『東日本大震災被災地支援競輪 函館競輪開設61周年記念(GIII)レポート』 初日編
配信日:6月11日
本日11日、北海道・函館競輪場で、東日本大震災被災地支援競輪・函館競輪開設61周年記念「五稜郭杯争奪戦」(GIII)が開幕しました。特選は山田敦也選手、菊地圭尚選手、浅井康太選手が1着でした。北海道所属選手の連勝には地元ファンも大声援を送っていましたよ。レインボーカップチャレンジファイナルは熊本の東矢昇太選手が1着で、井上将志選手、小松崎大地選手とともにA級2班へ特別昇班の切符を手にしました。明日、2日目は11レースでレインボーカップA級ファイナル(11R)が行われます。
レインボーカップチャレンジファイナルゴール
レインボーカップチャレンジファイナル表彰
なお、明日はマギー審司さんマジックショー(7R終了後)をはじめ、チャリ発電『アニマルバトルレース!』(5R終了後)、函館記念競輪レース予想会(10R終了後)が場内で行われます。さらに初日に引き続き、豪華賞品(温泉宿泊券!)が当たる未確定レース購入抽選会をはじめ、北日本の味覚が集合!『北日本フードパーク』、はこだてけいりん『ベジフル・マルシェ』、人力発電の省エネ系アトラクション『エコ・エネパーク』も大好評。週末は函館競輪でお楽しみ下さい。
<1R>
平石浩之選手
オープニングレースは松田優一が風を切って、番手絶好となった
平石浩之(写真)
が抜け出し1着。茨城勢の上位独占となった。
「松田(優一)と後ろの吉田(康弘)さんのおかげです。直前の練習でも松田はすごい強かったんですよ。作戦も後ろから抑えて一気にいく感じでした。吉田さんに前を回らせてもらったし、松田も強くて、後ろからも全然来なかったですね。これが久しぶりの1着なんです。すごく久しぶりの(笑)。ラインで上位独占出来て、これ以上のレースはないですよ。明日も精一杯頑張ります」
松田優一
が先行勝負。他ラインを完全にシャットアウトして自身も3着に粘った。
「ほとんど後ろからになると思っていたので、1回出て、それからだと思っていました。来たのも全部見えていたし、久しぶりに粘ることが出来ました。ラインで決められて良かったです」
松田に迫ったが
竹山陵太
は4着まで。
「中団いった上を叩けると思ったんですけどね。踏んだ感じも良くなかったです。4着ですか…迷惑をかけてしまいましたね。明日しっかり頑張ります…」
地元の一番手として登場した
佐藤隆二
だったが、6着に終わる。
「タイミングが良くなかったですね。ただ函館はあの外コースが伸びるはずなのに、踏んでも全然伸びていきませんでした。明日からまた頑張りますよ」
<2R>
石川雅望選手
後続のもつれを尻目に悠々と
石川雅望(写真)
が逃げ切り勝ちを決める。
「来なかったのは意外でしたけど、落ち着いてしっかり駆けられました。感触も良かったし、展開も良かったです。函館はコーナーが長い感じで、捲りもけっこう3コーナーで浮いてますね。向かい風だからホームがきついけど、前に来た時は重いイメージしかなかったので、今日はちょっと重いかなくらいの感じでした。明日からも頑張ります」
2着は
児玉広志
が入線を果たす。
「ずっと(仕掛けを)待ってましたよ。地味に勝ち上がるのが良いですから。でも今日はスイッチが入りましたね。マイソウル、魂がすごく入っていきました。昨日の夜、神山(雄一郎)さんと話をしたのもあると思います。レースは予選だろうが敗者戦だろうが関係なく、全部が勝負ですから!」
競りを凌いだ
手島達矢
が3着で一次予選を突破。
「前受けの方が、(石川)雅望も走りやすそうだったから、スタートを取りにいきました。内から(原誠宏が)来たのがすぐ分かったので、これは勝負するしかないなと思っていました。競り勝てたのはたまたまですよ(笑)。雅望と勝ち上がれて良かったし、明日も頑張りたいですね」
石川の番手を狙うも8着に終わった
原誠宏
。
「(石川が)前受けだったのが誤算でしたね。後ろから来ると思っていました。1回抑えてから来るのを待つよりは、と思っていたんですけどね」
<3R>
小島雅章選手
捲った
小島雅章(写真)
が直線抜け出して快勝。1レースから関東勢が3連勝。
「(加美山隆行が)やる気満々でしたね。モガキ合いになると思って、西(徹)君の所を決めてから行きました。残念ですけど、これでは上のレースでは通用しないですね。脚の状態も良いし、来る時もタイムは出ていました。外並走からはなかなか出ないのに、出たので感じは良いですけど、気持ちが弱いですね」
2着は
坂口卓士
が入線する。
「(加美山が)どういう走りをするか分からなかったけど、先行するというのだけは感じていました。でも小島(雅章)さんのスピードが良かったですね。バック過ぎてから来たから、自分もいかないとかぶってしまうし…。準地元ですし、まずは良かったです」
先行の
加美山隆行
(5着)。
「今日も先行をしようと思っていたし、駆けておけばカマシも来ないと思って踏んでいきました。でも、バックは獲れていたのかな…」
<4R>
松永晃典選手
荒木伸哉のカマシを利して
松永晃典(写真)
が差し切り1勝。
「ここ1カ月、引き続き好調ですね。(荒木が)タイミング良くいってくれたし、絡まれることもなく楽に追走できました。やっぱり記念で結果を残すと自信になりますからね。脚も問題ないし、4コーナーからも伸びる感じがありました。昨日、荒木と一緒に前乗りしていたので(笑)、ワンツー決められて良かったです」
間髪入れずに仕掛けてライン上位独占の立役者となった
荒木伸哉
(2着)。
「きつかったですね。最終ホームと言うよりも、ジャンからずっと踏みっぱなしでしたから。段々上がっていった感じで、これは途中で休んでもきついなと思って。でもライン3人で決まったのは良かったです。後ろの松永(晃典)さんにも迷惑をかけっぱなしだったのでね。ラインで決まったし、バックも取れたし、もう少しスピードが上がれば良かったけど、悪くないですね」
<5R>
筒井裕哉選手
筒井裕哉(写真)
が捲りで仕留めて1勝、ここもラインの上位独占が決まる。
「後ろは郡山(久二)さんですからね。無言のプレッシャーがありましたよ。牽制してまで初手にこだわっていなかったし、誰も出ないなら前からでも良いかなと。その時点で、突っ張るか、引いていくかどちらかですけど。中団で粘っても仕方がないから、仕掛けていきました。踏んだ瞬間にいけると思いましたね。函館は初めてですけど、丸い感じがして、4コーナー過ぎたらすぐゴールでしたね」
筒井マークの
郡山久二
は2着。
「ちょっ抜けるかなと思って、欲が出てしまいましたね(苦笑)。余裕はあったんですけど。本当なら抑え先行が安全でしたけど、誰も行かないので、前受けになって。ちょっと冒険の走りになってしまったけど、任せていたし(筒井は)力尽くでいってくれましたね」
3着(故入)の
酒井耕介
。
「最後の接触でチェーンが外れてしまいました。踏んでもスカスカして、もう加速する方法がなかったです…」
ゴール前で接触のアクシデントがあった
石塚孝幸
は5着。
「完全に落ちると思っていました…。先捲りしようと思っていたけど、2コーナーでもう筒井(裕哉)が来ていたので、切り替えていくしかないなと。3着にいけたと思ったんですけどね…」
<6R>
杉浦康一選手
永澤剛の先行を利して
杉浦康一(写真)
が力強く抜け出した。地元勢の1勝目を飾る。
「恵まれましたね。永澤(剛)のおかげです。あの位置から、あんな早くいってくれましたから。展開も良くなったし、口には出さないけど、『函館、函館!』と思いながら走ってました。緊張しましたし、地元はそんなに走れるものでもないですからね。それに記念は、なおさら大きいですし。まずは良かったです」
北日本ライン3番手から
金古将人
が2着。
「バンクが重かったですね。流れる感じがしなかったです。それに前の杉浦(康一)さんが小さすぎ(笑)!風がバンバン僕の所にきたし、小さいから永澤(剛)の尻まで見えてましたからね。でもまずは突破できて良かったです。明日も頑張ります」
3着は
中谷渉
が直線でシャープに伸びて入線する。
「飛びつきか4番手の作戦でした。4番手に入ったから捲ると思ったのに、なかなか出て行かなくて。何度も行こうと思ってしまいました。最後は意地でいきました。2着までにはいけると思ったんですけど、外並走だった分、届かなかったですね」
先行した
永澤剛
は4着。
「ずっと踏んでいたから、きつかったですよ。練習してきたから良いと思ったんですけど、ちょっと疲れがありましたね。明日はもっと良くなると思います」
<7R>
一丸安貴選手
絶好の展開をものにした
一丸安貴(写真)
が1着で不安を払拭する。
「良い展開になりましたね。抜群の展開です。4日間、あんな感じの番手が良いですね(笑)。4コーナーから回すだけで、すんなりだったし、楽でした。今回はそんなに練習が出来ていなくて不安だったけど、1着が取れて気持ちも楽になりました。1着は本当に大きいですね。ありがたいです」
捲った
高橋和也
が2着で愛知ワンツーを決める。
「展開が向きましたね。車間切っていたし、突っ張るなと思っていました。中団の取り合いにはならないだろうし、前が踏み合ったので、どっちかが出切ったら、流れると思っていたので落ち着いて走れました。踏んだ感じも良かったです」
鈴木雄一朗
は小林弘和の突っ張りで脚をロス、出切るも結果は9着大敗。
「抑えるのが遅いと言えば遅いんですけど…。遅いから踏まれたんですよね。もっと後ろからも吹っ飛んでくると思っていたら、来ないし…。9(高橋和也)との勝負と思っていて、ちょっと意識しすぎましたね。」
<8R>
鳥越靖弘選手
近況好調の
鳥越靖弘(写真)
がここでも好展開を活かし1着。
「展開が良かったですね。竹田(和幸)も強かったですし、余裕もありました。最近は本当に調子が良いです。前回は112着だったんですけど、強い若い子のうしろに付いて行けたしね。成績が良ければ点数も上がるし、良い位置も回れるようになりますから。チャンスをいかして、明日も頑張りたいです。もう一踏ん張りなんですよ。いつもこの辺までは来るのに、すぐ100点を切るくらいまで落ちてしまう。明日はなんとか頑張って、準決勝に乗りたいです。超一流と当たっていないですからね。函館も好きなバンクです」
捲った
竹田和幸
が2着。
「中途半端に突っ張ったので、モガキ合いになるのかな、これは良いなと思っていました。余裕がなかったけど、力が入るだけ良かったです。4着だと思ったら、意外に詰まっていきましたね。脚はないけど展開に恵まれました」
地元の期待も高かった
中村敏之輔
だが、先行も5着。ギリギリの二次予選進出となった。
「風はないけど、軽くはなかったですね。三上(佳孝)さんの動きが微妙で、ギューンと来なかったし、分からなかったです。気持ちはいつもと変わらないつもりでいるんですけどね。ゴールした時、数を数えてダメだと思ったので、残れたのは良かったです。明日頑張ります」
<9R>
東矢昇太選手
9レースはレインボーチャレンジファイナル。一発勝負を制したのは、熊本の東矢昇太。今まで惜しいところで特班を逃してきたが、在校1位の実力者が最後にきっちりと決めて見せた。
森山智徳の番手から捲りに出た
東矢昇太(写真)
が1着。
「最初詰まっていたので、どうするかと思ったんですけど、森山(智徳)さんがいってくれたので、そのおかげです。とりあえず九州でワンツーが決められたのが良かったです、もう少し自分に力があれば、森山さんとも決められたかもしれないですけど、そこは力不足ですね。自分のライン以外では辻中(国宏)しか見てなかったです。ギリギリ、最後の最後ですけど特班出来て良かったです。チャンスはあったのに、全部自分が潰してしまいましたからね。まだまだ脚が足りないですけど、1・2班戦でも頑張りたいと思います」
2着は
井上将志
で、九州ワンツーが決まる。
「森山(智徳)さんがいってくれて、それで僕たち2人が残ったので、めっちゃ感謝ですね。辻中(国宏)が内に詰まったし、展開的にも良かったです。特班出来て、良かったですね。4コーナーで膨れたし、バックを踏んでしまって、ちょっと脚は余した感じにはなりました。おいしいところだけもっていこうと思ったんですけど、東矢にやられました(笑)」
3着は直線で伸びた
小松崎大地
が入線。特班切符を掴んだ。
「特班を決められて良かったです。埼京と九州を並べたくなかったから間が欲しかったけど、獲れなかったので。1車なら入れてくれると思ったんですけど、後ろも付いてきたから、九州は3人いるし、あそこで粘りました。単騎はどこかしらで動かないとチャンスはないし、最後は思い切っていくしかないと思っていました。力の無さも実感したので、また練習して頑張ります」
混戦の中、最終的にバックを取ったのは
猪俣康一(4着)
だった。
「反省ですね。作戦は先行争いすると思っていたから、その上を叩こうと。何となく考えた通りには行ったけど、力不足でした。攻める気持ちが出せたし、そこは自信になりました」
各ラインから警戒されていた
辻中国宏
は先手を奪えず9着に敗れる。
「全然ダメでしたね。タイミングは間違っていなかったと思うんですけど、体の反応が…。次はルーキーがあるので、馬場(和広)君と一緒にリベンジ出来るように頑張ります」
<10R>
山田敦也選手
目標の山崎芳仁が不発と見るや
山田敦也(写真)
が空いたコースを突いて見事に抜け出す。
「たまにはこんなメンバーでも1着が獲れるものですね(笑)。山崎さんと呼吸があっていましたね。付いて行くのも楽でしたよ。踏んだ時に、山崎さんの1着だと思ったんですけど、神山(雄一郎)さんの牽制もあったから、いかせてもらいました。自分の中では冷静に走れましたよ。山崎さんの後ろだったし、こんなレースは狙って出来ないですよ(笑)」
木暮安由マークの
神山雄一郎
が2着。
「木暮がいってくれましたからね。木暮のおかげです。(山崎が)外にいっていたけど、あそこは牽制しないといけないですしね」
3着は
市田佳寿浩
が入線。
「(中村)一将との2車だったので、任せていました。一将はダッシュに自信あるだろうし、安心して付いていました。木暮が来たのは分かったけど、どこで踏んだのかは見えて無くて、行かれてしまいました。終わった後に、出切られたことに一将も悔しがっていました。最後は視界が開けていた感じでした。山田君も良いスピードで来ていたから、捕らえられなかったです」
カマした
木暮安由
は4着に粘る。
「神山(雄一郎)さんは仕事を絶対にしてくれますし、ライン3車でしたからね。行ければ良いなと。カマせたことは良かったと思いますよ」
捲り不発に終わった
山崎芳仁
(8着)。
「踏んだ感じは悪くはなかったですよ。外に行っているのに、さらに来たからね、越えられると思ったんですけど…。明日また頑張ります」
<11R>
菊地圭尚選手
捲った佐藤友和の番手から
菊地圭尚(写真)
が鋭く伸びて1着。地元選手が特選を連勝した。
「伸びましたね(笑)。緊張はしますけど、ファンが味方になってくれているというか、リラックスして走れたと思います。声援が集中させてくれましたね。調子は問題ないです。明日も集中して頑張ります」
佐藤友和
は2着でライン上位独占。
「後ろからは嫌でしたけど、仕方ないなと。意識してどこから踏んだわけではないですけど、ラインで決まったのは良かったです。でも、やりあっているんだから、勝ちパターンだったのにスピードは物足りないですね。差されてもいますからイマイチですかね」
北日本ラインを追走した
高橋大作
が3着。
「3番手で付いて行っただけですよ。友和は3コーナーくらいから踏んだんですかね。もっと絡まれていたらやばかったですけど、余裕はありました」
8番手から巻き返しを狙った
海老根恵太
だったが7着。
「あのまま金子(貴志)さんが駆けたら8番手になってしまいますから、行ったんですけどね。シューズを新しくしたのもあるし、踏み出しは良かったんですけど、流れてくれなかったです。行けなくて情けないです」
<12R>
浅井康太選手
中団から
浅井康太(写真)
が捲り一閃で初日1着と好発進。
「いやー恵まれましたよ(笑)。矢口(啓一郎)さんがいたので、上を叩きにいくのならモガキ合いになると思っていました。でも踏んでこなかったので、これは捲り追い込みだなと。もっと感じが良くなれば良いとは思います。もう少しッスね」
北津留翼マークから
大塚健一郎
が巧みに2着。
「止めないと番手を回っている意味が無いですからね。疲れはややあります。本来ならあそこから浅井(康太)を交わすくらいでないと。これが今の実力だと思います。でも感覚や間合いは徐々に良くなっていると思います。明日も考えて、頑張ります」
3着は
小野大介
が入線。
「2コーナーで全開で踏んでいたし、良いスピードでしたね。自分は離れて付いて行ったので。前が持って行かれた時に、勢いで内にいってしまいました」
伏見俊昭
は4着に終わる。
「煽りがあって戻った時に、ちょうど(大塚に)当たってしまいましたね…。コーナーに入っていたから、前にも入られてしまって…。明日、また頑張ります」
<レインボーカップA級ファイナル(12日第11レース)>
片折亮太選手
野本翔太選手
3着までがS級昇級となるファイナル。まず注目されるのは勝負駆けとなる
片折亮太(写真)
と安藤孝正のタッグだろう。
片折は「ちょっと疲れが出て調子は良くなかったんですけど、しっかり練習をしてこれたとは思います。S級点を取っていませんから、レインボーカップは意識していました。相手は知っている人ばかりですけど、いけるところから3着以内に入れるように頑張ります。一発決めたいです」。安藤も「初だけど、レースはいつも見てます。(片折は)積極的だし、自分もS級点を取れていないので、2人で決められるように頑張りたいですね」
もう一人勝負駆けとなるのは
野本翔太(写真)
。矢野昌彦の同期ラインで特昇を狙う。
「選手になってから調子が良いという時期がないんですよね。今も普通の調子です。ここに向けてずっとやってきたし、チャンスはあると思うので、そこを狙っていきたいです。でもチャンスは一回くらいでしょうね」。大ギアでブレイク中の矢野は「昨年の8月くらいからギアをあげて、S級の流れのまま来ている感じですね。明日もいつも通りのレースです。逃げて良い着が取れるのが一番ですね」
佐川翔吾
もいつも通りの積極策で勝負に出る。
「函館はちょっとホームで風がありますね。調子は徐々に良かった頃に戻ってきていると思います。明日も無理矢理な仕掛けはないですけど、いけるところからいつも通り仕掛けていきたいです」
松谷秀幸
も一発を狙って大きくアピールしたいところ。
「調子は悪くないけど、良いとも言いきれない感じです。練習はしっかり出来ているので、感覚的なものですね。明日は相手も強いので、展開に応じてやっていきたいです。みんなギアを変えたりしてくると思うんですけど、自分はいつも通りです」。マークの須藤雄太も全幅の信頼で付いて行く。「全て任せます。体調ももう大丈夫です。調子は良いけど、来々期の点数が余裕無いので、取りたいですね」
山田和巧
はギアを下げて、乱戦を制するか。
「脚は仕上がっていますけど、こういうレースは運も大事ですから。それを呼び込む準備はしてあります。佐川君の3番手も考えたけど、位置は今のところ決めずに、あとは顔見せなどの雰囲気で。極力、最終バック5番手以内にいられる位置ですね。穴党の穴党は注目して下さい」
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