特別選抜試験応募資格の一部改正について

 業務規程第51条の4第2号に基づき本会が定める特別選抜試験の応募資格の一部を改正します。
 特別選抜試験は、世界規模の各種競技大会において優秀な成績を収めた者に対して、競輪選手になる門戸を広げ、競輪の活性化に資することを目的として新設されました。
 今般、競輪のスポーツ性及び話題性をより高めるため、国民が日本人選手の活躍に対してとくに高い関心を持っているオリンピック大会における応募資格の拡大可能な種目について、スポーツ競技の特性(スポーツ活動がどのようなエネルギー供給システムに依存しているか)を中心として検討した結果、競輪競技がレース前半では有酸素的エネルギー供給系が、レース後半では無酸素的エネルギー供給系が主に動員されるが、後半の無酸素的エネルギー供給系が競技成績を決定する大きな要因となっていることを鑑み、短時間(1分前後)でのエネルギー獲得競技を比較検証した結果、陸上競技(200m走,及び,400m走),スケート(スピード・スケート500m,及び1,000m),水泳(100m競泳)の3競技が競輪競走と極めて類似し、特にトップレベルの場合、競輪競走への高い即応性が期待できます。
  以上の点から、現行のオリンピック大会の個人種目について3位以内と定めておりましたが、前述の3競技及び自転車競技については、入賞まで拡大し、併せて自転車競技における世界選手権大会及びワールドカップ大会と同レベルの大会において優秀な成績を収めた者も本制度の応募資格対象者とすることとし、第88回生徒募集(3月14日応募締切り)から適用することと致しました。


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問合せ先:日本競輪学校 学務課 0558-79-0111