本日は日本競輪学校において、第100回生卒業記念レース2日目が開催されました。
朝方は雪が散らつくあいにくの空模様でしたが、午前中に準決勝3レースが行われ、午後の決勝に進出する9生徒が決まりました。昼頃には雪もやみ、太陽も顔を出す中、卒業記念チャンピオンを決める決勝が争われて、見事に第100回生の卒業記念チャンプに輝いたのは、ゴール前で鋭く抜け出した阿部力也生徒でした。阿部選手の出身は宮城県仙台市。レース後は「被災地のためにも北日本から優勝者を出したかった」と強い眼差しで語っていました。
100回生66名は明日25日に卒業式を迎え、今年7月から全国各地でのデビューが予定されています。
なお、今回の卒業記念レース開催中、東北地方太平洋沖地震による被災者支援のため2日間にわたり義援金を募りご来場の方々から68,903円の義援金が集まりました。ご協力ありがとうございました。
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本日、午前中に行われた準決勝3レース |
準決勝6レースゴール |
準決勝7レースゴール |
準決勝8レースゴール |
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6レース
1着:伊藤裕貴、2着:木村弘、3着:阿部力也
7レース
1着:三登誉哲、2着:中山敬太郎、3着:櫻井正孝
8レース
1着:久米康平、2着:菅原裕太、3着:坂本周輝 |
生徒紹介の様子 |
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決勝戦ダイジェスト
レースは誘導以下、中山敬太郎、菅原裕太、久米康平、三登誉哲、伊藤裕貴、櫻井正孝、阿部力也、坂本周輝、木村弘で周回していく。まず櫻井が上昇して、前団で外並走の構えとなると、伊藤も上昇していき、内から中山、櫻井、伊藤の態勢になる。打鍾前に、一気に坂本がスパートして先行態勢に入ると、後位は櫻井が入り、中山は内に詰まってしまう。坂本の先行に対して、木村が捲りで巻き返して先頭に立つが、木村を追った阿部が直線で差し切って100回生卒期チャンプに輝いた。2着に久米、3着に木村が入線した。在校1位の中山は4着に終わった。 |
決勝スタート |
周回中 |
青板ホーム |
決勝青板1センター |
決勝青板バック |
決勝青板2センター |
決勝赤板ホーム |
決勝赤板1センター |
決勝打鐘バック |
決勝打鐘2センター |
決勝最終ホーム |
決勝最終1センター |
決勝最終バック |
決勝最終2センター |
決勝ゴール |
表彰式 |
優勝した阿部力也生徒 |
2位の久米康平生徒 |
3位の木村弘生徒 |
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