月刊競輪WEB|KEIRIN.JP
時代は完全にネット社会に移り変わっています。
雑誌などの紙媒体は激減し、すべての情報はネットから得る事が出来ると言っても過言ではありません。
そして何より「発信」することがたやすくなりました。
「ブログ」なんてものは、昔は芸能人や著名人しかやっていませんでしたし、一般人がやろうものなら「変わり者」扱いされたものです。
しかし今や一般のサラリーマンや主婦、さらには子供から老人まで誰もがインスタグラムやツイッターなどで自らの私生活をさらけ出し発信をします。
しかもそれが面白い。
僕も一般人サウナ好きオッサンのブログを毎日チェックしてますもん。
全国のサウナを巡っていて、
温度☆☆
湿度☆☆☆
水風呂☆
とか評価するんです。
そうです。一般人のオッサンがサウナ施設を一刀両断するんです。
「いちオッサンが好き勝手言ってんじゃねぇよ!w」ってツッコミいれながらも毎日楽しんでます笑
そしてそのSNSをうまく活用出来ていないなーと思う典型は競輪選手だと思います。
もっと発信すべき。
世間一般の人達からしてみれば競輪選手って未知の存在です。
毎日どんなトレーニングしてるの?
給料制じゃないの?賞金?
食事とかは制限しなくていいの?
プライベートは何してるの?
etc……
競輪ファン、ファンじゃない人係わらず、これみんな知りたいんです。
実際僕が講演会や異業種交流会で話すと鉄板ネタですから。
間違いありません。
我々はプロアスリート(僕は最近まで笑)です。
アピールしてなんぼ。
本質的な事を言うと野球やサッカーといったメジャー競技のトップ選手などは
「男は黙って結果を出せばよい」
という世界が通用するかもしれません。
しかし競輪は違う。
まず世間に「知ってもらう」事が必要です。
じゃあその手段は??
あるじゃないですか。
SNSです。
極端すぎますが僕は競輪選手資格に「SNSを1日1件更新する」を追加するべきだと思います笑
・その日どんな練習をしたか
・何を食べたか
・どこに遊びに行ったか
他人を不快にさせない内容なら何だって良いんです。
2000人以上が1日1件だけでも発信すればとんでもない拡散力になりますから。
プロフィール欄に「競輪選手」と一言書いてあればそれで充分です。
ガールズレーサーには特に力を入れて欲しいと思う。
意外性(ギャップ)がありますから。
世間からはまだ競輪って男の世界だと思われている節があるので、
"私ガールズレーサーですが実は〇〇なんです"系が良いですね。
・実は料理好き
・実はアイドル好き
・実は釣り好き
・実はプロレス好き
などなど趣味がある限りネタは延々と出てきます。
ファン達はとにかく「知りたい」んですから。
そういえば先日、親友である佐々木恵理(愛知110期)に声を掛け、
僕と親交のあるSKE48のライブに宮地寧々(岐阜110期)、高橋智香(愛知112期)、川嶋百香(三重114期)を連れて行きました。
中部地区の後輩達の「エンタメの弱さ」が気になっていたので、
本場のエンターテイメントを体験して自己ブランディング、PR方法など今後に活かしてほしいと考えていたのですがそのライブ後、4人が「SKE48のライブに行きましたー」ってSNSに投稿したら今までもらったことの無いほどのいいね、さらにはフォロワーが増えるという現象が起きたんです。
それはまさに
「俺達と同じくSKEが好きなガールズレーサーがいるの?競輪は見たこと無いけど気になるからフォローしよう」
という状態。
これで競輪と自分を知ってもらえる人数が増えたという事です。
とにかく些細な事でも発信してほしいと思う。
追伸………
ライブ後、みんなで飯食ってたらえんえんと
「可愛い!」
「可愛い!」
「可愛い!」
の連呼。
あまりにしつこかったので
シンペー「オマエ達も全然負けてないって!」
と言ったら凄い顔でにらまれました。
…………………… ご………ごめんよ