11月18日(月)~19日(火)第127回選手候補生・第128回選手候補生 第1回トーナメント競走が、日本競輪選手養成所JKA400で実施されました。2日間候補生たちはゴール線まで懸命にペダルを踏みました。
【第127回選手候補生】
決勝戦メンバー
1番車 市田 龍生都
2番車 尾野 翔一
3番車 三神 遼矢
4番車 丸山 留依
5番車 椎名 俊介
6番車 馬越 裕之
7番車 邊見 竜馬
8番車 岩辺 陸
9番車 安達 光伸


レース展開
号砲に合わせて5番車 椎名俊介が飛び出し、先頭員の後ろへ。隊列は5番車 椎名俊介、7番車 邊見竜馬、8番車 岩辺陸、2番車 尾野翔一、4番車 丸山留依、3番車 三神遼矢、1番車 市田龍生都、6番車 馬越裕之、9番車 安達光伸という並びとなり、周回を重ねる。第3周回第2センター付近より岩辺、尾野、三神が上昇開始し、レースが動き出す。第4周回第1コーナー付近で先頭員が退避し、三神が先頭で打鐘を迎える。
三神の後方でタイミングを見計らっていた市田が踏み上げ、第4周回ホームストレッチ付近で先頭に出切る。市田の先行で最終周回を迎え、最終周回第2コーナー付近より最後方にいた丸山が発進。猛烈なまくりで梯団を飲み込み、そのまま1着で入線した。最終周回第3コーナー付近で丸山の後ろに切り替えた安達、尾野が2着、3着の入線となった。


優勝者コメント(丸山 留依 選手候補生)
自分が優勝できると思っていなかったのでうれしいです。決勝では中段の位置を確保し、最終周回バックから仕掛けようと思って走りました。しかし、最初から速いペースで後方になり焦りもありましたが、バックから良いスピードでまくることができました。最終周回4コーナーで先頭が見えたので、「届くぞ」と思いゴールまで踏みました。今回のトーナメントでは予選から一度も先行ができなかったことが心残りです。デビュー後は勝ちにこだわりながら先行で活躍できるように頑張ります。

トーナメント風景

トーナメント風景

トーナメント風景

決勝

優勝
丸山 留依 選手候補生(静岡)

2着
安達 光伸 選手候補生(岐阜)

3着
尾野 翔一 選手候補生(福岡)

上位3名
左から安達候補生、丸山候補生、尾野候補生


・競走結果(準決勝・決勝)
・競走成績一覧

【第128回選手候補生】


決勝戦メンバー
1番車 酒井 亜樹
2番車 北岡 マリア
3番車 岩元 杏奈
4番車 半田 水晶
5番車 岡田 優歩
6番車 千葉 捺美
7番車 今西 瑠花

レース展開
号砲に合わせて7車一斉スタート。Sを取りに行ったのは5番車 岡田優歩、その後ろは1番車 酒井亜樹、2番車 北岡マリア、4番車 半田水晶、7番車 今西瑠花、6番車 千葉捺美、3番車 岩元杏奈の並びで周回を重ねる。先頭員が退避すると岡田と半田が先行争いを繰り広げ、第3周回ホームストレッチ付近で半田が先頭へ出切った。捲り頃を見計らっていた酒井が最終周回第2コーナー付近より発進。第2センター付近で先頭に立つも酒井の後ろから北岡がゴール前で強烈な追い込みを見せ優勝。北岡の後方に位置していた千葉が2着、3着には酒井が入線した。

優勝者コメント(北岡 マリア 選手候補生)
今回は優勝できてとても嬉しいです。決勝では酒井候補生とゴール前での勝負になると考えていました。実際に考えていた通りのレース展開になったので良かったです。今回のトーナメントでは勝ちにこだわって走っていたので優勝できたことはよかったですが全体的に消極的なレースとなってしまいました。今回優勝できたからこそ、これからはレースの内容でも強いと思ってもらえるように、積極的に動いてレース展開を作っていきたいです。

トーナメント風景

トーナメント風景

トーナメント風景

決勝

優勝
北岡 マリア 選手候補生(石川)

2着
千葉 捺美 選手候補生(群馬)

3着
酒井 亜樹 選手候補生(大阪)

上位3名
左から千葉候補生、北岡候補生、酒井候補生


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