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第3回ガールズ フレッシュクイーン
優勝は増田夕華選手!
『第3回フレッシュクイーン』が、開設71周年記念西武園競輪ゴールデン・ウイング賞(GIII)の最終日に行われました。
第1回は梅川風子選手が、第2回は久米詩選手が優勝し、このレースの後に活躍していることから、若手ガールズ選手の登竜門と言えるレースです。

1番車・尾方真生(福岡)
2番車・吉岡詩織(広島)
3番車・永禮美瑠(愛知)
4番車・増田夕華(岐阜)
5番車・西島叶子(熊本)
6番車・高木佑真(神奈川)
7番車・下条未悠(富山)

レースは、永禮、西島、吉岡、増田、尾方、高木、下条で初手の並びはおさまった。残り2周半で尾方が4番手にあがり、高木もあがっていてその前へ、下条も残り2周前から車をあげていき、それに西島も車をあげるような動きを見せるが、打鐘で下条が前に出る。しかし、高木も叩いていくが、それを打鐘4コーナーで一気に尾方がカマしていった。その後ろは並走になったが、増田がつけきった。3番手は高木と永禮が並走。最後の直線に入り、増田が追い込んできて、尾方と一騎打ちになる。ゴール前に交わして増田が優勝。2着に尾方。3着に永禮が入った。

スタート

周回


赤板

打鐘


最終ホーム

最終バック


直線

ゴール


花束もつ増田

選手コメント
優勝の増田夕華

増田夕華
「まさか優勝できると思ってなかったので、嬉しいです!自力が多かったので、自分で前に出てと思ったんですけど、周回中に尾方さんが外からあがってきたので、尾方さんの番手におさまる形になったのでその位置なら狙えると思ったので、自分では動かず、ちょっと待ってという感じでした。尾方さんはダッシュがすごいので、ついていくことだけ集中していって、千切れないようにと思いました。展開がよくてついていく形になったので、最後、もう一回外を踏んでいけるかなと思って、直線ちゃんと出れてよかったです。名古屋で初優勝できてから、自分に余裕ができて、ガムシャラに行くだけではなく、考えた競走ができるようになったと思います。今回は展開に恵まれた1着だと思うので、次は自分の力で1着を狙えるように練習していきたいと思います」
2着の尾方真生

尾方真生
「打鐘4コーナーで誰も行かないなら行こうと思って踏んでいきました。増田さんが後ろにいるのもわかったし、ペースに入れたかったけど、全部風がすごくてペースに入れられず、最終4コーナーでは普段よりも脚が残ってなかったので、まだ力が足りなかったのかなと思います。力は出し切れましたが、また練習して、次に向けて頑張りたいと思います」
3着の永禮美瑠

永禮美瑠
「メンバーを見て、捲り合戦にはなるだろうと予想したので、だったら前で構えようと思いました。それが自分の良さを出す走りができるかなと思って。外並走になって苦しかったけど、そこで粘れて、最後もまた踏み直せたので、自分の成長を感じられたのでよかったと思います。しっかり気持ちをもって走れました。力をつけていけば余裕も出てくるし、頑張っていきたと思います」
4着の高木佑真

高木佑真
「行くべきところで行けたので、そこはよかったんですけど、真生ちゃんのダッシュがすごかったのと飛びつき方も失敗してしまいました。そこが一番の勝負所だったのでそういうところが弱いなと思います。でも、前々に動いてレースを作れたことはよかったと思うし、もっと脚力をあげていって、頑張りたいと思います」
5着の西島叶子

西島叶子
「自力も考えていたし、飛びつきも考えていて、どういう展開にも対応しようという気持ちでいたし、脚も仕上がっていたので展開に応じてと思っていたんですけど、上手く走れなかったし、結局中途半端でした。バックで行けばよかったんですけど、勝ちにこだわってしまって待ってしまったので、そういう気持ちの弱いところは反省して、次につなげていきたいと思います」
6着の吉岡詩織

吉岡詩織
「情けないし、不甲斐ないです。行くのが一番の持ち味だと思っていたんで、また頑張ります」
7着の下条未悠

下条未悠
「後方に置かれたままだと何もできないので、打鐘から行ったんですけど、ちょっとペースを落としている感じだったので、ダッシュもだけど技術などをもっと頑張らなきゃいけないなって感じました。佑真さんに合わせれなかったのが一番悔しいです。同期がどんどん優勝していて、最初はよかったけどって言われないように、自分も頑張っていきたいです」