2021年1月18日と19日に第3回記録会が行われました。
初日は、JKA250バンクで200mフライングダッシュ、1000mタイムトライアルをし、2日目に400mフライングダッシュを走りました。3000mタイムトライアルは、今回はありませんでした。
初日が終わって18名のゴールデンキャップにリーチがかかる候補生がいました。初日のタイムは他回生に比べてもかなりよかったです。しかし、400mフライングダッシュは寒さや風が敵となりタイムが伸びない者が多く、結果、吉田有希候補生、田口勇介候補生の2人がゴールデンキャップを獲得しました。

【200mフライングダッシュ】
1位　山根将太(岡山)　10秒67
2位　犬伏湧也(徳島)　10秒69
3位　志田龍星(岐阜)　10秒80

【1000mタイムトライアル】
1位　山根将太(岡山)　1分5秒17
2位　志田龍星(岐阜)　1分5秒77
3位　窪木一茂(福島)　1分6秒06

【400mフライングダッシュ】
1位　吉田有希(茨城)　22秒98
1位　田口勇介(秋田)　22秒98
3位　犬伏湧也(徳島)　23秒09

■吉田有希(茨城）
ゴールデンキャップ獲得、400mFD　1位
「今回は苦手な3000mTTがないので狙おうという気持ちは強かったですね。200mFDと1000mTTは自己ベストが出て流れがすごくよかったので、400mFDはガムシャラに踏んでゴールデンキャップが取れたので、すごく嬉しいです!　この喜びは兄（吉田拓矢）に伝えたいです。兄であり師匠はすごく憧れの存在なので、追いつきたいという気持ちがあるから、ゴールデンキャップを取るということから一歩ずつ追いつきたいと思っています。」

■田口勇介(秋田)
ゴールデンキャップ獲得、400mFD　1位_
「第1回、第2回もゴールデンキャップのリーチがかかっていたんですけど、なかなか取れなかったので、最後に取れて嬉しいです!　400mFDは、正直、2回目の時もよくなかったので不安はありましたが、日ごろからの練習を信じてやってきたので、自信はありました。競走訓練では、まだ自分の全力出し切ることができず、レース展開を読めていないので、もっと慣れていって、結果をだせたらなと思います。」

■山根将太(岡山)
200mFD　1位、1000mTT　1位
「200mFDの目標は10秒5だったので10秒67は少し足りず悔しかったです。1000mTTは5秒台は出ると思ったので、あわよくば4秒台を出したいと思ったんですけど、ちょと足らなかったので悔しかったですね。最後1周がたれてしまったので、そこで耐えられなかったです。400mFDは、23秒を切れるかどうかかなと思ったんですけど、駆けおろした1コーナーからちょっと厳しいなという感じはして、タイムを聞いて残念でした。第1回トーナメントは決勝に乗れなかったので、第2回では決勝に乗りたいですね。」

犬伏湧也(徳島)
200mFD　2位、400mFD　3位
「200mFDは10秒69とドームでは初めて出した記録だったし、しっかり掛かっていたと思うのでよかったです。400mFDは風が強くて、後半少しスピードが落ちてしまったけど、力は出し切れたと思います。ゴールデンキャップは0秒09足りなくて悔しかったですけど、今後に活かしていけると思います。競走訓練は順調に先行や捲りができていると思うので、これを続けていって、卒業記念レースを優勝できればなと思います。」

■志田龍星(岐阜)
200mFD　3位、1000mTT　2位
「200mFDはあんまりタイムはよくなかったですね。もう少し出したかったです。1000mTTもパッとはしなかったんですけど、最低限という感じでした。400mFDはゴールデンキャップのタイムを切れなかったので本当に悔しかったです。デビューしてから勝てないとダメなので、勝てるように頑張りたいと思います!」

■窪木一茂(福島)
1000mTT　3位
「200mFDは10秒台を出したかったのでギアをかけて早めから駆けたんですけど残念ながら出ませんでした。その分、1000mTTでは、満足はしていませんが6秒06が出せたので成長はしているなと思います。競走訓練では、赤板から積極的に動いて、誰も来なかったら先行し、叩かれた場合は入った場所から捲りと、積極的に動いて、色々と挑戦しています。」

第3回記録会は、初日にJKAバンクで200mフライングダッシュ、500mタイムトライアル、2日目に400mフライングダッシュを行いました。
200mフライングダッシュ、500mタイムトライアルの2種目が終わった時点で、7名がゴールデンキャプにリーチをかけていました。女子でこれだけリーチの人数が出ることは滅多にありません。
400mフライングダッシュでは寒さや風があり、残念ながらゴールデンキャップを獲得したのは飯田風音候補生1人でしたが、タイムからも120回生の実力の高さがうかがえます。

【200mフライングダッシュ】
1位　山口真未(静岡)　11秒98
2位　西脇美唯奈(愛知)　12秒00
3位　飯田風音(埼玉)　12秒04

【500mmタイムトライアル】
1位　山口真未(静岡)　36秒05
2位　吉川美保(和歌山)　36秒89
3位　飯田風音(埼玉)　37秒09

【400mフライングダッシュ】
1位　飯田風音(埼玉)　25秒33
2位　山口真未(静岡)　25秒72
3位　吉川美保(和歌山)　25秒79

■飯田風音(埼玉)
ゴールデンキャップ獲得、200mFD　3位、400mFD　1位、500mTT　3位
「ゴールデンキャップ獲得はすごく嬉しいです！　200mFDは自己ベストと1位を狙っていたんですけど、タイム的には出てなかったのでショックでした。500mTTは自己ベストが出て、よかったです！　400mFDは前回よりもいいタイムを出せてゴールデンキャップ取れてよかったです。400mFDは前回が入りのタイムが6位だったので、今回は入りを意識して走れたのがよかったと思います」

■山口真美(静岡)
200mFD　1位、400mFD　2位、500mTT　1位
「200mFDは1番時計を取れて、第1回、第2回とも1番を取れなかったので、目標タイムには及ばずタイム的には悔いは残りますが、そこは素直に嬉しいです。500mTTは、前回のタイムを上回り、自己ベストに近いタイムを出せて、養成所記録も更新でき、1位もやっと取れたので、よかったです！　500mTTは好きだし、卒業後もタイムを伸ばしていきたいですね。第2回トーナメント、卒業記念レースではしっかりと決勝に乗って、優勝を目指していきたいと思います」

■吉川美穂(和歌山)
400mFD　3位、500mTT　2位
「500mTTは、事前の練習でもあまりいいタイムが出てなかったので思い切ってギアを掛けて走りました。養成所記録は更新できず残念な気持ちはあるんですけど、ここ最近は調子がよくなかったので、それを考えれば、十分頑張れたんじゃないかなと思います。200mFDも事前の練習ではタイムが出なかったので不安な面はあったんですけど、12秒3を切れて本当によかったです。400mFDはゴールデンキャップがかかっていたので気合を入れていたんですけど、発走前にトラブルがあって、ちょっと気持ちが切れてしまったのか…、最後まで全力を尽くしたんですけど……本当に悔しいです。第2回トーナメントと卒業記念レースもまだあるので悔いのない走りをしていきたいと思います」

■西脇美唯奈(愛知)
200mFD　2位
「200mFDは、第2回で思った通りに走れなかったので第3回で自分のベストを更新できたからすごく嬉しかったです！　競走訓練はあんまり上手く走れてないですね。自分の走りたいレースができる時とできない時の差が激しいので、安定した走りがしたいと思います」