ところで、先日私のところに得体の知れないメールが舞い込みました。表題「Keirin questions」送信者「Keirin」ん~。どうしようかなぁ・・・最近ジャンクメールが多いんですよねぇ。「本物ロレックスよりロレックスっぽい!専門家も間違うコピー登場!」(んなわけないやろ!)とか、「今度いつ会えますか?マキより」(わかってても開けちゃいそう)とか「100% guarantee! skyrocketing stock !(百パーセント保証!爆騰株)」(長塚選手からのメールならソッコーで開けるけど!)なんてメールが毎日どっさり来るもんだから、仕分けが大変。一応、ウイルススキャンはしているものの、なんか開けるのを躊躇しちゃうんですよねぇ。でも、もし重要なことだったら困るし、とりあえず開けてみました。
“Konichiwah”とはじまったそのメール。以下英文で私の名前は云々~という自己紹介のあと、日本の競輪について教えてほしいと、箇条書きでかなりマニアックな質問!例えばKEIRINグランプリの出場資格の話とか、びっくりしたのは「昔の競輪の映像を見たが誘導がいない。これはどういう形態のレースで、いつはじまったのか?今の形態になったのはいつか?」「KazukoTanakaという女性を知っているか?女子競輪があった時代の強いレーサーと聞いたが、彼女に関する情報が欲しい」(ん~。名前は知ってるけど、ちょっと昔過ぎて・・・すぴRitSの情報じゃダメ?)などなど、私でも自転車振興会の広報に確認しなくては答えられないような質問が続々・・・こんな質問正直言ってUCIからもされたことないんです。日本人ならまだしもドイツ人。しかも個人でこんな質問をしてくるなんてタダモノではないな?と思いつつ、日本のトラック競技にただならぬ関心をよせてくれているヨーロッパ人に私の知っている限りの情報は提供しようと思ったのでした。
これは面白い!是非、そのうち取材しよう!と思っていましたが、メール交換をしているうちに私も行こうと思っていた自転車の見本市に彼らも行くということが判明!それなら、現地で会おうよ!ということになりました。
その名も・・・「ユードウイン(誘導員)」パチパチパチ!ワァー!ヒューヒュー!!・・・ってかっこいいのかそれ?イケてるのかそれ?しかも見せられたロゴは紫色にオレンジ色のライン。そのうち、サイクリングウェア専門店「コーナー審判」とか作りそうな勢いですよ。
カフェ「KEIRIN」とトラック部品の「YUHDOIN」については、今後、実際お店に行って取材をしてみたいと思っています。ゲーリーとモーの2人は年末には「KEIRINグランプリを見に日本にいくかもしれない」と言っていました。日本トラック競技の大切な宣教師ですから、もし年末、京王閣競輪場でメッセンジャーバッグを背負った二人の外国人を見つけたら、是非激励してあげてくださいね!
カフェ「KEIRIN」のHPはこちらhttp://www.keirinberlin.de/