3月2日、日本競輪選手養成所JKA400にて第123回生・第124回生卒業記念レース2日目が行われ、第123回卒業記念チャンピオン、第124回卒業記念チャンピオンが決定しました。

124回生 2日目レース 予選3回戦(第1~4レース)


第123回生 2日目レース 準決勝(第6レース)

1着 8番 竹澤雅也
2着 9番 山元大夢
3着 5番 佐藤壮志


第123回生 準決勝(第7レース)

1着 1番 黒瀬 浩太郎
2着 4番 出口 謙一郎
3着 7番 浮島 知稀


第123回生 準決勝(第8レース)

1着 3番 荒川達郎
2着 1番 保田浩輔
3着 2番 斉藤樂


第124回生 決勝

発走機につく決勝メンバー

1番 竹野 百香(たけの ももか)
2番 五味田 奈穂(いつみだ なお)
3番 松井 優佳(まつい ゆうか)
4番 羽田野 愛花(はたの あいか)
5番 熊谷 芽緯(くまがい めい)
6番 谷元 音羽(たにもと おとは)
7番 神戸 暖稀羽(かんべ ののは)


スタート

残り2周

打鐘

残り1周

最終バック

ゴール


第123回生 決勝

発走機につく決勝メンバー

1番 荒川 達郎(あらかわ たつろう)
2番 佐藤 壮志(さとう たけし)
3番 黒瀬 浩太郎(くろせ こうたろう)
4番 出口 謙一郎(でぐち けんいちろう)
5番 保田 浩輔(やすだ こうすけ)
6番 竹澤 雅也(たけざわ まさや)
7番 浮島 知稀(うきしま ともき)
8番 山元 大夢(やまもと ひろむ)
9番 斉藤 樂(さいとう がく)


スタート

周回中

残り2周

打鐘

残り1周

最終バック

ゴール


表彰
第123回生 卒業記念レース

優勝 荒川 達郎(あらかわ たつろう)
2着 浮島 知稀(うきしま ともき)
3着 竹澤 雅也(たけざわ まさや)


第124回生 卒業記念レース 決勝

優勝 松井 優佳(まつい ゆうか)
2着 谷元 音羽(たにもと おとは)
3着 五味田 奈穂(いつみだ なお)



第123回・第124回卒業記念レースチャンピオン

瀧澤正光所長と




共同記者インタビュー

第123回生 卒業記念レース

優勝 荒川 達郎(埼玉)
「1周半前から切って先行しようと考えいたんですけど、思ったよりも他の候補生の仕掛けが早かったので、ムリして先行しないで優勝に頭を切り替えました。最後、前のスピードが早くて必死で、でも、自分の出れるコースの確保だけは少し外に走っていました。(優勝は)本当にギリギリで交わしたのでわからなかったです。4コーナーから浮島までの距離が長くてすごく焦りました。優勝がわかった時はホッとしました。
在所1位は嬉しいけども、プレッシャーも感じます。競技の方も競輪が強くなったり、自転車が早く進むようになるのだったら何でもやろうと思ってHPDに入りました。これからが本番だと思うし、デビューしてからすぐに活躍できるように練習も頑張りたいと思います。桑名(僚也)先輩が高校、大学で直属の先輩だったので、桑名さんに続けて嬉しいです! 関東を代表する先行選手、また、お客様に荒川を買っておけば大丈夫って言われるような選手になりたいと思います!」


2着 浮島 知稀(群馬)
「赤板からレースの展開が早くなって、後ろから見ていて前がゴチャついていて、でも、いい位置が欲しかったので内々にいって、自分のタイミングで行きました。ゴール前、届いたかなって思ったけど、外に荒川さんがいたので、どっちか結果を聞くまでわからなかったですね。2着という結果は悔しいですけど、自分のできる力は出し切ったと思うので後悔はないです。
(競輪選手を目指したきっかけは)もともと身体を動かすことが好きだったので、身体を動かす職業につきたいなって思っていた時に佐藤慎太郎さんが優勝したグランプリを見て、こういう職業もあるんだなって思って挑戦しました。関東は先行で強い先輩がたくさんいるので、自分も先行で関東を代表する選手になりたいと思います」


3着 竹澤 雅也(福井)
「前を取ろうと思いましたが、取れなく後方になったんで、前の動きを見て踏めればいいなと思っていました。後手後手になりましたが3着に入れたのは素直に嬉しいです。
競走訓練は先行でやっていました。師匠はまだ決まっていないんですけど、練習仲間の鷲田幸司さんや高間悠平さんがいらっしゃるので、鷲田さんのようにトーク力、脚もしっかり磨いていけたらと思います。近畿は強い先輩方がいっぱいいるので、前を任せてもらえるような強い走りをチャレンジから頑張りたいと思います」


第124回生 卒業記念レース
優勝 松井 優佳(大阪)
「決勝は、五味田さんが先行すると思わなかったので、そこについていくか迷ってそこは見送りました。バックから仕掛けたら負けない自信はあったので、自分の得意なところから仕掛けようと思っていました。後ろから竹野百香候補生が来ているのも見えたので、踏んだ方がいいと判断して行きました。初日の夜に師匠(陶器一馬)に電話した時にやるからには1着を目指してこいと言われたので、完全優勝できて嬉しいです。自分はあまり自信をもてるタイプではないので、どっしりと構えて走れるようになっていけたらと思います。他の人が強く見えてしまうけど、自分が自信を持って走れる時は強く走れると思うので、練習して自信をもって走れるようになりたいです。
藤田まりあ選手と山口伊吹選手は高校時代から自転車競技をしていて、その頃から仲良くしていました。2人は高校卒業してすぐにガールズケイリン選手になりましたが、私は大学で、2人の活躍を見て私もガールスの選手になりたいと思いました。(二人とは)所の受験の前に会った時に一緒に買い物にいったんですけど、すごく買っていて、私も買いたいものがたくさんあるので、私も選手になってたくさん稼いでいいものを買いたいと思いました。2人とももう活躍しているので、私も負けないようにくらいついていけたらいいなと思っています。競技の方は、今年は鹿児島国体があるので、私は高校、大学と鹿児島だったので、国体に出場できるように競技も頑張りたいです。(HPDで将来ナショナルチームを目指す)今は脚がなさすぎて、そこにチャレンジできるかはわからないですけど、タイムは出せるようにしていきたいなと思っています。
デビューしたら、自分の自信のあるところからしっかり仕掛けて、最後まで全力で頑張りますので応援よろしくお願いします」


2着 谷元 音羽(鹿児島)
「小学校の頃にトライアスロンをやっていて、その中で自転車が一番好きだったので、本格的に自転車を始めました。兄(奎心)が競輪選手になった姿を見て、自分も選手になりたいという気持ちが強くなりました。
決勝はスタートでいい位置が取れたので、そこから全力で頑張りました。
師匠(大久保聡・引退)には、小学校の時に競輪選手がやっていたキャンプに参加して、その時に師匠に会って、そこからずつちょっと会ってという感じでした。
目標は児玉碧衣選手です。どんな展開からでも勝ちにいくところがカッコいいと思いました。デビューしたら自分もどんなとこからでも勝てる選手になりたいです」


3位の五味田奈穂(千葉)
「順天堂大学の事前研修の時に自転車競技部の監督に声をかけていただき、悩んで自転車競技を始めることにしました。大学院へ進学して計6年、自転車競技をやっていて、学業、部活、アルバイトと忙しく両立が難しくて、自転車競技に燃え尽きていなかったことが悔しかったので、自転車を職業にしてもっと強い自分を見つめていきたいと思ってガールズケイリンに興味を持ちました。出身は埼玉県なんですけど、大学が千葉で自転車競技をやっていたので、千葉県に恩返しがしたいと思って登録は千葉にしました。大学の先生のつながりで野口裕史さんを紹介していただきました。
(卒業記念レース決勝は)決勝に乗った時から先行って決めてました。竹野(百香)選手が先行と宣言していたので、それよりも先に行かないといけないと思っていましたし今回は全体的に仕掛けが遅かったので、先行して確定板に乗れるようにと思っていました。2日間は持てる力を出せました。
加瀬加奈子選手も順天堂大学の先輩になりますし、意識しています。デビューしたら、自分でレースを動かして勝てる絶対的な強さをもつ選手になりたいと思います」



第123回生表彰メンバー
向かって左から2着 浮島知稀、優勝 荒川達郎、3着 竹澤雅也

第124回生表彰メンバー
向かって左から2着谷元 音羽、優勝 松井優佳、3着 五味田奈穂


《卒業記念レース結果と在所成績について》

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