第4回日韓対抗戦競輪 3日目(最終日)レポート |
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配信日:2016年3月28日 |
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予選1・2と2日間を終え、いよいよ最終日、決勝戦を迎えた韓国・昌原(チャンウォン)競輪場で開催された第4回日韓対抗戦競輪。 最終日決勝前には、4レースで早坂秀悟(宮城)の逃げに乗って直線差した芦澤大輔(茨城)が1着、6レースでは、イ・ミョンヒョン、ファン・スンホの3番手で進んだ佐藤慎太郎(福島)が内を突いて外ファンを牽制、直線、中を差し切って1着と2人が勝ち星を得た。5レースでは韓国勢の4番手を追走した東龍之介(神奈川)が3着まででこのレースの日本選手最上位であった。
そして迎えた昌原7レース、第4回日韓対抗戦競輪決勝戦。 道中は、位置取りをそれぞれが変える中、3番近藤龍徳(愛知)が前を窺うところを6番吉田敏洋(愛知)が更に前に入り、吉田-近藤-1番松岡貴久(熊本)-2番イ・ヒョング-7番キム・ジュサン-5番カン・ジンナム-4番ヤン・ヒチョンで残り2周となる。 レースはそのまま吉田が残り1周半から先行する形となり、前日本勢、後ろ韓国勢で残り1周。ここからイ・ヒョングが捲りを放ち前団にぐんぐんと迫る。最終バックで近藤がイ・ヒョングの動きに横に牽制するも、外にかかっていた松岡の前輪に近藤の後輪が接触。松岡は車体故障でずるずると後退していく。イ・ヒョングは外へ振られるものの近藤、吉田の外を進み4コーナーで捲り切り、そのまま先頭でゴールし1着。イ・ヒョングに付いていったキム・ジュサン、その後ろカン・ジンナム、それぞれが流れ込んで2、3着。4着で到達した近藤は松岡の車体を故障させたとして斜行で失格となってしまった。
レース後のコメント 優勝 イ・ヒョング 「自分が優勝したのも嬉しいですが、韓国勢で上位を独占できたのが嬉しいです。吉田さんが自力のレースをしたので、自分も得意の捲りで勝負しようと思いました。日本での開催で僕が出られるのであればその時は応援、よろしくお願いします。」 5着 吉田敏洋 「自分なりに一生懸命走れたと思います。この経験を日本のレースで生かせるようにまた頑張りたいと思います。」 レース後のレセプション |