1月26日(日)、ジャパントラックカップII最終日成績

配信日:2014年1月27日
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ジャパントラックカップⅡは盛り上がりました!
さすが、国際トラック競技大会最終日です。伊豆ベロドロームは結構賑やかになりました。
ご来場いただいた自転車競技ファンの方々の歓声が湧きたっていました。

最終日に競輪選手が出場した種目は男子スプリント、女子スプリントの2種目です。
男子スプリントは、200mTTで中川誠一郎が10秒108の一番時計でクリア。
調子は良さそうでした。
女子の一番時計は、アメリカのエリクソン・ミッシー選手の11秒464。日本人選手の一番時計は前田佳代乃選手の11秒506。世界と戦うには、もう少しスピードが必要です。

その男子スプリントは中川誠一郎の優勝で幕を閉じました。
1-2位決定戦は新田祐大と対戦。
2本先取し優勝となりました。
2位は新田、3位は渡邉一成という結果でした。

そして、女子スプリントは何と日本競輪学校女子第3回生徒の石井貴子が2位に。
とても強いです。そして負けん気が強くメンタル面でも光るものがありました。
ガールズケイリンでデビューした際には、直に活躍する素質があると思います。
1-2決定戦では、アメリカのエリクソン・ミッシーと対戦し互角の戦いを繰り広げました。1本目は石井が先着しましたが、審判団が審議した結果、降格となりました。2本目はエリクソン・ミッシーに力負けし、2位となりました。
3位は前田佳代乃選手でした。

国内250mm屋内バンクで初めて開催された大会は、世界と戦う日本選手の活躍、ケイリン・スプリント種目での男子競輪選手の表彰台独占、そして日本競輪学校生徒・小林優香と石井貴子のニューヒロイン誕生といった素晴らしい結果でした。

7月にまたジャパントラックカップが行わる予定です。皆さん是非、国際トラック競技大会を見に来てください。
これが、オリンピックにつながる道になるのです!

詳細なリザルトについては、ジャパントラックカップ公式ホームページをご覧ください。
http://www.japantrackcup.net/
対戦を待つ選手達
対戦を待つ選手達
男子スプリント2本目のゴール
男子スプリント2本目のゴール
優勝し声援に応える中川
優勝し声援に応える中川
表彰
表彰


優勝の中川誠一郎
「2分の1決勝の河端(朋之)に勝てて良かったです。(ジャパントラックカップIのスプリント決勝で負けた)同じ相手には2回続けて負けられないので。決勝の新田(祐大)には昨年行われた天津の東アジア大会で負けているので、あの時の経験も活きていたと思うし、体力的にも二本で決めたいなと思っていました。最近、ワールドカップでふがいない感じだったので、今日いいイメージがつかめたので良かったです」

微差でエリクソンが勝利
微差でエリクソンが勝利
表彰
表彰


優勝したエリクソン・ミッシー
「ジャパントラックカップIのスプリント優勝に続き、2回も優勝ができてよかったです。私はガールズケイリンの動画を見て、トラックをはじめたので、ガールズケイリンで走るのが夢なんです」

2位の石井貴子
「悔しいです!毎レース『絶対に負けないっ』という気持ちでスタートに向かいました。でも、最後は自分の甘さが出てしまったし、もっともっとスピードも足りないし、課題がたくさん見えた決勝でした。明日から学校(の訓練)なので、もっともっと頑張ります」