第4回日韓対抗戦競輪 1日目レポート |
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配信日:2016年3月26日 |
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3月25日から韓国・昌原(チャンウォン)競輪場で第4回日韓対抗戦競輪が開催されました。日本・韓国からそれぞれ14人が参加し、合計28人から日韓それぞれの成績上位3名にもう1名をプラスして争われる決勝戦、激戦を制するのは一体誰か?
16時23分、昌原第4レースとして開催された日韓対抗戦の初戦には今回の日本チームを代表する唯一のS級S班選手の園田匠(福岡)が出場。韓国のレースは1周333.3mの5周回で行われる。 レースは残り2周から動き出し、4番のチョ・ボンチョル、2番のカン・ジンナム、5番ファン・スンホと続き先手を取る。その後ろに7番ファン・ムヒョン、日本勢は3番東龍之介(神奈川)、6番中村浩士(千葉)、1番園田と後手を踏む。内をすくった東が前団を指すが2段駆けの形となった韓国勢はカンがバックから番手まくり。東も追いすがるが粘ったカンが1着、続いたファン・スンホが2着、東は3着まで。
5レースは、スタート後、早坂秀悟(宮城)が先頭員の後ろを取り、志村大賀(山梨)、吉田敏洋(愛知)、伊藤健詞(石川)と続く。残り2周を切って6番ユン・ミンウが仕掛けレースを動かし、前に出るが、早坂も引かずに内で突っ張る。日韓共に引かずに叩き合いとなるところ、捲り頃となった吉田が6番手から最終バックで一気に先頭に立ち、伊藤が続く。この2人が後続を離してワン・ツーフィニッシュ。吉田の調子の良さが目立つレースとなった。 昌原5レース 予選1 1着 吉田 敏洋(愛知) 2着 伊藤 健詞(石川) 3着 キム・ヒョンワン 4着 志村 大賀(山梨) 5着 イ・ミョンヒョン 6着 早坂 秀悟(宮城) 7着 ユン・ミンウ
6レースは先頭員の退避後に松岡貴久(熊本)が前に出るもすぐに韓国勢がチョン・ハヌル、キム・ジュサン、ユ・テボクと続いて先手を取り、残り1周。松岡が内から3番手に上がり佐藤慎太郎(福島)がそれに続く。最終バックでキムが番手から飛び出し内松岡、外ユがこれを追う。直線での争いで松岡は伸びず、押し切ったキムが1着、ユが2着、内を突いた小川勇介(福岡)が3着。
日韓戦、本日最終の7レース、4番車(誘導の後ろに付かなければならない義務がある)となった志智俊夫(岐阜)がなんとなく逃がされる形になるも、残り1周でイ・スウォン、イ・ヒョング、ヤン・ヒチョンの韓国勢の先行体制に近藤龍徳(愛知)が続く。直線で今回の優勝候補、イ・ヒョングが差して1着。2着にヤン・ヒチョン、良い勢いで近藤が伸びたものの斜行の影響を受けて3着まで。
明日は予選2が行われ、予選1の成績と合わせた成績上位、日韓それぞれ3位までと上位者もう1名が最終日の決勝に進むこととなる。 |