四日市ナイターGIII展望
11月5日から8日に行われる四日市ナイターGIIIは、KEIRINグランプリ2020の出場権を懸けた最後のGIII開催となります。競輪祭の最終日をもってKEIRINグランプリ2020の出場選手が決定しますが、この競輪祭に出場する前に如何に賞金を積み上げておけるのかが大きなポイントになってきそうです。
今開催に出場する選手のなかでGP出場が懸っている選手をピックアップすると、確定組を除いて、平原康多、佐藤慎太郎、浅井康太、原田研太朗が一つでも上の着順を狙ってくる選手たちでしょう。
特に浅井は、ここでの優勝は必須。そして競輪祭で上位を狙いランキングを上げられるかにかかってくるでしょう。地元の利を生かせるかでGP出場に近づけるでしょう。
他のピックアップした選手たちは、四日市ナイターGIII前までの結果が大きくなってくると思います。前開催で賞金を積み上げてこの開催に臨むことができれば、気分的に楽に走れるはず。
賞金ランキングを気にして予想するのも、一つだと思います。
選手のコメント的には、気にせず一戦一戦目の前のレースに臨むと言うと思いますが、内心は相当プレッシャーが掛かっていると思います。
しっかり見極めて楽しみましょう。
また、今回の開催はナイターなので、仕事終わりに楽しむことができると思います。
競輪界トップのレースを存分に楽しんでください!
注目選手
松浦悠士 広島 98期
前橋で行われた寬仁親王牌決勝では、脇本雄太に完敗してしまった松浦ですが、ここは得意の自在戦で優勝を狙ってくるはず。そして、気分良く競輪祭に臨むと思います。もしくは少し競走が続くので若干調子を落として臨む場合もありそうです。この辺りはしっかり調子を見極めたいですね。特に初日のレース内容に注目したいと思います。
平原康多 埼玉 87期
平原はここに入る前までの成績に注目しておきたいですね。京王閣記念を優勝しているとかなりリラックスして四日市ナイターGIIIを走ることができるはず。ここでさらに賞金を積み上げることができれば、競輪祭でもプレッシャーを軽減して走れるでしょう。このレースを注視しておきましょう。
浅井康太 三重 90期
ここがある意味、勝負駆けになると思います。ここで優勝することができれば、競輪祭でGPを賞金で狙える位置につけそうですが、できないと競輪祭で優勝するしかなくなります。是非ともここは頑張って優勝し競輪祭に臨んでほしいですね。
眞杉匠 栃木 113期
補充ながら寬仁親王牌での活躍を覚えていらっしゃる方は多いと思います。一挙にここでブレイクしてくるか注目したいですね。特にGIII(FIでも同じですが)初日の勝率、連対率が非常に良いのです。初日、2日目に注目したいと思います。