦のチーム・ケイドリームス1
表彰式。優勝したチーム・ケイドリームス1
★選手コメント
寺崎浩平
「まずはタイムで1分を切る、自己ベストを出そうという目標でやっていました。決勝は予選のタイム的にも逆転できるようなタイム差ではなかったので、すごく不本意な形での優勝となってしまい、ちょっと残念です。パリオリンピックに向けて競輪と競技の二足の草鞋でやっているので、どちらもしっかりトップを目指して頑張っていきたいと思います」
山崎賢人
「結果を出すために今回は来たので、結果が出たのは嬉しかったんですけど、タイム的には負けているのでそこはまたこれからに繋がると思います。パリオリンピックを目指しているので、こういう大会ではしっかり結果を残していきたいです」
■女子エリートチームスプリント
今シーズンから男子同様3人制となった女子チームスプリント。今大会が初お披露目となったが、ナショナルチーム短距離メンバーを揃えたJPCAが優勝を飾った。
結果
1位 JPCA(太田りゆ・梅川風子・小林優香)1:09.572 ※日本新記録
2位 鹿児島県自転車競技連盟(山本さくら・成海綾香・松井優佳) 1:11.093 ※日本新記録
1-2位決定戦のJPCA
表彰式。優勝したJPCA
★選手コメント
太田りゆ
「初めての3人制のチームスプリントだったんですけど、まだまだ練習中というか、途中の段階なのでとりあえず1位になれてよかったと思います」
梅川風子
「個人個人の力も大切だと思いますし、3人で力を合わせてというのも必要だと思うので、今日の反省点をそれぞれ確かめながら次に繋げていきたいです。(ナショナルチームへの加入を決めたのは)チームスプリントが3人制になったというのもかなり大きかったですし、競技のほうで勉強ができればという思いもありました。もちろんオリンピックを目指す立場になったので、責任のあるレースをしたいなと思っています」
小林優香
「初めて公式の場で3人でチームスプリントを走ったんですけど、もう少し自分がスタートで(離れず)つければ、もっといいタイムが出たと思うので、そこは今後修正していく必要があると思います。また次に向けて頑張っていきたいです」
■男子エリートチームパーシュート
予選1位チームブリヂストンサイクリングと予選2位朝日大学との決勝は、8秒近い差をつけたチームブリヂストンサイクリングが優勝。
結果
1位 TEAM BRIDGESTONE Cycling(橋本英也・近谷涼・孫崎大樹・沢田桂太郎) 4:06.664
2位 朝日大学(棚瀬義大・安達光伸・日比野丈・枝村弘樹) 4:14.507
3位 日本大学(兒島直樹・髙橋舜・生野優翔・邊見竜馬) 4:16.030
決勝を走るチームブリヂストンサイクリング
表彰式。優勝したチームブリヂストンサイクリング
★選手コメント
橋本英也
「チームとして3連覇を無事に達成できてうれしいです」
■女子エリートチームパーシュート
1チームのみの出走となったが、 大会新記録をマークした。
結果
1位 チーム・ケイドリームス2(上野みなみ・中村妃智・鈴木奈央・古山稀絵) 4:39.402 ※大会新記録
チーム・ケイドリームス2
表彰式
★選手コメント
鈴木奈央
「走っている途中もしっかりみんなでコミュニケーションを取って走れたので、タイムはあまりよくなかったんですけど、みんなで一つになって走り切れたのはよかったと思います」
■男子エリートエリミネーション
オムニアムの中の一種目として行われていたエリミネーションが、今シーズンから単独で正式種目に。競輪選手養成所に入所中の窪木一茂との一騎打ちを制した橋本英也が初代チャンピオンに輝いた。なお、窪木と同じく候補生の新村穣は15位となった。
結果
1位 橋本英也(岐阜・TEAM BRIDGESTONE Cycling)
2位 窪木一茂(福島・TEAM BRIDGESTONE Cycling/JIK)
3位 安彦統賀(埼玉・日本写体育大学)
橋本が優勝
表彰式
★選手コメント
橋本英也
「初代チャンピオンは純粋に嬉しいですね。オムニアムの中でもエリミネーションは自分の得意種目でもあるので、やはり力を見せて勝ちたいなと思っていました。レース自体のスピードも予想より遅くて、かなり脚を溜めた状態で走ることができたので、最後は思いきりスパートして優勝できました」
■女子エリートエリミネーション
スプリント力のある鈴木奈央に対し、ロングスプリントを仕掛けた梶原悠未が逃げ切りを決め、初代チャンピオンに輝いた。養成所候補生の吉川美穂は5位、同じく内野艶和は6位となった。
結果
1位 梶原悠未(茨城・筑波大学大学院)
2位 鈴木奈央(JPCA・JPCA)
3位 中村妃智(千葉・日本写真判定株式会社)
最後は梶原と鈴木の勝負となり、梶原が制す
表彰式
◎2日目
■男子エリートスプリント
予選は深谷知広が9秒672の大会新記録で首位スタート。2位河端朋之、3位脇本雄太、4位新田祐大と続く。1/16決勝、1/8決勝、1/4決勝を経て、準決勝となる1/2決勝に勝ち上がったのは深谷、脇本、新田、そして1/4決勝で河端に勝利した山崎賢人の4名。1/2決勝は深谷が新田に勝利、山崎は脇本を下し、1-2位決定戦は深谷と山崎という顔合わせに。快進撃を続けて決勝まで上がった山崎だったが、ここは深谷が貫禄を見せ、ストレートで勝負を制した。3-4位決定戦は新田が脇本に勝利。河端5位、小原佑太7位、寺崎浩平8位、新山響平10位、松井宏佑11位、菊池岳仁13位、高橋晋也17位となった。
結果
1位 深谷知広(JPCA・Dream Seeker Racing Team)
2位 山崎賢人(JPCA・JPCA)
3位 新田祐大(JPCA・Dream Seeker Racing Team)
1-2位決定戦
3-4位決定戦
表彰式
★選手コメント
深谷知広
「(1/2決勝は)新田さんの苦手な面をしっかりつけたと思います。(決勝の対戦相手となった山崎は)次のオリンピックを目指すうえですごく心強い存在ですし、今回のレースでは自分のテクニックとか走り方を見せられたらなと思っていました。やはり強い面もあれば弱い面もあるので、そのあたりはこれから学んでもらえたらいいですね」
■女子エリートスプリント
予選1位は10秒936で大会新記録をマークした太田りゆ。2位梅川風子、3位佐藤水菜、4位小林優香の4名が1/2決勝へ進出。1/2決勝では太田が小林と対戦し、ストレートで勝利。梅川も佐藤をストレートで下す。太田と梅川の対戦となった1-2位決定戦は、
世界を舞台に戦う太田が力を見せ、優勝。太田はこの種目では初の全日本チャンピオンのタイトルを手にした。3-4位決定戦は小林が意地を見せ、佐藤に勝利。
結果
1位 太田りゆ(JPCA・BRIDGESTONE Cycling)
2位 梅川風子(JPCA・JPCA)
3位 小林優香(JPCA・Dream Seeker Racing Team)
1-2位決定戦
3-4位決定戦
表彰式
★選手コメント
太田りゆ
「世界選手権が終わってから正式なレースは初めてでしたけど、深谷選手にアドバイスを聞いたり、スプリントに対してどうやって向き合うかっていうのをパリオリンピックに向けてすごく考えているところなので、優勝できたことは本当に嬉しいです。
今回は自信を持ってレースに臨めたことが勝因だと思います」
■女子エリートオムニアム
今年の世界選手権で金メダルを獲得した梶原悠未の凱旋レースとなったが、4種目(スクラッチ、テンポレース、エリミネーション、ポイントレース)すべてで1位、他を寄せ付けない圧勝で世界チャンピオンの力を見せつけた。2位に鈴木奈央、3位にポイントレースで得点を伸ばした内野艶和、吉川美穂は5位となった。
結果
1位 梶原悠未(茨城・筑波大学大学院) 172点
2位 鈴木奈央(JPCA・JPCA) 126点
3位 内野艶和(福岡・ライブガーデンBiciStelle/JIK) 113点
世界チャンピオンジャージで走る梶原
表彰式
■男子エリートスクラッチ
残り3周で橋本英也が集団からアタック。単独で逃げていた平安山良希(日本体育大学)を捕まえると、そのまま逃げ切ってゴールを1着で駆け抜けた。
結果
1位 橋本英也(岐阜・TEAM BRIDGESTONE Cycling)
2位 新村穣(茨城・CS Slinger/JIK)
3位 窪木一茂(福島・TEAM BRIDGESTONE Cycling/JIK)
橋本が2年連続で優勝を飾る
表彰式
★選手コメント
橋本英也
「レースは予定通りの展開でした。最後は逃げの選手との距離がひらいていたので、ちょっと早めにアクセルを掛けたんですけど、それでも最後まで単独でゴールまで行けたというのはある意味自信になりました」
■男子エリートマディソン
強力に得点を重ねていくブリヂストン勢2チームに、競輪養成所チームが絡む三つ巴の展開に。ゴールで1着を取ったチームブリヂストンサイクリングBが1点差で逆転に成功、優勝を手にした。
結果
1位 TEAM BRIDGESTONE Cycling B(近谷涼・沢田桂太郎) 47点
2位 TEAM BRIDGESTONE Cycling A(橋本英也・孫崎大樹) 46点
3位 Japan Institute of KEIRIN(窪木一茂・新村穣) 33点
レースは僅差の争いに
表彰式
◎3日目
■男子ケイリン
1回戦、1/2決勝を経て、決勝に勝ち上がったのは脇本雄太、新田祐大、深谷知広、中野慎詞、松井宏佑、河端朋之の6名。レースは残り1周半で脇本が先頭に上がると、残り1周ホームは脇本、深谷、河端の順に通過。最後の直線まで脇本が粘るが、ゴール前で深谷が交わして1着。脇本2着、河端3着、新田4着、中野5着、松井6着。深谷のケイリンでの全日本優勝は3年ぶり、そして今大会スプリントとあわせ2冠となった。
その他の結果は、新山響平7位、菊池岳仁8位、寺崎浩平9位、小原佑太12位、山崎賢人13位、高橋晋也13位。
結果
1位 深谷知広(JPCA・Dream Seeker Racing Team)
2位 脇本雄太(JPCA・TEAM BRIDGESTONE Cycling)
3位 河端朋之(JPCA・JPC)
残り1周ホーム
ゴール
表彰式
★選手コメント
深谷知広
「前回優勝したときはナショナルチームが不在だったので、今回フルメンバーの中で優勝できたことはとても嬉しいです。決勝はうまく対処できたと思いますし、脇本選手が一番駆けるだろうというのはわかっていたので、いい位置が取れたのがよかったですね。そこが勝因かなと思います。(スプリントと2冠を達成したが)オリンピック代表メンバーから優勝者を出さないというのが目標でしたし、次のパリオリンピックに向けて日本の層が厚いということを世界に見せることができたんじゃないかと思います」
■女子ケイリン
決勝のみの一発レースで行われた。メンバーは小林優香、太田りゆ、田中夢菜(日本大学)、梅川風子、佐藤水菜の5名。レースは残り1周半で佐藤が先頭に上がり、番手は内に梅川、外に小林、その後ろに太田と田中が続く。佐藤が先行で粘るなか、最終4コーナーで小林が交わして先頭に立つも、最後はゴール前で伸びた梅川が1着。2着小林、3着太田、4着佐藤、5着田中。
梅川は本格的な競技大会への参加は今回が初となるが、いきなり全日本のケイリンタイトルを手にする結果となった。
結果
1位 梅川風子(JPCA・JPCA)
2位 小林優香(JPCA・Dream Seeker Racing Team)
3位 太田りゆ(JPCA・BRIDGESTONE Cycling)
残り1周ホーム
ゴール
表彰式
★選手コメント
梅川風子
「今回は決勝だけの一発レースだったので、喜びは半分という感じですね。色々展開は考えていましたけど、思った通りには動かなかったですし、自分もいつでもいける準備をしていたので、そういうところは冷静に走れたかなと思います。自分は挑戦する立場ということで、どちらかというと気楽に走れたかなと思うんですけど、これからもっともっと経験を積まないとまだまだ自分にはなにもないなと思っています」
■女子エリートスクラッチ
集団のままレースは進み、残り2周で古山稀絵がアタック。すかさず梶原悠未が追走し、残り1周で追いつくと、最終バックで先頭に上がり、そのまま1着でゴール。2位には集団スプリントでアタマを取った内野艶和、3位に鈴木奈央、4位に吉川美穂が入った。
結果
1位 梶原悠未(茨城・筑波大学大学院)
2位 内野艶和(福岡・ライブガーデンBiciStelle/JIK)
3位 鈴木奈央(JPCA・JPCA)
ゴール
表彰式
■男子エリートオムニアム
3種目終わって首位に立った橋本英也が、最後のポイントレースでも終始危なげないレース運びでリードを守り、優勝。東京オリンピック代表に選ばれているこの種目で、3年ぶりの全日本タイトル奪取となった。窪木一茂は9位、新村穣は18位でレースを終えた。
結果
1位 橋本英也(岐阜・TEAM BRIDGESTONE Cycling) 118点
2位 近谷涼(富山・TEAM BRIDGESTONE Cycling) 112点
3位 岡本隼(和歌山・愛三レーシングチーム) 97点
優勝の橋本英也
表彰式
★選手コメント
橋本英也
「本来ならオリンピックがあった年でもあるので、順調に仕上がってきているのがわかって嬉しいです。人数の多いオムニアムは前半3種目がすごく重要になってくるので、うまく走れたんじゃないかなと思いますし、最後のポイントレースも有利な展開を作って、1位の順位をキープするような走りができたと思います。東京オリンピックではメダルを獲得することによって自転車界の発展や魅力をさらに広めていきたいなと思っています」
■女子エリートマディソン
この種目で東京オリンピック出場を決めている梶原悠未・中村妃智ペアのチーム・ケイドリームス3が、レース中盤でトップに立つとそのままリードを守って優勝を飾った。
結果
1位 チーム・ケイドリームス3(梶原悠未・中村妃智)
2位 チーム・ケイドリームス4(鈴木奈央・古山稀絵)
3位 ライブガーデンBiciStelle/JIK(吉川美穂・内野艶和)
優勝した梶原悠未・中村妃智ペア
表彰式
◎4日目
■男子エリート4km個人パーシュート
予選はこの種目で日本記録を持つ窪木一茂が4分26秒台をマークして1位、窪木から1秒ほどのビハインドで近谷涼が2位につける。決勝では予選ほどペースが上がらず、大きくタイムを落とした窪木に対し、最終的に近谷が7秒以上の大差をつけて勝利。3年ぶりに全日本のタイトル奪還となった。
結果
1位 近谷涼(富山・TEAM BRIDGESTONE Cycling) 4:28.222
2位 窪木一茂(福島・TEAM BRIDGESTONE Cycling/JIK) 4:35.704
3位 安達光伸(岐阜・朝日大学) 4:33.923
優勝の近谷
表彰式
■女子エリート3km個人パーシュート
予選1位は古山稀絵で3分40秒台、古山から3秒ほど遅いタイムの梶原悠未が予選2位。決勝は後半に入ってペースを上げた梶原が逆転で勝利。この種目の日本記録を持つ梶原が全日本4連覇となった。
結果
1位 梶原悠未(茨城・筑波大学大学院) 3:41.327
2位 古山稀絵(東京・日本体育大学大学院) 3:44.282
3位 上野みなみ(鹿児島・CIEL BLEU KANOYA) 3:48.053
優勝の梶原
表彰式
■女子エリート500mタイムトライアル
オムニアムでリオオリンピックにも出場した経験を持つ山本さくらが優勝。この大会を最後に引退を発表し、有終の美を飾った。
結果
1位 山本さくら(鹿児島・CIEL BLEU KANOYA) 36.141
2位 佐藤水菜(JPCA・JPCA) 36.401
3位 松井優佳(鹿児島・同志社大学) 37.243
優勝の山本
表彰式
■男子エリート1kmタイムトライアル
新田祐大が唯一の1分01秒台をマークし、大会新記録で優勝。新田のこの種目での全日本タイトルは実に10年ぶり。
2位中野慎詞、3位小原佑太、4位寺崎浩平までが大会新記録となり、山崎賢人5位、新山響平7位、1分3秒台の菊池岳仁が10位、4秒台の高橋晋也が14位、5秒台の朝倉智仁が16位となった。
結果
1位 新田祐大(JPCA・Dream Seeker Racing Team) 1:01.551 ※大会新記録
2位 中野慎詞(岩手・Dream Seeker Racing Team) 1:02.011 ※大会新記録
3位 小原佑太(JPCA・JPCA) 1:02.260 ※大会新記録
優勝の新田
表彰式
★選手コメント
新田祐大
「これが多分僕にとっての最後の全日本になるのかなという思いで、最終日の1kmタイムトライアルのスタートを迎えたんですけど、優勝を勝ち取ることができてよかったです。自分のベストを1秒以上更新するタイムが出せて、東京オリンピックに向けて成長し続けていることを実感することができました」
■男子エリートポイントレース
レース中盤で4名でのラップに成功し、トップに立った橋本英也がその後もポイントを重ね、優勝。橋本は今大会5冠を達成した。
結果
1位 橋本英也(岐阜・TEAM BRIDGESTONE Cycling) 59点
2位 近谷涼(富山・TEAM BRIDGESTONE Cycling) 42点
3位 佐藤健(長野・京都産業大学) 33点
橋本が優勝
表彰式
★選手コメント
橋本英也
「積極的に動けたことが一番の勝因じゃないかなと思っています。後半にかけて厳しいレースになるなと思っていたんですけど、今回のメンバーの中で僕が一番脚力を持っていると思っていたので、エースらしく最初から動いてどんどん動かすレースができたんじゃないかなと思います。今大会最後の種目のポイントレースを優勝して終わりたかったので、嬉しいです。(5冠達成は)ほぼ100パーセントの結果だったんじゃないですかね」
■女子エリートポイントレース
唯一ラップを決めるなど、梶原が2位に30点以上の大差をつけて勝利。内野艶和が3位に入り、鈴木奈央は4位となった。
梶原は今大会出場した6種目すべてで優勝を果たし、6冠に輝いた。
結果
1位 梶原悠未(茨城・筑波大学大学院) 58点
2位 古山稀絵(東京・日本体育大学大学院) 27点
3位 内野艶和(福岡・ライブガーデンBiciStelle/JIK) 19点
圧倒的な強さでレースを支配した梶原
表彰式