月刊競輪WEB|KEIRIN.JP
競輪選手養成所物語
第119回生・第120回生 Wattbikeチーム対抗レース
10月8日(木)、本来ならば耐久訓練(自転車で公道を使用する際の注意事項や交通ルールの体得、一般道で長い距離の走行に耐え心身を鍛えることを目的とした訓練)が行われる予定でしたが、雨天のため残念ながら中止に。
代わりに行われたのがWattbike(ワットバイク)を使用してのチーム対抗レース。119回生(男子)は7組、120回生(女子)は3チームに分かれ、男子は総距離80km、女子は70kmの距離をメンバー交代しながら、より早い時間で到達したチームの勝利となります(一人あたり1回5kmの距離を走行)。
初めての試みとなる催しでしたが、白熱したレース展開となり、大盛り上がり!候補生たちも力を出し切って倒れこんだり、チームメイトに声援を送ったりと、苦しみながらも普段の訓練とは違うWattbikeレースを楽しんだようです。
★119回生







優勝した4組
★120回生







優勝した「うらら Teen 卍」チーム

■候補生コメント

窪木一茂(福島)
「耐久訓練はみんな楽しみにしていて、張り切って準備していたんですけど、ちょうど雨と重なってしまって残念でした。(Wattbikeレースは)きつかったですね。こんなにも白熱するとは思っていなかったんですけど、みんなで協力して補っていけて、みんなが盛り上げるので自分も頑張れたし、本当に力を出し切れました。また開催してほしいですね。
(競走訓練が始まっているが)やっぱり先行してもまだ難しいところがあって、ハイペースにすると最後までもたないし、先行争いをしてくる選手に対してどうすればいいのかとか、いろいろ勉強しています」


刈込奈那(千葉)
「耐久訓練で外に出られるのを楽しみにしていたんですけど…。でも今日はみんなからの応援も受けて、みんなで協力してできて楽しかったです。養成所の生活は親に会えないことが寂しいですけど、練習はすごくできるので充実しています。
(競走訓練は)自分は脚力をつけるために先行しようとしているので、全然良い着は取れていないんですけど、少しずつ逃げられる距離が延びればいいなと思って今は練習しています」