W杯メキシコ大会第2日/アクシデント 記事・写真:白土 智一 特派員(ドイツ・デュッセルドルフ) |
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2000年6月17日(土)晴れ 気温32度 W杯メキシコ大会第2日目 |
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本日の成績 | |||||||||
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悲鳴すら起こらなかった。 たった今、自分の目の前で起きたことを誰も信じられないいや、信じたくなかったのかもしれない。
男子スプリント5-8位決定戦。A.デュブレ(フランス)の先行をA.コントルニーレス(ヴェネヅエラ)まくりにかかる。 |
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競技場のセンター部には観客席がなくバイロスが飛び出した2センターは地上まで7mの高さ。そして地面はコンクリート。 最悪の事態を想像して、しんと静まりかえる観客席。関係者が、救急隊が、報道陣が現場に駆け寄る。 2センターに設置された、特設スピーカーを支えるためのケーブルにバイロンの自転車がぶら下がっている。 スピーカーの脚組みの側に横たわるバイロン。口からの出血はあるものの意識はある。
結果的には、このケーブルが彼の一命をとりとめたのかもしれない。 ワールドカップ創設以来、最悪の事故が起きてしまった。 |
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