119期 120期ルーキーシリーズ展望
今年も新人がデビューする季節となりました。
本格的なデビューは7月ですが、その前に新人の実力をしっかり見ておきましょう!
これ重要ですよ!しっかり見て、本格的なデビュー時に期待をしましょうね。
さてその基準は現在では、養成所時のものしかありませんが、とりあえずこれに沿って展望に行ってみましょう!
◆在校成績上位
119期
【在校1位】 犬伏湧也 徳島 25歳
B回数 33回 1着32回 2着7回 3着3回 着外6回 出場予定 静岡 名古屋
【在校2位】 志田龍星 岐阜 23歳
B回数28回 1着25回 2着9回 3着7回 着外8回 出場予定 名古屋
【在校3位】 桑名僚也 埼玉 23歳
B回数7回 1着23回 2着11回 3着6回 着外10回 出場予定 静岡 大宮
【在校4位】 石塚慶一郎 和歌山 19歳
B回数8回 1着16回 2着13回 3着10回 着外5回出場予定 名古屋
【在校5位】 上野雅彦 香川 19歳
B回数20回 1着17回 2着12回 3着9回 着外10回 出場予定 静岡 大宮
【在校6位】 鈴木浩太 千葉 23歳
B回数13回 1着16回 2着16回 3着4回 着外14回 出場予定 静岡 大宮
【在校7位】 渡口勝成 山口 23歳
B回数14回 1着16回 2着7回 3着11回 着外16回 出場予定 静岡 名古屋
【在校8位】 山根将太 岡山 23歳
B回数30回 1着24回 2着3回 3着8回 着外15回出場予定 名古屋 大宮
【在校9位】 木村皆斗 茨城 19歳
B回数11回 1着11回 2着8回 3着9回 着外18回 出場予定 静岡 大宮
他の注目選手
徳田 匠 京都 23歳
窪木一茂 福島 31歳
吉田有希 茨城 19歳
北井佑季 神奈川 30歳
ガールズ120期
【在校1位】 吉川美穂 和歌山 28歳
B回数 15回 1着26回 2着15回 3着0回 着外4回 出場予定 名古屋 大宮
【在校2位】 飯田風音 埼玉 19歳
B回数21回 1着29回 2着9回 3着5回 着外7回 出場予定 静岡 大宮
【在校3位】 内野艶和 福岡 19歳
B回数29回 1着23回 2着11回 3着6回 着外10回 出場予定 静岡 名古屋
【在校4位】 山口真未 静岡 29歳
B回数23回 1着14回 2着14回 3着9回 着外13回 出場予定 静岡 名古屋
他の注目選手
太田瑛美 三重 20歳
西脇美唯奈 愛知 19歳 卒業記念チャンピオン
刈込奈那 千葉 20歳
◆ゴールデンキャップ2回獲得
119期
木村皆斗
出場予定 静岡 大宮
120期
吉川美穂
出場予定 名古屋 大宮
◆ゴールデンキャップ1回獲得
119期
北井佑季 神奈川
出場予定 静岡 大宮
志田龍星 岐阜
出場予定 名古屋
渡口勝成 山口
出場予定 静岡 名古屋
山根将太 岡山
出場予定 名古屋 大宮
田口勇介 秋田
出場予定 静岡 大宮
120期
飯田風音 埼玉
ここ数年、養成所に入る候補生のレベルが上がってきています。
119期は全体的にレベルが非常に高い期でしたので、在校成績がそのまま強いという事にはならないと思います。ルーキーシリーズでは養成所を引きずって、養成所通りの成績になると思われますが、本格デビューした時には、相当強くなっているはずです。
危惧があるとすれば、今期生は新型コロナウイルス感染防止のため、1年間、養成所から全く一歩も出ていなかったため、その反動で、遊んでしまい大きく実力が損なわれている選手もいなくはないと思います。この辺りをしっかりルーキーシリーズで見極めたいですね。
また、養成所を出てから地元に帰り、練習し、そこで得たことで大きく変わってレースに臨む場合があります。こうなると養成所時代の成績が参考にならないので、意外に良いなという選手はしっかり覚えておきましょう。
120期もレベルが高いと思います。ただ、ガールズの場合は、クラス分けがないので、本格的なデビューをするといきなりトップクラスと走ることになるので、中々しんどい場面が出てくると思いますが、今期生のトップ選手たちは数回走れば対応してくると思います。それだけレベルが高い選手たちだと思います。
さて、ここからが注目選手!
◆注目選手
119期
犬伏湧也
養成所時はバック本数33回1着32回と抜群の成績を残しています。典型的なスプリンターで、パワーで圧倒するレースを展開するでしょう。
ルーキーシリーズでも活躍すること間違いなしだと思います。
山根将太
第2回記録会で早期卒業が可能なタイムを出しましたが、養成所でもっと競走を磨きたいと自らこれを断ってみんなと一緒に卒業したという選手です。在校成績は9位とトップではありませんが、これは先行に重きを置いていた結果だと思います。ルーキーシリーズで片鱗を見せるかどうかはわかりませんが、本格的なデビューを迎えた時、オッと思わせてくれると思います。
窪木一茂
リオオリンピックの男子オムニアムの代表選手で、基本は長い距離が得意な選手です。とはいえ1000mTTのタイムは1分6秒台を出すパワーの持ち主。半面、中距離的な脚なので最後の爆発的なスプリント力が弱いと思うので、これをどのように補っていくのかで変わると思います。
志田龍星
第2回記録会ではゴールデンキャップを獲っている実力の持ち主。在校成績も2位と強さを発揮しています。非常に楽しみな選手になると思います。期待しましょう。
吉田勇希
吉田拓矢の弟。第3回記録会でゴールデンキャップを獲得しています。在校成績はベスト9には入っていませんが、しっかり練習して、デビューに臨んでくると思います。
木村皆斗
気合が入りすぎなければ、3連続ゴールデンキャップは獲れていたと思える実力の持ち主。これだけ実力があるのだから、絶対活躍してほしい選手です。
桑名僚也
卒業記念レースチャンピオンで在校3位。充分な実力は持っている。ただ、先行力に関しては、今後の課題になりそうです。B回数も7回とかなり少なめ。本格的なデビュー時に大きく変ってくる可能性もあります。ルーキーシリーズでの走り方に注目しましょう。
120期
吉川美穂
中距離ナショナルチームの選手。スピード、持久力、ゲーム勘ともに高いレベルなので、デビューしてすぐに活躍してくれるはず。ルーキーシリーズでも目玉的存在になると思います。
飯田風音
完全に短距離タイプの選手なので、そのスプリント力は一級品だと思います。うまく自分に向く展開を作れるかが活躍できるポイントになってきそうです。
内野艶和
中距離ナショナルチームの選手でパリを目指す逸材です。現ジュニア世界選手権女子ポイントレースチャンピオンで、チャンピオンの証であるレインボージャージを着られる日本で2人中の一人です。中距離選手なので爆発的なスプリント力は弱いですが、レース勘は抜群です。
西脇美唯奈
卒業記念レースチャンピオンです。ちょっと目立たなかったのですが、第3回記録会で200mFD2位のタイムを出し、その勢いか卒記チャンプにもなってしまう強さを見せてくれました。これをまぐれと言わせないようにデビュー戦は頑張ってほしいです。
刈込那奈
滝澤教場出身。とにかく、先行マニアな養成所で競走訓練は、教官に先行するんじゃないと言われるほど。記録会での記録はそこそこで、決して弱いという事ではないですが、その猪突猛進的な走りには魅力がありますが、使われて終わる可能性が大です。しかし、地元に帰り少しタイミングを変えると、大化けの可能性もあります。この辺りをルーキーシリーズでチェックしたいです。