日本競輪選手養成所(所長 瀧澤正光)では、第119回選手候補生(72名)・第120回(女子第10回)選手候補生(22名)の入所式が、5月29日午前11時から静岡県伊豆市にある同所講堂で行われました。
今年度の入所式につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、来賓及び選手候補生関係者の出席をご遠慮いただくとともに、いわゆる3密対策をはじめとした新型コロナウイルス感染症拡大防止に万全を期した上で、式の規模を縮小し実施いたしました。
第119回選手候補生は、2016年ブラジルリオデジャネイロオリンピック トラック・オムニアム第14位の窪木 一茂(クボキ カズシゲ)、2019年全国高等学校総合体育大会自転車競技大会 ケイリン1位の邊見 光輝(ヘンミ ミツキ)、2019年全日本学生選手権トラック自転車競技大会 スプリント1位の山根 将太(ヤマネ ショウタ)らが、第120回(女子第10回)選手候補生は、2018年全日本選手権自転車競技大会 チームスプリント・500mTT1位の山口 真未(ヤマグチ マミ)、2019年アジア自転車競技選手権トラックレース チームパーシュート2位の吉川 美穂(ヨシカワ ミホ)、2019年ジュニア世界選手権自転車競技大会 ポイントレース1位の内野 艶和(ウチノ ツヤカ)らの多彩な実積を持つ男女合わせて94名が決意を新たに入所しました。
列席者は、選手候補生と本財団からは会長の笹部 俊雄(ササベ トシオ)が出席しました。
式典では、入所者全員の氏名が読み上げられ、瀧澤所長の式辞、会長訓辞に続き、新入生を代表して第119回選手候補生から北井 佑季(キタイ ユウキ・神奈川)、第120回(女子10回)選手候補生から吉川 美穂(ヨシカワ ミホ・和歌山)が誓いの言葉を述べて閉式しました。

◆窪木一茂候補生のコメント
もともと、リオオリンピックから日本に帰国して、強くなるための手段の1つとして、競輪選手養成所に入学しようと思っていたが、短距離選手の活躍を目のあたりにして競輪選手への思いが強くなった。
当面の目標は、ゴールデンキャップの獲得と早期卒業ですが、いずれ競技と競輪を両立をしてKEIRINグランプリの出場とオリンピックでのメダル獲得をしたい。


所長式辞

会長訓辞

入所生代表誓いの詞(第119回選手候補生の北井 佑季 (右)、
第120回(女子10回)選手候補生の吉川 美穂(左))

第119回選手候補生の窪木一茂


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