自転車トラック競技日本一を決める大会である、「第93回全日本自転車競技選手権大会トラックレース」(伊豆ベロドローム)が9月6日(金)から9月9日(月)まで開催されました。
9月9日に行われた開催4日目(最終日)は、、ポイント・レース(20km)で内野艶和選手、4km個人パーシュートで窪木一茂選手、500mタイムトライアルで酒井亜樹候補生、1kmタイムトライアルで市田龍生都候補生が優勝しました。
■ポイント・レース(20km)
1位:内野 艶和(福岡・120期)
・内野 艶和選手優勝コメント
「ポイントレースを3人で走ることはなかなかないため、探り合いだった。最後まであきらめずに走って、1位になれたので気持ちがいい。この後はトレーニングを積んで世界選手権を目指す」
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(右:内野選手) |
■3km個人パーシュート
3位:内野 艶和(福岡・120期)
■4km個人パーシュート
1位:窪木 一茂(福島・119期)
・窪木 一茂選手優勝コメント
「自己ベストにはほど遠く、満足できるものではなかった。パリオリンピック後でコンディションが悪い中でもエントリーしたのは、(最終日に同時に出場した)1kmタイムトライアル(4位)でも上位に来ないとオリンピックでは勝負できないことを若い人に見てもらいたかったから。これを目標にしてほしい」
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(左2番目:窪木選手) |
■500mタイムトライアル
1位:酒井 亜樹(日本競輪選手養成所)
3位:仲澤 春香(福井・126期)
・酒井 亜樹候補生優勝コメント
「34秒台を出したかった。また、成長しているという実感が持てなかった。トラックでは初めての優勝だが満足していない」
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(右から、仲澤選手、酒井候補生) |
■1kmタイムトライアル
1位:市田 龍生都(日本競輪選手養成所)
2位:中石 湊(北海道・125期)
・市田 龍生都候補生優勝コメント
「競輪選手としてデビューするための厳しいトレーニングの成果が出た。うれしい気持ちでいっぱい。2週間前に体調を崩し、1週間練習ができなかったが、スプリントとケイリンに出場して調子が上がってきた。今後は1分切りができるぐらい強くなりたい」
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(左から、中石選手、市田候補生) |
※()内は競輪選手の登録府県及び期別を表記
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